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Art of the treble~sounds’Library (JAPAN)

Dennis ChmelenskyDennis Chmelensky





CD    Dennis (Sony 88697470012) 2009
Dresdner Kapellsolisten
Director: Helmut Branny

1.Cerf-Volant (Les Choristes) Bruno Coulais, Christophe Barratier
2.Lascia ch'io pianga (Rinaldo) Georg Friedrich Händel
3.Abendsegen (Hänsel und Gretel) Engelbert Humperdinck
4.Panis angelicus César Franck
5.Vois sur ton chemin (Les Choristes) Bruno Coulais, Christophe Barratier
6.Schlafe mein Prinzchen Bernhard Flies, Friedrich Wilhelm Gotter
7.Laudate Dominum Wolfgang Amadeus Mozart
8.Caresse sur l'ocean (Les Choristes) Bruno Coulais, Christophe Barratier
9.Ave Maria Franz Schubert
10.Bist du bei mir Johann Sebastian Bach
11.Pie Jesu (Requiem) Andrew Lloyd-Weber
12.You raise me up Brendan J. Graham, Rolf Lovland
13.Once in every lifetime Jem Griffiths, Patrick Doyle
14.The Last Unicorn Jimmy Webb
15.Moon River Henry Mancini
16.The Last Unicorn (Duett mit Michael Hirte)

 少年声ですが、艶のある女声っぽい響きも自然に出すことが出来る彼ならではの個性の特長を考慮した選曲になっていると思います。あくまでも女声っぽい響きも出せる、であって、決してカストラート的ではないので、フンパーディングも生き生きと表現されていました。
 BSファンのみならず、一般のファンにも受け入れられる声と表現を活かし、伝統曲を押さえた上で更に感覚的にも新しい部類に入るボーイ・ソプラノの名曲を、十二分に演奏させているあたり、制作サイドのプロっぽさを感じました。本当に声がキレイなんですよね~。基本的な指導をある程度の期間受けた結果の声ですよね。
 レーベルがSONY。ボーイ・ソプラノCDは、プライベートやBSを専門に扱っているようなレーベルから出ている録音が多いですが、DENNISのは、世間的な売れ筋基準を満たしているからこその、レーベル・リリースだと思われます。世間的な動向からの選曲、曲に見合う声、レーベルに見合う歌の実力、等々、普遍的に売ることを踏まえた録音でしょう。当然、伴奏にも普通にお金を掛けています。
 な~んてゴチャゴチャ言っていないで、曲の世界に浸りましょう。期待していた個人的に好きな曲はニャゴニャゴ英語が原因でイマイチでしたが、映画コーラスからの曲は彼の声に似あっていて映画コーラスのモニエくんに迫る勢いでした。 (by Hetsuji)2016/08/12 FRI UP

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(お返事は出来ないと思います)