CD 2010 2011 |
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Rhys MEILYR(Sain SCD2649) 1.O! Seren Wen 2.Calon Lân 3.Ben 4.Y Darlun 5.O! Dawel Ddinas Bethlehem 6.Pie Jesu 7.Annie's Song 8.Nadolig? Pwy a Ŵyr? 9.Cariad Mam 10.Rho Fory i Minnau 11.At the End of the Day 12.Hen Hen Stori 13.Panis Angelicus 14.Y Pedwar Tymor 15.Iesu Yw 16.Bendigedig なかなかに郷愁を誘うような、穏やかで心に訴える旋律を丁寧に歌合い上げる曲で始まるCDです。ことばが馴染みが薄いのですが、割合、有名な曲も選択しています。ある程度、声量を必要する曲を、少年ならではの透明度のある声で、しっかりと歌っています。聖歌隊系の歌い方ではないところが可愛らしく、グッとくるようなボーイ・ソプラノです。ボーイ・ソプラノそのものを心行くまで堪能できるゆったり聞かせどころ系な選曲群なのも嬉しいところです。とノンビリ聴いていたら、6.Pie Jesuの第1ソプラノが驚愕の超雌鶏ソプラノでした。Rhys君は第2ソプラノ。本家版を使用した模様です。Rhysくんの少年らしい低めソプラノをデュエットで聴くとこが出来たので、良し、でしょう。16.Bendigedigにも雌鶏さんは登場しますが、女声の強引な度迫力の声量とボーイソプラノの清々しさが対比されていて、それぞれの声の種類の良さが表現されています。実はバリバリのクラシックもイケる、というアピールかもしれません。でも、ソロのときの歌唱の方がずっとずっとステキかも。そして、音が高い方が歌いやすそうです。曲によって、声のテイストが違うような気もするので、録音の時期に幅があるかもしれません。8.Nadolig? Pwy a Ŵyr?のときの声が幼げなのでそう感じました。声のコンディションがベストの時代に録音されたCDであることは間違いなく、ファンが楽しむことが出来る盤に仕上がっていると思います。 (by Hetsuji) 2016/11/15 TUE UP |