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       岩屋の清水
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東通村岩屋
                        


 ≪ メ モ ≫


    岩屋地域は尻屋崎へ向かう最後の集落で、高さ10mほどの岩肌が海にせり出しているため、
    民家は海岸線に沿うように細長く連なっている。

    近年、この地区の尾根を利用した風力発電施設の建設が進み、既に50基以上の施設が稼働し
    ており、その光景は圧巻である。

    風力発電は年間の平均風速が6m/s以上で採算が合うそうであるが、この地域は8.9m/sの強
    風が年間を通じて吹き付ける風力発電の適地となっている。

    この集落の中心部に清水が湧いている。

    岩屋郵便局に向かって左側の階段を降りるとザーザーと水の音がし、すぐ目の前は海である。
    水は後ろにある木造小屋内の集水枡に貯められてから流れ出しているが、その方向は県道4
    号の真下となっており、恐らく冒頭の岩肌で湧いていたのを県道をの下を通して放流させて
    いるのだろう。

    水量も多く、真夏だというのに水温は10度を下回る9.8度とかなり冷たい。
    周辺はきれいに清掃され、タワシやコップが置かれていることから、集落の日常生活と密着
    した湧水であることは間違いない。
    

後ろの階段を降りる 水温は10度を切る



≪ DATA ≫

指  定  区  分 なし
お  薦  め  度 ◎◎◎
分       類 湧水
飲       用
所   在   地 東通村大字岩屋字往来78-2
G    P    S 北緯 41.23.02  東経 141.24.15
ア  ク  セ  ス 県道6号むつ尻屋崎線 岩屋郵便局の左隣
問   合   せ 0175-47-2050 岩屋郵便局
そ   の   他 -
  訪  問  日 (水温) 平成24年8月18日(9.8℃)


≪ MAP ≫


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