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工房時々日記
 2013年
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1月

 17日 木曜日  曇り夕方より雪               昼の気温 4℃
 年開けて日記再開。再開を記念して雪が降ってきた。
夜になっても降り止まず工房2階の窓から眺めるとかなりの積雪が。明日の朝が楽しみになってきた。


 18日 金曜日  晴れ                    昼の気温 4℃
 夜が明けて窓の外を見ると一面真っ白。天気予報には時々がっかりさせられるが、今回は予報道理の雪景色。

夜が明けて太陽が昇ってくると青空が広がった。こんな時仕事なんかチョット一休みして山遊びをと思ったのだが、急ぎの仕事が・・・。足腰が弱って来たので起きあがりやすいベッドを、との注文で少し腰高スタイルのベッドを作っているのだ。遊びたいのは山々?だがここは仕事優先。
遠くの白くなった山を眺めながら仕事に精を出した一日であった。


 20日 日曜日  曇り後晴れ                 昼の気温 8℃
 今日でベッドの製作おおむね完了。明日細部の点検をして漆塗りに掛かれそうだ。工房の周囲の雪もほぼ溶けてしまって日陰に2日前の名残が少しだけ残っている状態である。次に雪が降ったら山へと思っていたら、今朝の新聞に難所ヶ滝のツララの写真が載っていた。見頃は2月上旬までらしい。雪山よりも先にこっちの方を見に行くとしよう。と言っても今日みたいな気温が続くと溶けてしまうだろうし、作業するのが辛くなるような冷え込みを待つとしますか。
  
                


2月

 4日 月曜日  小雨                  昼の気温 15℃
 今日は立春で、何と春一番が吹いたそうだ。道理で朝から生暖かいと思った。今年の冬は寒いのか暖かいのかよく解らん気候である。まだ雪山遊びもしていないのでもう一度ぎゅっと冷え込んで貰わんと困るのである。作業するのには快適なのだが、まだ2月に入ったばかりだ。今後の冷え込みに期待しておこう。


 8日 金曜日  雪時々曇り              昼の気温 0℃
 朝から気持ちよく雪が降ってきた。昨日まで比較的暖かかったのにいきなりの雪である。車も真っ白になって
このまま降り続いてくれると思っていたのだが、意外と根性無しの雪であった。昼前には止んでしまって積もった雪の半分ほどは溶けてしまった。明日は雪山散歩でもするかと思っていたのだが残念であった。夕方にも少し降ってきたのだが、ホンの申し訳程度で一面真っ白にはならなかった。工房は寒いし、こんな日は温泉だ。と、夕方早々に作業を切り上げて二丈の「きららの湯」へ。


 15日 金曜日  曇り後晴れ             昼の気温 ?
 今日は久しぶりの外出。注文のソファーベッドの製作もようやく終点が見えてきたのでチョット一休みである。で、太宰府の九州国立博物館へ。「ボストン美術館 日本美術のの至宝」展が開催中なのだ。
と、その前にせっかく天神まで行くのだからと、イムズの献血ルームへ行き、趣味の献血で少しばかり血小板を抜いて貰ってから天神の西鉄福岡駅へ。ここで「乗車券と入場券のセット」を購入し太宰府へ。
 
セットの内容は「太宰府までの往復乗車券・特別展と常設展の入場券・絵はがき2枚・それに太宰府天満宮の宝物殿等の割引券2枚・レンタサイクルや太宰府遊園地の割引券」等である。平日だが受験シーズンでもあるしそこそこの人出かなと予想していたら、案の定
 
こんな感じ。昨年だか一昨年のほぼ同じ時期に来た時は韓国語が飛び交っていたが、今回は中国語が多く聞こえる。日本と中国は色々と問題があるが、もめ事は政府に任せとくのが一番である。中国の旅行者は声が大きくてうるさいとよく聞くが、ここに来ている人達は小さな声でしゃべっていてそんな事は無かった。旅行社からお達しがあったのだろうか。もっともここに来ている人達を観察すると中高年の○○さん達よりも若い人達が多かったからマナーが洗練されていたのかもしれない。
 博物館に行くのに天満宮の境内を通ったので、帰りにお参りしないのは道真さんに失礼である。お賽銭を上げて、家内安全、商売繁盛、学業成就と、これは無い。その他諸々お願いして、帰りに定番の梅が枝餅を購入し帰途についたのであった。
 と、肝心の飛び梅は
 
