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BILL DYSON SINGS (Tape Recording by Hudson's
Tape Centre, Victoria,B.C. Canada) SIDE ONE 1.ONCE IN ROYAL DAVID'S CITY 2.I KNOW THAT MY REDEEMER LIVETH(first part) 3.O THAT MY WAYS 4.(introduces the Hymn,...) 5.JESU, JOY OF MAN'S DESIRING SIDE TWO 1.PRELUDE AND BELL ALLEGRO 2.ON WINGS OF SONG 3.WHERE THE BEE SUCKS 4.THE THREE SONS 5.WEEP YOU NO MORE, SAD FOUNTAINS ボーイ・ソプラノ盤=大英帝国盤、の先入観は、数多くのオランダ盤やカナダ盤との出会いで覆ったが、今年はカナダ盤に縁が深い年だったと思う。これもその1枚。印象的なカバーでずっと気になっていた盤だった。聴いてみると、作りも演奏ももしかしたら素人の域を脱していないかもしれないが、Bill君の声の記録として、少年時代の豊かな思い出として、ソリストを大切に思う温かさを感じる。イギリスのローや後年のアレッドのようにメジャーではなくても、時代時代、地方地方にソリストが存在していただろう中の、形として声が残った幸運な1枚を、これまた幸運にも私は聴くことが出来た訳だ。そう思いながら、淡々としたソロを、厳粛に聴いた。・・・が、やはり、マイナー盤はどうしてもオルガンがイマイチなのがキビシイのだが・・・。2.ON WINGS OF SONGで、んんん?・・・ちぃ〜と外れているよ〜な気がするのは、あくまでも私の気のせいだと思うが。印象としてはとても個人的な要素にも溢れ、ただいま、ソロ練習中の趣のあるLPでもある。練習中から、表舞台にガラッと変わるみたいな演出も面白い。 (by Hetsuji) 2007/11/17 up |
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HEAR MY PRAYER / LET THE BRIGHT SERAPHIM (CCC
66) directed by RICHARD PROUDMAN SIDE ONE Introduction-Bells.Trumpet Voluntary Choirboys-O Praise The Lord Choir-The Infant King Choirboys-Ding Dong Merrily On High Soprano Solo-Biblical Song No.4 Treble Solo & Choir-Hear My Prayer SIDE TWO Organ-Toccata Op 59 Regar Treble Solo & Choirboys-Sing Praise to God Baritone Solo-The Three Kings Choirboys-Let The Bright Seraphim Choir & Congregation-Let Us With A Gladsome Mind Duet & Choir-Give Us Thy Peace タイトルやカバーからして期待してしまう盤だったが、実際には女声も混じっているし、カリヨンやナレーションで始まるイントロはクリスマスへの期待感みたいなものも感じて(クリスマスとは関係ないかもしれないけれど)信徒さんと同じくワクワクしてしまったけれど、少年声は雰囲気と努力は認めるけれどイマイチで、BILLくんてなんだか掠れてか細い声だなあと思って聴いたソプラノソロが実は17歳の女声で、実際のBillくんの声はもっと落ち着いていたけれど、でもそれなりで、何よりB面最後の曲がしっかり女声が目立っていたのにはかなりガッカリした。 どうして女声って響きが汚いと私は思えてしまうんだろう? 指揮者はボリス・オード時代のキングスで学んでいたっていうんだけれど、そりゃ、LP全体の構成はイギリスっぽくて良いけれど、アルバムカバーだって雰囲気十分で好きだけれど、実際出している音が・・・追いついていないような。ほとんど素人の領域内で歌っているような。ここが、プライベート盤やマイナー盤の危うさ、かも。でも実際に聴くまでは確かめようがないからリスクを負うのは仕方ない。(by Hetsuji) 2007/11/17 up |