おうしゅうはるか  やぶにらみけいかん  みずのかたちへん
欧州悠々    藪睨景観     水象編                      1

ゆ   みず      なが  つど        かぜ   の
行く水や  流れ集いて  風に乗り。

流れは、自然と人為の間の弛まぬ応酬を、多様に映し出して見せる舞台装置。
しばし、ロマン ロランの大河小説「魅せられたる魂」を想起。
アンネットの姓を、リベール(川)に託して名づけていたことを。


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