こんな感じで満開となっていた。 さあ 明日から仕事がんばろう。


 20日 水曜日  晴れ              昼の気温 7℃
 梅一輪の暖かさと言うが、日差しの割には肌寒い。
 
昨日は冷たい雨が降って開くのを止めていた梅の花が、暖かい日差しを浴びてうす桃色の花びらを広げてくれた。パチリ、パチリとやっていて、ふと向こうの山を見ると杉花粉の飛散が始まっていた。
 

花粉症の人には悲惨な季節がやってきたようだ。しばらく眺めていたが、ぽつり、ぽつりと、様子見の感じで先兵隊が花粉を飛ばしているようだ。今のところアレルギーにはなっていないので気楽に眺めていられるが、その内鼻水じゅるじゅるとなるんだろうか。チョット怖い。


 21日 木曜日  晴れ              昼の気温 5℃
 日差しはあるのに寒い。杉の方もやっぱりこの寒さが身に凍みるのか、花粉の飛散は中止したようだ。工房での作業の方も予定通り進んでいれば今頃は漆塗り作業をしているのだが、未だに工房での木工作業である。身も心も寒いこんな日は温泉である。と言うわけで、夕食前に二丈のきららの湯へ。ラドンの湯で身も心も温まったが、空腹で長時間入ったせいか洗い場で立ちくらみしそうになった。今度からは何か腹に軽く入れてから行く事にしよう。
 

  
3月

 4日 月曜日  晴れ                   昼の気温 8℃
 今日国民の三大義務の一つである所得申告が終わった。後の二つは・・・何やったか記憶に残っていない。確か習ったはずなのだが。書類作成前の帳簿付け。貸方だの借方だの訳の分からん帳簿用語から解放されてホッと一安心である。毎年この時期にまとめてやらずに、毎日、毎週、毎月チョコットずつ記入していけばなんて事無いのであるが。
 明日から作業に精出すとしよう。


 15日 金曜日  晴れ                    昼の気温 13℃
 久しぶりの日記再開なのだが、悲しいスタートになってしまった。
 
買い物から帰り、車をバックで工房に駐車しようとしていて左後ろを傷つけてしまった。工房の入り口にアルミのガードレールが設置されているのだがそのポールにバコッとぶつけてしまったのだ。工房展示室の外壁が風雨で痛んできてしまっているので何とかセンといかんな〜と、考えながらバックしていたら、「ガスッ」と鈍い音が。お客さんから頼まれていた「ベランダすのこ」の製作も目処が付き、チョット買い物にと出かけた帰りだったのだ。2ヶ月ほど前にはバックドアの上部を作業場の軒先にぶつけて凹ませているし。この時はキュウになった携帯電話に気を取られてブレーキを踏むタイミングが遅れてしまったのが原因なのだ。事故には違いないが、人身事故でなくて良かったと自分を慰めておこう。


 22日 金曜日  晴れ後小雨               昼の気温 15℃
 ずいぶん前、10年以上前に伊万里から海沿いの道を通って平戸に行った時偶然見つけた小さな駅が有った。季節は春ではなかったがその駅の線路脇に桜の並木があって、いつか花の季節に来ようと思っていたのが今日実現した。数日前から桜の花をどこか見に行こうと考えていて急に思い出したのだ。伊万里を過ぎて線路沿いに車を走らせていたら遠目からもよく解る
桜並木が見えてきた。その当時古びた待合所があっていかにも田舎の駅という風情だった思っていたが、行ってみるとあの当時のイメージと違っていた。が、桜の木はイメージそのままだった。
 
 

 

 
駅前に車を止めてパシャリとやっていたらラッキーな事に1両編成の列車がやってきた。やっぱり駅には列車がないと。


 27日 水曜日  曇り                昼の気温 12℃
 午前中食料の買い出しにスーパーに行ったら、献血車が止まっていた。ここ最近月に1〜2回は天神の献血ルームに行っていたのが今月はまだ行っていないのを思い出し、献血車に乗り込む事にした。
   
久しぶりの400mlの献血。10分足らずで終了。成分献血は1時間掛かるのにこんなに短時間で終わると思わなかった。バスでの献血という事で一応パック入りの飲み物は用意してあるが、献血ルームのように飲み放題、食べ放題というわけには行かないようだ。

                 

