天皇陛下のお米
東京のカオスで育てられたお米

東京のまん中にある皇居(巨大な森)を「カオス」だといったのはレビィ=ストロースだったか。そのカオスの中では様々な鳥や昆虫、植物が生息し、人の脅威を受けることなく自由に育っているという。その中には田んぼもある。陛下は毎年ここで田植えをなさる。99年という年も、いつものように6月下旬に御自ら水田に入り、苗を植えられた。お米はうるち米のニホンマサリともち米のマンゲツモチの2種類。計100株だそうだ。

一株から約600粒のお米がとれる。ご飯にすると飯茶碗に4分の1。つまり4株で茶碗一杯のご飯になるということだ。うるち米を50株として30000粒、約12茶碗分のお米が秋には収穫される。これは新誉祭(にいなめさい)などに使われるということだ。
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