EP | ![]() |
Joh.Seb.Bach kantate 144 nimm,was dein ist,und gehe hin
Cantate no.144, Johann Sebastian
Bach Ned.Herv.Jeugdkoor-Soest Jan van Barneveld, Sopran Peter Kooy, Alt Pier Veldman, Tenor Leitung:Maarten Kooy 1A Concerto 1B Aria 2A Choral-Recitativo 2B Aria-Choral レコードジャケットのカバー写真が、表と裏(どちらがが表か裏か解らない作りで、EPレコードが2枚入っています)で、ソプラノとアルトの二人のソリストを掲載しています。 んで、アルトくんが、指揮者と同じファミリーネーム。この世界に良くある話の指揮者のご子息くん?とか邪推してしまったりして。 演奏している合唱団もどんな団体なのかわかりません。 カンタータ144番「おのがもの取りて、行け」ですね。tadaさんの紹介ページで確認しました。 なんちゅうか、洗練されたソロではありません。ハノーファーとかウィーンって感じじゃないです。モロ「原石」の味わい。合唱、あ、コラールでした、コラールもヤスリ掛けの薄い、音の表面が平らじゃなくて微妙にキラキラ自由っぽいのです。で、そこが良いのです〜。 さて二人のソリスト君、どちらかというとソプラノくんよりもアルトくんの方が好きかな。ソプラノくんは口の中で音が篭るので(高い音は出ているけれど)全集の演奏者に負ける。旋律的には洗練されていて欲しいところ。 が、コラールは音が涼しくて伸びやかで良いですね。聴いていてリラックスします。 ・・・聴いている途中で、もしかして、カンタータは洗練されていなくても、どこか野暮でもいいのかなあ、なんてちょっと思ってしまって、アルトくんのアリアを聴きなおしてしまいました。世界標準で査定すると無名のボーイ・アルトですが、「原石」故の一途さ、切々さが聴き手を刺激してきます。(by Hetsuji) 2009/1/1 up |
![]() |