4月

 4日 木曜日  薄曇り             昼の気温 14℃
 今日は久しぶりに夕方から唐津の「リキハウス」へ。Jazzの生ライブを聴きに行く。
 
ピアノとベースだけのシンプルな構成であった。その世界では名の知れた方々らしいのだが、アマチュアJazzファンである当方はどこかで聞いた事がある名前だな〜という具合で殆ど存じ上げなかった。こんな時知った曲を演奏して貰うとあ〜やっぱり上手いな〜、良い曲だな〜と単純に思うのであった。


 6日 土曜日  曇り時々雨           昼の気温 14℃
 昼過ぎブティックで使うハンガーラックを数台作って欲しいとお客さんが見えた。今改装中で新しく什器を作りたいとの事。しかも釘なんかを使わない方法で作って欲しいと言われる。この方法だと当工房の技術の見せ所なのだが、詳しく話を伺うとかなり予算が厳しいようで結局お断りすることになった。その代わり構造を有る程度妥協して自分で作ってみたらと簡単な作り方をお話しして見たのだがどうされるんだろうか。


 10日 水曜日  曇り               昼の気温 10℃
 桜の季節が終わったと思ったら、又寒くなった。そんな朝から変なニュースが流れていた。学生が迷惑をかけたと大学関係者が謝っていたのだ。その内容が遊園地で羽目を外しすぎたと言うもの。大学生と言えば多分18歳以上のハズである。詳しく話は聞かなかったが、なんだか幼稚園児の親が「うちの子がご迷惑をかけてすみません」と謝っているような感じがしたのは自分だけだろうか。


 12日 金曜日  薄曇り             昼の気温 14℃
 工房の道路側の外壁がいかにもあばら屋風の呈をなしてきたので今日から修理する事に。
去年から少しずつ外壁の化粧ベニヤがめくれてきてなんとセンとイカンと重い腰を上げたのだった。
 
無垢の材料で家具を作っているのに壁の修理にプリント合板を使うのはなんだしな〜と、ホームセンターで修理に使えそうな材料を探していたら杉板を売っていた。で、これを購入し加工して壁板にすることにした。右端から杉板を貼っていき壁に貼り付けた看板の所まで貼って本日終了。材料足りなかったのだ。明日又買いに行こう。


 26日 金曜日  晴れ             
 今日はおおよそ半年ぶりの山歩き。

 27日 土曜日  晴れ                  昼の気温 18℃
 今日は何と生まれて初めての座禅の体験をした。知人から誘われて波呂の龍国寺へ本格的な座禅をしに行ったのだ。夕方7時から始まるのでそれまでにお寺の駐車場に来るようにとのことで行ってみると、数日前知り合った方達も見えていた。まず本堂の仏様にお参りしてその裏の座禅場?に座布団とお尻の下に敷く丸いクッションみたいな物(名前は教えて頂いたが忘れてしまった)を持って行き、初心者と言うことで、一通り座禅の作法と心得を伺って座禅を始める。時間は40分である。何も考えないようにと言われるが、無理である。何しろ生まれてこの方40分も動かずにいるなんてしたこと無い人間である。ましてや何も考えずにじっとしているなんて想像したこともなかった。座っている間に雑念が浮かんでは消え、浮かんでは消えの繰り返しで40分が過ぎてしまった。終わった後どうしたら何も考えずにおれるのか伺ったところ要は訓練なのだそうだ。馴れてくると日常生活の中でも、例えば電車の吊革につかまっている時でも頭の中を空っぽにすることが出来るのだそうで、何時かその境地に達したいと思うのだが、何も考えないと言うことがどんな感覚なのか。人生の楽しみが一個増えた。


 28日 日曜日  晴れ                昼の気温 20℃
 昼前に座禅会に誘ってくれた友人が工房に来てくれた。2週間ほど前に家具のデザインに煮詰まっていた時こんな物を作ってみたらとアイデアを出してくれて、その試作品が出来上がったのだ。
 
良い物が出来たと喜んでくれて、ディスプレイの方法までアドバイスして貰った。感謝である。
昼過ぎには座禅会の時ご一緒した方も遊びに見えて「宣伝してあげる」と言って頂いた。感謝、感謝の一日であった。

                 

