アイガモ農法
つらい除草作業をアイガモがやってくれる。

無農薬でお米を作る時に一番大変な作業が草取り。取っても取っても次々に生えてくる雑草の生命力を呪ながら、炎天下での作業は想像を絶するものがあります。そこでどうしても避けられないのが除草剤の使用。1回の使用で低農薬栽培米が多いのはそのため。それほど草取りは大変な作業です。

水田に生息する生物はアイガモのエサ
アイガモが水田に生える雑草やオタマジャクシ、タニシ、ウンカなどをエサとして食べることを利用して、アイガモのヒナを水田に放し飼いにする方法をアイガモ農法という。これは特殊な方法でも何でもなく、豊臣秀吉の時代からあったそうで、農薬などは使わない天然の除草方法である。除草剤を使わないので、無農薬栽培としてお米ができるので日本全国のあちこちで行われ始めている。
アイガモがエサを食べる。水田の水をかき回すことで酸素供給を増やし稲の根を丈夫にする。フンはそのまま有機質肥料となり稲に還元。米の収穫後には、成鳥させてアイガモの肉として販売と、一石三鳥も四鳥も兼ねる素晴らしい農法なのだそうです。ただし、アイガモを外敵から守るために、水田に柵を巡らしたり、電気柵で囲むなどをしなければならず、栽培コストが少し余計にかかるのが欠点といえるか。

アイガモ農法の農家を見に行く竹ノ原農園

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