今年は、昨年参加できなかった息子を加えた家族5人に長女と息子の友人を加えた7人でグアム島へ行きました。当初は家族5人と息子の友人の6名の予定で、3ベッドルームのコンドミニアムを1室予約したのですが、昨年と同様に長女の友人が参加することになり、追加して1室を予約しました。今回も、航空券・ホテルは別々に予約の個人手配旅行です。家族3人の航空券は私と妻のマイレージでの特典航空券、その他はJAL悟空をインターネットの予約で手配しました。
出発の1週間前、ホテルから、最上階12階の5ベッドルームのプレジデンシャルペントハウスルームに空きがあり、予約した3ベッドルームのオーシャンフロントルーム+2ベッドルームの料金で使用可能との連絡があり、即座にOKの返事を出しました。通常だと2部屋の合計室料の2倍を超える料金で、広さも2倍以上の特別室で、しかも最上階のオーシャンフロントなので、申し分ありません。
3月1日早朝、車で自宅を出て渋滞もなく7時過ぎに予約した成田の駐車場に到着、気温は2℃でした。南の島に行くので薄着のため寒い!!!。ターミナルでNEXを使った息子とその友人と合流後、チェックインしました。この日から、成田発の便すべてで液体物の機内持ち込み規制が厳しくなり、セキュリティチェックは長蛇の列ですが、出国審査は待ち時間もほとんどなくすぐに終了しました。セキュリティチェックが厳しくなりましたが、免税店で買った物品についての機内持ち込みは制限がなくなり、この際とばかりに、シャンパンを3本も買ってしまいました。
JO941便で定刻10時に成田を出発、グアム空港では昨年までと異なり入国審査での指紋と顔写真照合がなく、現地時間で午後3時半にはホテルへチェックインできました。今回滞在する部屋は昨年のオーシャンフロントルームの1階上の部屋で、海側のベランダも同一の造りです。アンテナは、今年はFOで使用した釣り竿と6m長のワイヤーを設置しました。設置用条件異なるのですが、FOと同様に、7MHzから50MHzまで、18MHz帯をのぞいてチューニングが取れました。18MHz帯はアンテナ長とチューナーとの相性が悪いようです。18MHz帯については、持参したATAS−25を設置しました。このアンテナはマッチングコイルを動かして同調をとるタイプなので、単一バンドで使用する場合、一度マッチングをとれば再調整は不要です。
アンテナをトランシーバと接続したところ、昨年と同様に、かなりのレベルでノイズが受信されます。その後、アンテナの位置を変更、あるいはエレメントを水平にしたりしたのですが、大きな改善はできませんでした。このノイズはホテル内の電気設備が発するものが主のようで、時間帯によってかなり変化することがわかりました。
ベランダからの眺め

この日は、現地時間で夕方5時半頃7MHz帯SSBでYVのCQがよく聞こえ、コールしたところコールバッがあり、レポート交換はできたものの、こちらの移動先(KH2/)がコピーできず、完全なQSOには至りませんでした。しかし、6m長のアンテナでの7MHzが思いの外よく飛ぶので、明日以降に期待が持てました。6時からは、昨年と同様に、予約したホテル内の焼肉食べ放題レストランで大いに盛り上がり、夕食後は、スーパーマーケットで、翌日以降の飲み物・食べ物の買い出しをしました。
2日は、夕方21MHzで運用をしました。ノイズレベルがかなり高いため、強力に入感する局のみ10数局とのQSOで、7時から夕食でQRTです。夕食後、現地時間で10時過ぎ2局のEUと14MHzで交信できました。この日、グアムで働いているというKH2/JE1xxx局とQSOしたところ、タモンビーチのウエスティンホテルのビーチにダイポールアンテナをあげて運用しているとのことでした。4日の夜ウエスティンホテルへディナーで出かけたとき、アンテナをみることができました。椰子の木の間に張ったダイポールアンテナはまさに”南の島運用”でした。
3日は土曜日です。しかし、午前中からARRLコンテストが始まり、14/21MHzは出づらく18MHzでの運用でした。午後からは14/21MHzでW方面は開かなくなったので、ノイズレベルの高い中、CQは出さずに21MHzを聞いていました。夕方の7MHzもコンテスト参加局のCQ以外は聞こえず、期待はずれとなってしまいました。この日はDXバケのアイボールでのみあったことのあるOMと初めてQSOできました。
4日は、日曜日なのでノイズさえ下がればかなりのJAと交信できると期待していたのですが、午前中はノイズレベルが高く、あきらめていたところ、現地時間の正午頃からノイズが下がり、21MHzで十分に楽しむことができました。4時半から外出する約束があったので、仕方なくQRTとなってしまいました。
5日は帰国日です。この日もまたまたノイズレベルが高く、早々にアンテナの撤収を始めました。アンテナ類は主にタフロープを使用して固定していますので、撤収は比較的簡単で、短時間に終えることができます。正午にホテルをチェックアウトし、JO942便で帰国しました。成田は雨で、レインボーブリッジが強風で通行止めの中、夜8時半帰宅しました。
無線機 FT−857D
ヘッドフォンステレオ 2分配コネクタ付き
電源 MFJ製 13.8V 25A スイッチング電源 100/200V切替
アンテナ 6m長ワイヤ with FC−40 & ATAS−25
テーブルタップ 3m
SSTVインターフェース 6pin Mini DIN 自作 今回は使用せず
PC Let’note CF−R3
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グアム島運用記 2007
KH2/JH1WXT KH2/JR1WMO