私の場合、テルツ少年合唱団のことは,この合唱団をモチーフにして描かれた,たらさわみち氏作「バイエルンの天使」を抜きにしては語れない。83年頃だと思うが,知人から本を紹介されて読み,テルツ少年合唱団を聴き始めた。このページのこれはこのレコード・・・的な読み方&聴き方をファンはしていたと思う。(私も何度もWingさんにエピソードの音源を特定してもらっていた。)本を読んでいた縁で,B-Sソリストのアラン・ベルギウス君のプライベートLPを手にすることが出来たのも幸運だった。
生で聴いたのは1990年。初めての,しかもボロいホールで(ごめんなさい)「とっても,楽しかった」「上手だった」と感じて,幸せな気分で帰途についたことを覚えている。聴いた人なら解ると思うが,テルツのソリストの声は強靱で,成人男子と対等に歌っても埋もれることがない。(世界各地でギャラを貰って歌っている少年たちだから当然ではある)なおかつ「少年」というプラスアルファがある。
『一人一人がソリストとして音楽的に高いものを持っている』合唱団として,異彩を放つ。
そして,最後に,大切なダソクを一つ…この合唱団の声のキーワードは『少年の心意気』。(by Hetsuji) 1999 up
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