あおもり湧水サーベイ        東通村へもどる

       石神様の水
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東通村蒲野沢
                        


 ≪ メ モ ≫


    下北半島のど真ん中、東通村の蒲野沢の集落に湧水があると聞いていって見た。
    
    湧水の傍には大きな桂の木があり、その伝説は次のとおりであった。
 
    =かつて、村人が桂の木の下を通ると見知らぬ女が現れ、「我を神として祀らば村人に幸あらん」
     と言って立ち去った。女がいた近くに行くと、一つの石塊があり桂の木の根元から冷水が湧いて
     いた。村人はきっと桂の木の精霊に違いないと思い、祠を建てて祀った。=

    現在も少量ではあるが千年桂の根元より泉が出ている。
    この水は集落の住民により大事な飲料水としても利用されてきたそうだ。
    
    桂の近くに石神様の祀り堂があり、御神体が女性の乳首に似ていることから女性の神様と崇め、参
    ることにより乳首が豊富に出たという。
   

水は少量ではあるが絶えることはない 千年桂と石神様



≪ DATA ≫

指  定  区  分 なし
お  薦  め  度 ◎◎◎
分       類 湧水
飲       用
所   在   地 東通村大字蒲野沢字鹿橋
G    P    S 北緯 41.19.20  東経 141.18.43
ア  ク  セ  ス 東通村役場から県道6号へ向かう途中
問   合   せ -
そ   の   他 駐車可
訪   問   日 平成23年6月18日


≪ MAP ≫


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