スーツの下にはいつだってフライボックス。万年筆の代わりにフォーセップ。両ポケットのはリーダーとティペットの換えを常に持ち歩く。まるで、釣りバカ日誌のハマちゃんを地でいっているようだ。 この日の外気温は11度水温10度とややナーバス。ボート屋のオジサンから情報を集め、日の高くなった時間を選んで勝負に出る。 ちなみに私が持っているこのロッドはフェンウィックのFF856-5voyager。中学校の頃お年玉で買い、ここ赤坂見附でブラックバスとブルーギルを釣りまくったロッドだ。時が過ぎその20年後にこうしてまたここで使うとは、思いもよらなかった。なんだかロッドも嬉しそうな感じ。 |