≪ メ モ ≫
西目屋村にある暗門の滝は白神山地バッファゾーン(緩衝地帯)の名勝のひとつで、落差26m、37m、
42mの3段滝からなっている。
岩木川源流にあるアクアグリーンビレッジANMONからすぐの暗門の滝歩道コースを歩き、片道1時間
30分でいちばん奥の第1の滝に着く。
白神山地のブナ林は、純度の高さや優れた原生状態の保存、動植物相の多様性で世界的に特異な森林で
学術的にも優れた天然林であることから、平成5年12月に世界遺産に登録されている。
この暗門の滝への遊歩道の入口からすぐのところに湧水はある。
したがって滝を目指す入山者は必ずと言ってよいほどこの水を汲んでから遊歩道を進む。
ここの水場の周辺は水が湧きそうな環境になく、「水飲み場」という表現が不自然だったので、不思
議に思って管理人に尋ねてみたところ、なんと暗門川の対岸の山の中腹にその水源があり、そこから
川中を配管してここまで引いてきているとのこと。
しかしその経緯や理由はともかく、白神山中に湧く水というイメージの方が強く、飲んだだけで心が
洗われる感じがする。
近くにあるアクアグリーンビレッジでは商品化された「白神の水」が販売されているので飲み比べて
みるのも良いだろう。
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