5月

 7日 火曜日  晴れ
 連休も終わり山も静かになったろうと、背振山に三つ葉ツツジを見に行くことに。


 17日 金曜日  晴れ                   昼の気温 22℃
 ちょっと前に「facebook」 に登録していたのだが、あの(いいね)ボタンが苦手で最近は開店休業状態で殆ど開いていないのだ。が、その「facebook」 から違う宛先のメールが最近ちょくちょく届くようになった。自分のアドレスなのに「10さん」宛で(お友達があなたと話したがってます)とのタイトルで友達リスト?が送られてくるのだ。「10さん」とはいったい誰だ?。
おまけに 「【KIYOM TAKAHASHI】さんからFacebooksの友達リクエストが届いています」と言うタイトルで訳の判らん宛先からもメールが送られてくる。そもそも「Facebooks」という時点でおかしいのだがこれは法的に追求されないように予防線を張っているのだろうか。「facebook」に登録しているのがどこで漏れたんだろうか?。仕組み上個人のアドレスは公開されていないはずなのに。「facebook」のセキュリテイーは大丈夫なんだろうか? と、???がいっぱい付いてくるのだ。SNS ( social networking service)の世界はおじさんにはついて行けないようだ。


 18日 土曜日  晴れ後薄曇り             昼の気温 22℃
 今日は昼から波呂の龍国寺へ。
   
「フルート&ハープ」のクラシック演奏会を聴きに行く。フルートとハープと言う絶妙の組み合わせは耳に心地よいのだ。そのおかげで演奏時間の半分ほどは夢うつつの中で聞いていた。ヒーリング効果が有るんだろうか。贅沢な時間を過ごさせて貰った。感謝。
夜7時からは同じく龍国寺で座禅会。今回で4回目である。相変わらず雑念や妄想が頭の中を駆けめぐるのだが、何も考えない時間が少し出来たような気がする。何も考えないと言うことを考えると考えないことにはならないので、ここら辺が微妙に難しいのである。


 25日 土曜日  晴れ                  昼の気温 28℃
 昨日は読みかけの本を途中まで読んで、風呂に入ってそれからこの日記を久しぶりに再開してと、その予定で夜を過ごしていたのだが、本を読み終えてふと窓の外を見ると異様に明るい。近頃の満月はこんなに明るいのかと、遠くを見ると向こうの山まで明るくなっている。不思議に思い時計を見ると朝の5時前。朝まで本を読んで居たのかと、朝5時前でこんなに明るいのかとで、二重にビックリの今朝の出来事で有った。そういえば来月が夏至である。明るいはずだ。1週間ほど前から蛍も飛び交い始めた。乱舞状態になったらパチリとしよう。


 27日 月曜日  曇り夕方小雨              昼の気温 25℃
 工房入り口のツル薔薇が少しずつ花を開き始めた。
   
まだ蕾も多くてこれからという案配なのだが、濃いピンクの花で満開になるのが楽しみなのだ。左の写真に本来は家具工房陽寛の看板が写って居るはずなのだが、2週間ほど前の強風で看板の市中が倒れてしまいまだ立て直していないのだ。土台をどうしようかと考える内に時間がたってしまった。梅雨の間に何とかしよう。
 話は変わって、気象台によると 今日北部九州は梅雨入りしたのだそうだ。このところの好天気で田圃もからからに乾いていたから農作業する人にはようやく恵みの雨と言うところだろうか。乾いてしまった僕の心も少しは潤いを与えてくれるかな、と馬鹿な事を考えてしまった。家具作りから言うと梅雨はあんまり有り難くない季節なのだ。せっかく乾いた材料が大気の水分を吸って脹らんでしまうからなのだが、食料の事を考えるといつものように梅雨がやってきて有り難いと思わなくてはと、考えた今日であった。


 29日 水曜日  曇り                 昼の気温 23℃
 梅雨に入って3日目。今日は曇りで、気温もやや低めなのだが、やっぱり梅雨の威力はたいしたもので、湿度が高く何となく蒸すのだ。一週間ほど前だったらチョット肌寒いとかの表現になるのだろうが、梅雨に入ったとたん同じ天気、気温なのに「蒸す」に変わってしまう。その代わりと言っては何なんだが、漆塗りには最適なのだ。丁度今日から漆塗り作業が始まったのだが、加温も、加湿もしなくて漆が乾く(正確に言うと乾くのではなくて、空気中の酸素と水分で硬化する)ので非常に漆塗りが楽なのだ。梅雨は稲作にも漆塗りにも有り難いのである。

 

                 

