グリーンツーリズム
都市生活者の農業体験旅行

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グリーンツーリズムはまだ日本では聞きなれない言葉ですが、都市生活者の田植えや稲刈りなどをする農業体験のことをいう。実際には農業だけではなく、農山漁村に行って農林漁業体験をし、生産の方法や環境などのことを理解してもらうというのが始まりで、欧米では以前から盛んに行われている体験旅行。


コンクリートジャングルで必死のサバイバルを続けているビジネス戦士とそのご家族の皆さん。美しい棚田で田植え、除草、稲刈り、脱穀を楽しみませんか?
蘭島(あらぎしま)や輪島の美しい景観に感動し、全国に1000個所といわれている棚田に興味がわき調べてみました。

縄文棚田でつくらっしゃい
http://homepage2.nifty.com/ecofarm/index.htm

福井県三方郡三方(みかた)町の棚田(たなだ)オーナーを募集することを目的に始まりました。
今年は無農薬米の他に古代米の赤米も栽培しています。

長野県更埴市(こうしょくし)「棚田貸します制度」
http://www.city.koshoku.nagano.jp/Tanada/Tanada.htm
更埴市では3年前から「棚田貸します制度」をスタートさせています。1区画100平方米3万円で、収穫米(20kg)は全量会員のものになります。今年の5月の田植えには約400人が参加したそうです。
ここは「姨捨(おばすて)・田ごとの月」として古くから観月の名所として有名で、文化財保護法の定める「名勝」に指定されています。首都圏からのアクセスも魅力です。


新潟県松之山町水梨「稲刈り体験ツアー」
水梨は「水なし」からきているそうで、場所によっては「天水田」と呼ばれる、溜池潅漑を行っています。幻想的な景観が楽しめます。
9月27日(土)〜28日(日)には稲刈り体験ツアーが企画されています。きのこや山ぶどう狩りも含め1泊4食、宿泊込みで、大人14,000円、子供(小学生まで)12,000円です。
問合せは、松之山町役場振興課(02559-6-3131 佐藤さんまで)。


高知県梼原(ゆすはら)町 「棚田オーナー制度」
http://www.pref.kochi.jp/info/city/town40.htm
最後の清流、四万十川(しまんとがわ)の源流にあります。年間会費は、しまんと川に掛けて40,010円。平成6年度は30のオーナーが家族を含め145名参加したそうですが、各地区で棚田オーナー制度が増え、今は苦戦しているようです。


奈良県明日香村 「棚田オーナー制度」
高松塚古墳などの遺跡で知られる明日香村の飛鳥川上流の稲淵地区。ここは川を挟んですべてが棚田。年会費4万円。観光地に近いので人気があります。
ここでの農業体験記を、明日香村が好きで、バイクが好きなご夫婦が「陽&HIROのばいくっくLIFE(http://www1.kcn.ne.jp/~yunde/)」というHPに綴っています。

旅行会社のはとバスが農業体験ツアーを企画
新潟県大和町で2泊3日の本格的農業体験ツアーが7月下旬から8月上旬まで行われる。地元産コシヒカリとすいかの食べ放題で交通費、食費込みで大人1万円、子ども(小学4年以上)8千円。初日は到着後夕刻まで農作業。2日目は昼食・昼寝をはさんで5時間の農作業の手伝いをする。
問い合わせははとバス


新潟県吉川町で棚田の守り手募集
棚田は小さな面積の田が集まったところで、農機具が入りにくいことや加えて、農家の高齢化や過疎化していることで徐々にその数を減らしている。しかし、棚田の価値を見い出そうという動きが始まったりしているなか、グリーンツーリズムをいち早く始めた新潟県はいろんなところで、この農業体験を企画している。
吉川町はその一環としてオーナーの募集をしている。吉川町は新潟県の中でも美味しいコシヒカリが栽培される地域としてランキングされるところ。ここで、5月には田植えと9月には稲刈りに参加してもらい、収穫のあかつきには新米のコシヒカリ玄米60kgがもらえるという美味しい企画だ。途中の日常管理は地元の農家が行うが、オーナーなので草取りやあぜ刈りなどの作業にも参加できる。
オーナーの条件は
田植えと稲刈りに参加できる人。
宿泊と交流費として大人9千円、子ども6千円。
日常管理費として3万円。
問い合わせは吉川町役場 Tel.0255-48-2311  産業課まで。

1999年のオーナー募集は好評につき閉め切ったそうだが、産業課へ登録しておけば来年の案内を送ってくれるそうだ。

棚田オーナーだより
皆様が植えたコシヒカリがあれから1カ月たち、スクスクと育っております。という便りが吉川町棚田事務局より届きました。ドロオイムシやイネミズゾウムシという葉をすじ条に食べる害虫が少し出てきましたが大勢に影響はないでしょうということです。でも雑草が出てきたので、6月19日に草取り体験をしますとのこと。JA吉川の山本さんからの便り(99.06.08)です。


岡山県で農業体験研修生の募集
岡山県では新規就農者を求めて、1ヵ月間の本格的農業体験研修生を募集している。
今年の研修は9月、10月のうち約1ヵ月間、農家にホームステイして農作業を体験する。水稲、野菜、など5コースあり。農家になる決心がつけば、約2年間の実務研修も受けられる(この間給料が出る)。
募集の条件は
岡山県に就農しようとする55歳未満の非農家出身者
定員は30人。
申し込み期間は6月30日まで。
問い合わせは岡山県 Tel.086-224-8161

93年にスタートしたこの農業体験研修生から36人が農家に転身している。



山口県むつみ村の協同生産方式の募集
山口県むつみ村で、コシヒカリを300坪の田んぼ(約10アール)単位で協同生産してもらう人を募集。 300坪当たり450Kg(7,5俵)ほど収穫されるので、300坪で ご契約頂いた場合、天候不順などの影響で不作になった場合でも、450Kgは保証 いたします。協同生産者は田植えの参加と秋の収穫時期には収穫祭がある。 田んぼの管理状況・稲の生育状況は電子メール・ホームページにて 順次お知らせてくれるが途中の草取りなどの参加も自由。
募集の条件は
10アールあたり¥225,000(税別・送料別)になります。
対象は個人、グループ、企業、団体
申し込みは4月10日まで受け付けますが定員になり次第うち切ります。(99年度分は終了)
問い合わせはE-Mail nosin@mutsumi.com
電話 08388-8-0475・FAX 08388-8-5010  (有)アスクむつみ21 担当 矢次・伊藤
http://www.mutsumi.com/no-en/no-en1.htm

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