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Introducing・・・MICHAEL WARD(Philips 6308 189, LP) 1973 Made in England Side 1: 1.LET THERE BE PEACE ON EARTH 2.I BELIEVE 3.DANNY BOY 4.THE EXODUS SONG 5.CLIMB EVERY MOUNTAIN 6.THE HOLY CITY Side 2: 1.AMAZING GRACE 2.TRY TO REMEMBER 3.AVE MARIA 4.O! FOR THE WINGS OF A DOVE 5.I'LL WALK WITH GOD 6.MAY EACH DAY 私がこのB-Sに感じたすべては下のEP盤に書いてあるのでそちらを読んでもらいたい。結局、最後までこの声に執着した理由も察していただけると思う。このソリストはもしかしたら腹筋が弱いのか声が震える。声もちょっと出にくい感じだ。上手、というのとは違う。達者というのとも違う。でも、歌声から歌うことへの真剣さがヒシヒシと伝わってくる。そこが良い。B-Sであるときの一瞬の大切さを自覚しているかの歌声。そこも良い。歌声に非常に謙虚な姿勢。とても良い。このLPでも決して宗教曲ばかりを選んではいないが、私には歌っている曲すべてが宗教曲の如く敬虔にきこえてしまう。伴奏のピアノやハープの音もきれいで儚いし、オーケストラもガラス細工のように美しい。少年の声だけが妙に現実的で「一瞬の存在である少年期の声」を切ないまでにアピールしている。(by Hetsuji) 2001/12/30 up |
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Michael Ward Sings(PHILIPS 6308
200) Side 1: 1.He 2.You'll Never Walk Alone 3.I'll Walk Beside You 4.Bridge Over Troubled Water 5.Beautiful Dreamer 6.Jerusalem Side 2: 1.Bless This House 2.If You Believe In Love 3.Brother Sun Sister Moon 4.Trees 5.The Story Of The Sparrows 6.At The End Of The Day 私はこの子が好きなのだ。ちりめんヴィヴラートも、この子のは全く気にならないどころか「味」に聞こえてしまう。 んでも、このLPはもしかして2枚目? Introducingよりは新しいよね?実際のところは分からないが、Introducingで印象的に登場して(たぶん)、評判が良かったから作られた2枚目じゃないかと推理するんだけれど・・・選曲が落ちるんだよね。「4.Bridge Over Troubled Water」とか「3.Brother Sun Sister Moon」とか、その時代に受け入れられていた曲を持ってきて(「3.Brother Sun Sister Moon」なんか懐かしいけど)、聴く人におもねる感じがするのだ。そこがいや。「5.Beautiful Dreamer」もダサダサ。 なんだか切なくつたない感じがするこの子には、宗教曲系が良かったのに、と思う。一瞬の声を、プロデュースしそこねた企画者の罪は重いのだ。 (by Hetsuji) 2003/10/19 up |
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Introducing・・・MICHAEL WARD(Philips 7711 054 8-track stereo) 1973 1.AMAZING GRACE 2.AVE MARIA 3.I'LL WALK WITH GOD 4.THE HOLY CITY 5.O! FOR THE WINGS OF A DOVE 6.LET THERE BE PEACE ON EARTH 7.I BELIEVE 8.DANNY BOY 9.TRY TO REMEMBER 10.CLIMB EVERY MOUNTAIN 11.MAY EACH DAY 歌い方やビブラートのかかり方がアレッドに似ている。が、アレッドよりも10年も前に歌っていた少年である。歌声は幼げだが、高音域になると大人っぽいファルセットになる。そんなにバーンと声が出るタイプではなくて、逆に(森進一さん的な?)声が全面には出てこない不思議な魅力と語りかけるような表現力がある。選曲もとても聞きやすい。7.TRY TO REMEMBERなんか懐かしくて日本語で一緒に歌いたくなる。 (最初、歌声を聞いたときに、アメリカの少年かと想像していたが、Made in Englandの文字、企画におけるソリストのバックアップの仕方から、イギリスものととりあえず分類させていただく。)(by Hetsuji) 2001/07/08 up 盤について: 実はこの録音はレコードではなく、8-track stereo のテープで入手したので再生装置がある人に依頼して MD に再生してもらって聞いた。だから、レコードのような雑音は全くないのだ。が、最初に下のレコードを聴いていたので、音楽として、どうもしっくりこない。原因はおそらく、テープの再生スピードにあると思う。もしかしたら気のせいかもしれないけれども、微妙に、本当に微妙に、なのだが、スピードが早いようだ。だから、少年の声が高めにうわずって子ども子どもした声に聞こえる。いつか、再び、音源の再生に再挑戦して、下のEPの音に近い音で聴き直したい。再生して聞こえる音は、どこかこもっていて、映画の背景から聞こえるような類の音だ。(by Hetsuji) 2001/07/08 up |
OH! FOR THE WINGS(PHILIPS 6006 340) P1973 Made
in England A: LET THERE BE PEACE ON EARTH(LET IT BEGIN WITH ME......2'34(Arr.&Con. by Alyn Ainsworth With The Mike Samme's Singers) B: OH! FOR THE WINGS OF A DOVE......4'10(Conducted by Nick Ingram With The Mike Samme's Singers) チリチリ音とともにゆったりとしたピアノの前奏が聞こえ、LET THERE BE PEACE ON EARTHの落ち着いた歌声が聞こえてきたとき、なんだか泣けそうになってしまった。地上にあるあらゆる美しいもの、木々の緑鮮やかな花々、空や雲、光や風や、可愛い動物たち・・・家族や友だち・・・穏やかで満ち足りた日々が歌声から聞こえてきたから。大切なものが歌声から溢れ、こぼれているように感じた。トレブルだけに限らないかもしれないが、大袈裟に言ってしまうと、私がB-Sに惹かれる理由の一つには期間限定の一瞬の歌声の中に時として「生命の永遠」が込められているような気がするからだ。LET THERE BE PEACE ON EARTHにも、それを感じた。 OH! FOR THE WINGS OF A DOVEは、トレブルソロの定番だが、伴奏が軽音楽ふうで耳元とで一瞬聞こえるフルートの音も洒落ている。しかも3拍子。さりげなく男声が入ってくるところも良い感じだ。ちょっとないようなアレンジのO FOR THE WINGS OF A DOVEに仕上がった。(だからこそ、O FOR THE WINGS OF A DOVEではなくて、軽音楽ふうにOH! FOR THE WINGS OF A DOVEなのかもしれないが・・・) この少年の履歴は知らないが、普通のソロアルバムにしては、伴奏を始め、企画そのものにも相当に力が入っているようだ。 このEPは、上のLPからの抜粋である。中古で届いたレコードなのでカバーが無いのが残念だった。(by Hetsuji) 2001/07/08 up 盤について: チリチリ音、プツプツ音、サラサラ音・・・気にすれば気になるだろうが、私の中で音の基本は、CDでもカセットでもなくて、やはりレコードのこの音にある。テープの音と聞き比べてみたが、音そのもののクリア度がレコードの方が、数段、上だった。(by Hetsuji) 2001/07/08 up |