6月

 6日 金曜日  薄曇り              昼の気温 26℃
 ひょんな事から今度の土曜日登山ガイドとして九重に行く事になった。コースは長者原から雨ヶ池を通り法華院温泉までの往復の気楽な山行なのだが、旅行会社が募集した本格的なツアーのお手伝いなのである。話によると初心者の方が多いので、のんびり、ゆっくり、安全にを主体にガイドして欲しいとの事であった。「のんびり、ゆっくり、安全に」だったら、いつもやっている山歩きのスタイルである。で、二つ返事で引き受けたのだが、いつもは一人の勝手気ままな山行なので大人数(15名ほど)と一緒に歩いた事がないのでペース配分が難しそうだ。楽しい山歩きだったと皆さんが感じてくれるかどうかそこがチョットだけ心配である。

 
昨年の10月黒髪山で見つけた「ひょん」
「ひょん」の語源となった(ひょん) 「イスノキ」の葉っぱに虫が卵を産み付けそれが袋状に膨らみその虫が穴を開けて出た後硬質化して穴の開いた実のようになり、そこに風が吹くと笛のように「フュー、フュー」と音がする。これから「ひょん」と言う言葉が生まれた。と言う説がある。


 8日 土曜日  薄曇り
 今日の登山ガイド。朝7時半過ぎに前原を出発し長者原に10時過ぎ到着。車中で登山の心得、楽な疲れない歩き方等を伝授し「伝授というと偉そうだが、これもガイドの仕事なのだ」軽くストレッチをして10時半過ぎに登山開始。雨ヶ池から坊ヶツルそして法華院へ。皆さん山馴れてない方が多いので「ゆっくり歩き」を心がけ法華院に着いたのは昼の1時になった。
   
30分の食事の後下山開始。理想を言えば1時間ほどの休息を取りたいのだが、帰宅時間の都合もあるし、これは仕方ないか。下山後「楽しかったよ」と言って頂いて社交儀礼かもしれないが、疲れが吹っ飛んだ一日であった。明日から又製作がんばろう。


 12日 水曜日  薄曇り                 昼の気温 27℃
 昼過ぎ食料の買い出しで出かけ、帰宅してなにげにメーターを見たら
 
200005キロとなっていた。出かける前に気付いていたら20万キロジャストの記念撮影が出来たのだが残念。次は30万キロをめざしして乗り続けるとしますか。


 15日 土曜日  晴れ                  昼の気温 27度
 午前中志摩町の「いとぷらざ」へ作品展示の打ち合わせに行く。今月中旬からの予定だったのだが、梅雨が終わる来月からやってみたらとのありがたい助言で7月から作品展示をする事になった。作品展示といっても「いとぷらざ」の一部分をお借りしての展示なので数点置くだけなのだが時間が延びたぶん作品の追加が出来るのでありがたいのである。
 今日も夕方から龍国寺の座禅会へ。
 
ただ黙って座っているだけなのだが、心と体のバランスが少しずつ整ってきているような気がする。体に合っているのかもしれん。


 19日 水曜日  曇り一時小雨             昼の気温?
 今日は波呂の龍国寺にて竹炭作りの講習会。台風も近づきつつあるし雨が心配されたが、日頃の行いの成果作業に差し障るような雨は無く無事終了。
 講師は元関東森林管理局勤務の宮下正次氏。炭に関する色々な著書を出されている方である。誰にでも簡単に竹炭が作れる方法を午前と午後に教えていただいた。午前中にドラム缶2本で簡単な炭焼き釜を作り、地面に穴を掘って設置し、火入れ。予想では炭が出来るまで3時間ほどかかるだろうとの事で、その間、弱った樹木に対しての炭の撒き方を習う。その後座学。炭の偉大さを改めて教えられた。夕方になりようやく炭も焼き上がり「この判断は煙突から出る煙の色でするのである」火口と煙道を閉じて今日は終了。明日は炭出しなのだが仕事があるので出席できないのが残念である。
   


                 

7月

 2日 火曜日  晴れ               昼の気温 31℃
 今日から志摩町の「いとしま応援プラザ」のスペースをお借りして作品を並べる事になった。急に決まった事なのであわてて新作を作ったのだが、皆さんに気に入って頂けるだろうか。それがチョット心配である。
 帰宅してあまりの暑さに (糸島は今年最高のの暑さで33.4℃あったそうだ)休んでいたら数年ぶりのお客さんが尋ねて見えた。工房開設当時からのお客さんで元気に仕事しているか気になって覗きに来たとの事であった。その時の会話が 「ごめんね〜注文じゃなくて。欲しいものはだいたい作ってもらってもう頼むものが無いのよ。おまけに丈夫で壊れんけん修理も頼まれん」と、嬉しいような、残念なような・・・。いや、や張りここは素直に喜作品ぶべき事であるな。


