How to スロットカー
フィッティングトリガー取り付け
トリガー本体取付
トリガー本体とブッシュ又はボールベアリングを用意します。

ブッシュ又はボールベアリングを両面から挿入します。
フランジがトリガーに密着するまでしっかりと挿入します。
ブッシュはメーカーによっては挿入部分が厚く、奥まで挿入できない場合のあります
ので、その場合は削って薄くします。



トリガーピンを通して、フレームに取り付けます。
ネジ穴の遊び分を矢印の方向に寄せると、接点の位置が合い易いです。
バイパス端子
黒リードワイヤーの先端を平らにして揃え、先の平らにした部分に予備ハンダを
します。

バイパス端子の写真の部分にも予備ハンダをします。
※ハンダ付けには60W以上ハンダコテを使いましょう。

バイパス端子と黒リードワイヤーの予備ハンダ部分を写真の様に接続します。
端子取付
バイパス端子に樹脂皿ネジを通して、その下に順次(下の@〜Cの順)重ねます。



重ねた状態でトリガー本体に取り付けます。この時点で、接点の位置などはまだ
合わせません。
ちなみにワイパーアームは使用するレジスターなどの接点への接触圧を考慮して
曲げを調整しておきます。
端子固定
上側の通し固定ナベネジとナットを用意します。
電子コントローラの場合、バイパス端子とワイパーアームは異なる電位になる為、
ショートを防ぐ為に樹脂ネジを使います。


ネジを通してナットをある程度締めたところで、バイパス端子の角度やワイパー
アームの位置を合わせます。その後、ネジ切らない程度にしっかりと締め付けます。

位置合わせ

全開時
バイパス端子と全開接点は平行に接触する様に合わせます。
ワイパーアームは、アームボタンがパッドの最大位置に半分以上掛かる位置になる
様にします。

ブレーキ時
バイパス端子とブレーキ接点は平行に接触する様に合わせます。
ワイパーアームは、アームボタンがパッドの最小パッドに完全に収まる位置とします。
できれば1速目のパッドとの隙間から0.5〜1mm離れる部分まで入り込むと操作性が
向上します。
ワイパーアームがその位置で、ブレーキ接点と接触する様にバイパス端子のバー
角度を曲げて調整して、写真の様な関係になる様にします。
仕上げ パッドとワイパーアームボタンが接触する部分は滑りが良くスムーズな操作ができる
様に潤滑油などを少量なじませます。
この部分は定期的に清掃と注油を繰り返して、常に状態を保ちます。

トリガースプリングを取り付けて、カバーを戻せば完了です。
PARMAコントローラはフレームのはめ合いやワイヤーの取り回しを注意しないと
トリガー動作を妨げて、ブレーキまで戻らないなどトラブルが出ますので、トリガー
をゆっくり操作しても確実に動作している状態に注意してください。


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