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Les Petits Chanteurs du Causse (DISCADANSE
CD182) recording: unkonwn / direction: Michel
BOUSCAYROL 1.P.Loiseau-Op 95 de A.Dvorack: Lutece et nouveau monde 2.Hymne Sevillan: Dios te salve Maria 3.D.Barbelivien-F.Bernheim: Y' avait une ville 4.C.Ricci-D.Fraysse: Deux mille et une vies 5.G.Brassens: L'auvergnat 6.Chantons Noel 7.F.Bernheim: Noel 92 8.J.P.Lang-P.Bachelet: Les Corons 9.Y.Duteil: Prendre un enfant 10.J.Nero-F.Bernheim: Non, non rien n'a change 11.J.Ferrat: La Montagne 12.H.Simeone-K.Davis: L'enfant au tambour 13.G.Capurro-E.Di Capua: O sole mio 14.G.Monreal-Lacosta: Clavelitos 多分フランスの合唱団だと思うのですが・・・・フランス語理解不能&ネットで調べてもヒット無しのため、この合唱団の生い立ちや、国について情報を得ることができませんでした。ただジャケットの写真や、ジャケ裏にある一人一人のメンバー写真を見ると全て少年ですので少年合唱団だということは言えそうです。そして制服(?)がブルージーンズにシャツ&セーターなのでとてもカジュアルな団体のように想像します。それはこのアルバム自体が裏付けていますね。。。なぜならポップス風な曲が多いのです。でも全てがそうというわけではなく、クリスマス曲あり、イタリア民謡(O sole mio)あり、1曲目なんかはドボルザークの「新世界より」からのアレンジだったりと、びっくり箱のようなアルバムです。2曲目では”Hymne””Maria”とあるし、結構しっとりと歌い始めるので「聖歌なのかな?」とか思って聴いていると、途中で曲の調子が変わり、「オッレー、オレ、オレ、オレ〜」と勇ましい掛け声のようなものが・・・まるでサッカーの応援歌のようになってしまって不思議な感覚。しかもやたらと耳に残るときて、しばらく頭の中で「オッレ〜」と音が巡ってしまいます。楽しいです。またほとんどの曲はソロをメインにして歌われているのでソロ好きの私好み。歌い方は、アルトパートのドスの効いた地声バリバリの野太い声が印象的です。例えると、パリ木のアルトをもっと荒削りにし、さらに地声を効かせた感じ。ソプラノは芯のないその辺の子供声。テクニックを身につけてどうこうというより、全体的に無理の無い声域にアレンジし、普通に楽しく歌わせているという印象ですね。なので上手ではありませんが聞き苦しくは無く、曲のアレンジと選曲の面白さも手伝って味のあるアルバムに仕上がっています。 (by Wing) 2005/03/25(Friday)up |