 3日 水曜日  雨のち曇り               昼の気温 26℃
 今日は朝から展示室の掃除兼整理。作品の数が減った為どんな風に展示し直そうかと悩んでいたら、丁度良い時に友人が遊びに来てくれた。「どうしたら良い?」と尋ねると
 
と、このように今までの展示室と比べると、作品を並べただけの展示室とは見違えるように変わってしまった。花も活けてくれて作品がより引き立つようになった。こんな時お客さんに来て欲しいのだが、そこは「マーフィーの法則」でこんな時には誰も来てくれないのである。残念


 6日 土曜日  土砂降りのち曇り            昼の気温 26℃
 梅雨末期の特徴なのか、各地で大雨が降っていて今日はここ糸島でも集中豪雨が。
 
水はけの悪い地形に建っている工房は大雨の時のいつも道理の行事で土間に雨水が流れ込んできた。例年道理の行事とはいへこういうのを見ると気分が落ち込んでしまう。と言うわけで、今日は仕事を休みにした。滅入った気分の時物作りしてもろくなモノは出来ないし、ましてや怪我をしたらお終いである。
 夕方から波呂の龍国寺で座禅会。組終わった後の茶話の時水無鍾乳洞の近くの「大狐のカミソリ」の話になり、こんどの24日水曜日大狐のカミソリ観賞と井原山登山する事になった。このところ脚の筋肉を使っていないので本番前に鍛えておこう。



 11日 木曜日  晴れ               昼の気温 33℃
 梅雨明けしたと見られる宣言が出てから、気象の方も律儀に毎日好天気が続きそれにつられて気温も上昇。こう暑いと水ばかり飲んで胃の中の酸性度が下がってしまいそうだ。
 二日ほど前に喫茶店のオーナーさんから一度封印してしまっていたランプの注文を受けてしまった。以前作っていて1台残っていたランプを持っていき、夜店内から見える芝生に置いて点灯してみるとこれが実に良いのである。オーナーさんの希望はこのままだと小さいので一回り大きいサイズをとの要望なのだ。作るのが大変で二度と作る事はないだろうと「治具」(木を加工する為の補助具)も処分してしまっていてどうやって加工したか完全には思い出せないのだ。この数日退化仕掛けている脳細胞の小さな記憶領域をつついているのだが出てこない。困ったモンだ。何かいい話はないかと思っていたら 「【重要】 [2等]1000万円のお受け取り方法のご説明」
 とタイトルが付いたメールが送られてきた。何かに応募した記憶はないがくれる物なら貰うけどとメールの本文を読むと、直接現金は送れないのでロト6の2等に当たるナンバーを教えるのでその当選クジで換金してくれとの内容だった。こんなんで個人情報を教える人「引っかかる人」が居るんだろうか。クジの事は詳しくないが、万が一当選番号が事前に分かっていたとしても当選者の人数で割るわけだから何人にこのメールを送ったか知らないが1000万円の数字は怪しくなる。どうせこんなメールを送るなら、 「一等のキャリーオーバーした番号をあなただけこっそりと教えます」 としてくれた方が楽しく過ごせるのだが・・・。いかんいかん。このところの暑さのせいで頭がオーバーヒートしているようだ。


 12日 金曜日  晴れ               今日の気温
 昨日1000万円の当たりくじの事を書いたが、今日 「4億円の作り方」のタイトルで新しいメールが届いた。どうもこちらの心理状態を見透かされている様だ。その内容は
ロト6情報サイトに登録する。

指示通りの数字でロト6を購入する。

抽選日を待つ。

当選番号を確認する。

みずほ銀行で換金する。
と、実に簡単な方法で4億円が手にいるようだ。これも当選者の人数で割るといったい幾ら手に入れる事が出来るのか・・・。例えば一等の番号を当てた人が1万人いて二等の番号を当てた人が一人だともらえる金額はどうなるんだろう。みずほ銀行に聞いてみたい気がする。


