アウトドア
  井原山 小さな秋を探しに          晴              2006−10/27
 井原山楽ちん登山口 〜1:00〜 井原山山頂 〜1:10〜 井原山登山口

 身も心も煮詰まってきたのでそろそろ息抜きをと思っていたが、何しろ今は灯りの展示会の開催中。近場で、昼過ぎには戻れる所はと言う訳で、井原山に登る事に。
 
 朝一番に工房へ行き、展示室を開けそれから井原山登山口へ。別荘地を通り、杉の植林帯を抜けると九電の送電塔の下に出る。ココまで30分弱。これから自然林の中を山頂に向かって登っていく。紅葉にはまだ早いのか、色が乏しい。今回のテーマは「小さな秋を探しに」だが、難しいな〜。
 半分諦めながら登っていくとようやく見つけた小さな秋。
 この木の回りは緑色の葉を付けた樹木が生い茂っている。まだまだこんなもんである。パチリ、パチリしながら登って行くと程なく山頂。誰も居ない。
 山頂標識に取付けてあった温度計は、12℃。日差しがあるので暖かい。珈琲を飲みながら岩の上で日向ぼっこしていると、4〜5人のおばさまたちが登ってきた。「ココで10分休憩ね」「天童山貴方と登ったかいな」「あら〜ミカン10個も持ってきてしもうた」「あそこが福岡ドームやね」「あのタワーは何かいな」 皆さんてんでバラバラにしゃべっているが、これで会話が成り立っているようだ。恐るべしおばさまパワーである。
 このままココで昼寝をと思ったが、今は展示会の最中。日向ぼっこで充分身体が温まったので下山開始。小さな秋を切り取りながら戻っていたら、登る時より時間が掛かってしまった。里山の秋はやっぱり11月だな。又来よう。

別荘地の道路脇で見つけた最初の小さな秋 「紫苑」





カエデの葉も梢の上の方だけ色付いている






マユミの実 正確には「コマユミ」の実





ブナの木に巻き付いたツタ(ヤマブドウか?)も赤く色付いている





これは何の紅葉だろう(白木)の葉に似ているが





小さい秋の見本のようなカエデ 

小さな秋を







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