あおもり湧水サーベイ        三戸町へもどる

   鏡里水垢離の井戸
--------------------------
三戸町斗内
                        


 ≪ メ モ ≫


     鏡里は三戸町野月に生まれ、幕内優勝4回を数える名横綱で、町の名誉町民となっている。
     
     彼は幕下時代に再起不能と言われるほど膝を痛めてしまったが、後に故郷へ帰り大関昇進の願をかけて
     厳寒の中で水垢離を一週間務め、鏡里が部屋へ帰った後も、母親は白龍神社への参拝を欠かさなかった
     そうだ。
     それ以降、膝は順調に回復し相撲に励み、最高位の横綱まで昇り詰めることができたと言われている。

     その当時、水垢離をしたと言われる井戸が、生家の反対側に町の名誉町民の碑とともに残っている。
     
     井戸とは言うものの、蓋を開けて中を覗くと冷たい湧水が静かに湧いており、溢れた水は近くの小川に流れ
     込んでいる。

     場所は、三戸町から田子町に向かう国道104号線の左側にある稲荷神社の赤い鳥居をくぐり、熊原川に架
     かる橋を渡ってすぐの三叉路を左に進み、舗装された坂を上り、次のT字路を右に曲ると左側が開けて、石
     碑が見える。

     なお鏡里の生家は、井戸の反対側に数個の民家があり、一番奥の立派な大きい家である。
    

周辺はきれいに整備されている 名誉町民の碑 水は少しづつ湧いている



≪ DATA ≫

指  定  区  分 なし
お  薦  め  度 ◎◎◎
分       類 湧水
飲       用 不明
所   在   地 三戸町斗内柳沢27
G    P    S 北緯40.21.01   東経141.11.32 
ア  ク  セ  ス 国道104号にある稲荷神社の鳥居を入った野月地区
問   合   せ 0179-20-1111 三戸町総務課
そ   の   他 -
訪   問   日 平成24年9月30日


≪ MAP ≫


より大きな地図で 鏡里水垢離の井戸 を表示