 14日 日曜日  晴れ                昼の気温 34℃
 時々工房に立ち寄ってくれる度に野菜のお裾分けしてくれる友人が今回は大量の野菜を持って来てくれた。出来る事なら生の野菜より調理済みの食材の方が・・・ いやいや贅沢を言ってはいけない有り難い事である。
 
二種類のなすびにキュウリ、ミニにしては大きいミニトマト、おくらに、ピーマン。それとズッキーニ。このズッキーニを見てプラスチックの偽物かと最初思ってしまった。
   
普段なかなか食する事が少ない食材なのでしげしげと見た事はなかったが、ヘタの所の黄色と緑の境目が自然の植物には見えないのだ。どう見てもプラスチックなのだ。ズッキーニの写真を調べてみたがここまでプラスチック風なのは見つからなかった。ついでに料理の仕方も調べれば良かったのだが忘れてしまった。明日探してみるとしよう。


 21日 日曜日  晴れ               昼の気温 34℃
 午前中工房の外を眺めていたら、赤とんぼの群れが
 
夏始まったばかりなのに赤とんぼが乱舞していた。昼過ぎにはどこかへ飛び去ったのか、日射を避けて木陰で休んでいるのか、殆ど見えなくなった。このトンボを見るともうそろそろ夏も終わりかと季節を感じるのだが、まだ夏始まったばかりである。今の風潮に習って季節の先取りしているかのようだが、自然界の生き物が流行を追っていてはイカンだろうとつっこみを入れたくなった。


 24日 水曜日  晴れ               昼の気温 35℃
 昼の暑さでグダ〜としていたら、工房を開設して間もない頃座卓を注文して頂いたお客さんから電話があった。和食のお店でローテーブルとして使っていたのを改装に合わせてテーブルとして使いたいので改造して欲しいとの電話であった。どのような脚にするか打ち合わせてみないと判らないが17〜8年ぶりの座卓との再会である楽しみにしておこう。


                

8月
 9日 金曜日  晴れ                 昼の気温 36℃
 昨日今年に入って初めて35℃を少し超えたと思っていたら、今日はついに36℃。新記録達成してしまった。このところ34℃の気温が続いていたので少しは暑さになれて来ていたのだが、流石に36℃となると尋常じゃなく暑い。チョット体を動かせば汗がダラダラ。ポトリポトリの表現ならまだかわいいが、全身汗でグショグショと実に品のない表現になってしまう。熱中症にならないようにとスポーツドリンクを飲むと、そのまま体の中で濾過されて皮膚から出てしまうのじゃないかと思えるほどの汗が噴き出してくる。そんな暑い中、食料の差し入れを持って友人が尋ねてきてくれた。時々野菜等を持ってきてくれるのだが、今回は調理済みの食料である。実に有り難い。帰り際「体壊さんように」と言葉をかけてくれた。嬉しくて涙がチョチョ切れそうである。と言っても出てきたのは汗であるが・・・。


 20日 火曜日  晴れ                昼の気温 35℃
 数週間前に日本赤十字から「献血のお願い」カードが送られてきていたので、いずれ近いうちに行かなくてはと思っていたら、丁度良いあんばいに天神に行く用事が出来たので午前中天神「イムズ」の献血ルームへ。皆さん夏バテなのか、十数台ある献血用のベッド?イス?に採血者は数人だけ。おかげで待たずに済んだがこんなにガラガラで血液は足りるんだろうかとよけいな心配をしてしまった。昼3時頃には帰宅出来たのだが、今日は無理な運動は控えるようにと看護師さんからのお達しなので本日の作業は無し。明日からチョコットだけ気合いを入れて作業しよう。


 21日 水曜日  晴れ夜雨             昼の気温 34℃
 日中は相変わらずのグダ〜っとするような天気だったが、夜久しぶりに雨が降った。これで気温が下がるかと思ったのだが、今11時の室内の温度は32℃。気温を下げるほどの雨量では無かったようだ。田圃の稲も少しは潤ったんだろうか。


                  





 3日 火曜日  曇り時々雨                    昼の気温 23℃
 しばらく日記付けをさぼっている間に9月になってしまった。記録的な酷暑の後、雨が降り続き気温がグッと下がって今日は何と23℃となった。おかげで作業ははかどるのでいいのだが、行も急激に下がると体が付いていかない。夕方には20℃を切ってしまったのだ。半袖一枚でも暑かったのが、今日は朝から長袖着用となった。今年は残暑が有るんだろうか。週後半から又気温が上がるみたいだが・・・。


