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Hear my Prayer (RENOWN NEP 869) B-S GASPAR SABVICENS GASPARくんが聖歌隊に参加したのが1958年彼8歳のクリスマスで、聖歌隊員のテストに通ったのが1960年の7月らしいです。その後イギリスにも行ったみたいです。(ナニブン外国語文盲なのでゴメンなさい。)父上は南アで有名なチェリストで母上は学校の先生ってあります。 この曲は第一級のソリスト(アーネスト・ローが例えで書かれていました)がソロパートを歌うことができるともありました。 録音年はありませんでしたが、60年代の中頃でしょうか。 普通の45回転ですが、出てくる音は78回転の趣です。採録された音そのものが技術的に貧しい音なので「本当の声や実力」を計りかねますが、オルガン、ベースになる聖歌隊、ソロと形にはなっているので、これは生の音を聴きたかったです。特にも聖歌隊のトレブルくんたちの声がこの輪郭のはっきりしない録音において、結構、爽やかだったりするのです。 さてGASPARくん、口の中(喉のところ)で音がこもっている感じです。ですが、ソリストくんにしろ、オルガンにしろ、聖歌隊諸君にしろ、まるでイギリスの聖歌隊標準仕様みたいです。オランダやカナダの聖歌隊が歌ってもあんまり宗教を感じないのですがこの盤にはそこはかとなくその背景を感じてしまいます。ある意味、私は安心して聴きました。ちなみに、聖歌隊はSt.Mark's Presbyterian Church, Yeoville, Johannesburg です。 (by Hetsuji) 2012/01/08 up |