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Lawrence and Francis Thomson sing Children's Hymns(EMI/7
EG 8821)1962年9月、Winchester Cathedral にて録音/Organ accompanient,Graham
Matthews Side A 1.God My Father 2.Child in the Manger 3.Gentle Jesus 4.Love came down at Christmas Side B 1.Jesus friend of little children 2.Once in Royal David's City 3.Away in a Manger ウィンチェスター大聖堂聖歌隊の隊員Thomson兄弟によるデュエットのアルバムで、オルガンをバックに各面の曲がメドレーのように続けて歌われる。解説には、録音された1962年当時、兄Lawrenceは11歳、弟のFrancisは9歳で、音楽一家に育ち、心理学者としても有名だった父は1962年(=録音年)に交通事故で他界)とある。EMIでわざわざ録音を残すぐらいだからバロウズ兄弟のようなスーパーB-Sを予想して聞くと、案外とかわいらしい声で、歌唱としては普通に上手いというぐらい。アルバム作成の真意はするとどこにあったのだろうか(父親の供養などもあったのだろうか)。しかし「普通に上手い」とはいっても、臆することなく出ている声、特に高音の通りの良さが気持ちがよく、不安定な部分もないので、派手に惹きつけられはしないものの、聴いているうちにそれなりの良さがじんわりと伝わってくる。A面一曲目のオブリガート(アレンジもよい)、A面2曲目(Morning has brokenの旋律)、B面のOnce in Royal David's Cityなどで、高音部分の魅力が味わえる。 (by Emu) 2004/07/04 up |