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Jonathan Roberts / Boy Soprano (Brewhouse BHC 9208,
cassette) 1992 SIDE A 1.Salve Regina (Schubert) 2.A Brown Bird Singing (Wood/Barrie) 3.By the Banks, Gentle Stour (Boyce) 4. Panis Angelicus (Franck) 5. We'll Gather Lilacs (Novello) 6. Solvejg's Song (Grieg) 7. - The Golden Bird (Reger/Lockton) SIDE B 1.Cujus Animam Gementum (Pergolesi) 2.Vidit Suum Dulcem Natum (Pergolesi) 3.Where the Bee Sucks (Sullivan/Shakespeare) 4.Sheep May Safely Graze (Bach/Ellis/Tate) 5.Spring (Henschel/Nash) 6.Ave Maria (Bach/Gounod) 7.Abide with Me (Liddle/Lyte) 8.I'll Walk Beside You (Murray/Lockton) Jonathenは、ソリストを育てるのが上手なケンブリッジシャー少年合唱団の創立メンバーだったのですね。しかもお父上がAlastairともなれば、もうこの録音が出るのは成り行きとして当然みたいなものでしたね。 13歳の録音のようですが、ピアノの横に立って、歌っているかのような自然な雰囲気がする音創りです。選曲がどこか普通の英国ソリストくんと比較して違うと言うか、ちょっとひねりを入れています。声量は多い方ではないと思いますが、適度にクリアで適度にソフトで適度に装飾的にさりげなくビブラートがかる声に似あっています。朝の光に溶け始めてしまい気な透明な氷のようで、壊れそうに繊細に聴こえることもあるのですが、それも技術かも。実際には安定しています。思えば、お父上も、似た繊細タイプだったかもしれないです。私としては聴きやすい選曲で良かったです。いずれ、お父上とお子の両Robertsを、聴き比べようと思いました。(お父上のLPは押入れの中) (by Hetsuji)2016/09/16 FRI UP |