山中地蔵登山口 〜0:30〜 道明の滝 〜0:40〜 最後の沢 〜0:20〜

金山庭園分岐 〜0:30〜 金山山頂 〜0:20〜 金山庭園(昼飯&昼寝) 〜

0:40〜 道明の滝 〜0:20〜 登山口   「登り2時間 下り1時間」

 久しぶりの山登である。おおよそ2ヶ月ぶりである。今回の目的は、精神のリハビリ、苔の観察、それにいつものように昼寝。
 
 近場なので、朝9時自宅を出発。途中コンビニに寄って食料調達。10時に山中地蔵登山口に到着。軽く準備運動をして登り始める。何しろ楽な山とはいえ、2ヶ月ぶりなのだ。筋肉や筋を伸ばして、ほぐしとかないと、あとでツライ目に遭うのである。
 登り初めて最初に出会う道明の滝は、側まで行く道が藪なっていた。それだけこのコースを使う登山者が少ないんだろう。殆どの人は福岡県側からのキツイコースを登っているのだ。まあ僕みたいに山に昼寝しに行くつもりで登らないと、1時間少々で山頂に着くコースだと物足りないのかも知れない。いつものようにパシャッ、パシャッとやりながら杉の植林帯、雑木林、檜の植林帯とぬけていく。夏の終りのせいか非常に花が少ない。秋になれば足下を色んな花が埋めてくれるのだろうが。
 1時間半程で金山庭園に着く。いつもだと此処で昼飯とするのだが、今回は山頂まで行くことにする。久しぶりだ。稜線の鍋島藩番所跡に出るとホトトギスの花があちらこちらと咲いている。此処から山頂まで数十メートル。雲がかかって景色は見えないが一応山頂へ。
ホトトギスの花 番所跡 山頂からの雄大な景色?
 ガスの向こうの景色を愛でたところで、下山。金山庭園へ。夏に来たのは初めてなのだが、荒れてましたね。夏草で。 いかにも手入れしていない日本庭園と言った趣で、これはこれなりに自然で良いのかも知れない。肝心の苔はかなり弱っているようだ。「みぞそば?」や「稲科の草」が勢力を伸ばし、繁殖範囲がかなり狭まくなっていた。2年前に来た時に心配していたのだが、これも自然の摂理なんでしょうね。栄華衰勢と言うところか。
夏草が生い茂った金山庭園 苔の群落 昼寝して上を見上げると
 
 今回は誰とも出会わずぐっすりと昼寝を決め込んでいたら、おばさんの話し声で目を覚まされた。時計を見ると2時過ぎ。心地よくて何時までも居たいのだが、此処に泊まる訳にも行かず、帰り支度を始める。1時間程で登山口に帰り着いた。
 これで天気が良ければ最高だったのだが、そこまで望むのは贅沢かもしれん。 
 金山 夏の終りの気晴らし登山      曇り時々晴れ 気温21度  2005-08/26 
苔の群生 
毎年少しずつ繁殖範囲が狭まっているようだ

「山路の杜鵑」
ヤマジノホトトギス

この花の形 地球上の物とは思えません 
もしかして火星人が種をまいたのかも



名前の由来はこの蕾がホトトギスの卵に似ているからかな?
あああ
タマアジサイ

この手の紫陽花の仲間は春から秋まで咲き続けていて花の名前を同定するのが難しいのだ
もしかしたら名前間違っているかも

「金水引」
キンミズヒキ

多分 近縁種が多くて同定は難しいのだ

「蔓竜胆」
ツルリンドウ

淡い紫色で可憐な少女と言ったイメージなのだが、しっかりとツルを他の木に巻き付けて意外としぶといのだ。気をつけよう なんに?

「木葉牡丹蔓」
コバノボタンヅル

「銀竜草」
ギンリュウソウ

図鑑では春の花となっていた

「水引」
ミズヒキ

コースの3分の1ほどは足下をこの花が彩っていた

「鈴香ジュ(漢字が無い)
スズコウジュ

多分 
ああ

最初はこんな登山路
登り初めて20分程で出会う道明の滝
江戸時代の石畳の道を歩き
ああ
桧の林の中を通り
こんな木漏れ日の中を抜けていく
稜線にある番所の跡標識
真新しい山頂標識
最終目的地 金山庭園 

此処で昼飯&昼寝
登山道で出会った草花
写真はこの下
こんな登山路
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