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カタクチ君「さて、僕たち100匹で一体幾らになるでしょう。」 長井港の朝は早く、夜が明け切らぬうちに前のめりの釣り師達は出港していく。そのわけはこのイワシ買い。イワシの網引きや定置網のイワシを水揚げするのが夜明けと共に行われる。その為一番乗りでイワシ買うために、定置網の周りで待機し、順番待ちするのである。たとえ出港が朝4時だとしてもイワシが手に入らないと、海の上で朝8時過ぎまで揺られていることも良くあるんだよ。ま、前のめり過ぎると釣りをする前に電池が切れちゃうから、ここはごろっとしていたいところ。でもね、船長と仲が良いものだから、イワシ買いでお手伝いをするので、寝ていられないんです。どう?管理人とマラキンさんは立派な漁師に見えますか? |