 4日 水曜日  曇り時々雨一時晴れ            昼の気温 22℃
 昼過ぎ久しぶりに太陽が顔を出した。たかだか一週間ほど太陽を見ていないだけなのだが、暑いのが当たり前のこの時期なんだかホッとした。


 5日 木曜日  晴れ後曇り                  昼の気温 26℃
 十日ほど前に車検に出していた車が帰ってきた。10年以上乗り続けてきた車でまだまだ大事に乗っていきたいのだが、走行距離が20万キロを超しているのだ。
 
新車の内なら只の車検で済むのだろうが、20万キロともなるとそれ以外に修理が加わってくる。まだ請求書を貰っていないのだが、いったい幾らになるのだろうかチョット心配である。


 10日 火曜日  晴れ後薄曇り                昼の気温 27℃
 今朝方見た夢で面白い体験をしてしまった。6〜7人集まって談笑しているところに上から直径30cm位の巨大な蛇が襲ってくるのだが、仲間の一人が食われる寸前で夢が終わってしまうのである。眠っているのに何故だか夢だと判っているようでそれ程恐怖感が無いのである。そしてしばらくして、しばらくと言っても眠っているので時間は判らないが、又同じ場面が出てきて、今度は自分が巨大な蛇から襲われるのだ。このままでは自分が食われてしまうと、反射的に身をくるりとかわしたのだが、気づいたら、ベッドの横に落ちていた。夢の中でくるりと体を回転させたのは覚えていて、実際に体を回転させてベッドから落ちてしまったのだ。時計を見ると6時少し前だった。起きるには少し早いし、もうチョット寝ていようと又ベッドにはい上がったのだが、今度はタイマーの音で目が覚めるまで熟睡していた。改めて目が覚めて全部夢の世界だったのかなと思ったが、落ちた時に打った肘は少し痛いし、目覚まし時計は床に転がってジリジリ鳴いていたので事実だと解ったのだが、いったいあの夢は何だったんだろう。その内眠ったまま歩き出すんだろうか?チョット怖い。


 11日 水曜日  晴れ                      昼の気温 29℃
 昨日の夢の続き。今思い返してみると、もしかしたら蛇に食われた方が良かったのかもしれん。蛇は富の使いのように言われているから、あの時蛇に丸飲みされていたら製作が追いつかないほど注文が入って、家具がジャンジャン売れて・・・。と。 今度夢の中で大蛇が出てきたら丸飲みにされてみよう。

 13日 金曜日  晴れ後曇り                  昼の気温 33℃
 久しぶりに午前中から気温が30℃を超した。汗をボトボト落としながらの作業はやっぱりしんどかった。その代わりと言っては何なんだが、夜は「中州Jazz」へライブを見に行く。一緒に行った知人からどうしても見たいからと、連れて行かれたバンド、これが良かった。「中州Jazz」のコンセプトは文字通りJazzなのだが、出てきたバンドはブルースバンドだった。
 
昨年の親父バンドコンテストで1位を取ったバンドだそうで久しぶりにブルースを堪能する事が出来た。


 30日 月曜日  小雨                      昼の気温 23℃
 9月も今日でお終いと言う事で、忘れていた扇風機の掃除をして片づけた。扇を工房の流しで洗っていたら遠くで蝉の鳴き声が聞こえてきた。明日から10月だというのに何で今頃?と思ったが、今頃扇風機をかたづけるのと似たようなものかと納得。昆虫の中にも季節感の乏しいやつもいるモンだ。

              


10月
 7日 月曜日  曇り                   昼の気温 28℃
 天気予報によると、どうやら台風が直撃するようだ。このところ数年台風が来ても直撃から免れていたので安心していたのだが、今回はそうはいかないようだ。明日は朝から排水用の溝掘りに精を出すとしますか。


 8日 火曜日  雨時折強風              昼の気温 25℃
 朝から台風に備えての作業で昼過ぎまで掛かってしまった。夕方近くなって段々風が強まり板戸も閉めた方が良いかなどうしようかと迷っている内に段々と風も弱くなってきた。今日は殆どの小中学校が休校と言う事で心配していたのだが、数ヶ月前の雨や、強風のほうがよっぽど強かった。チョット拍子抜けした感はあるが被害が無いにこした事は無いわけで一安心と言ったところである。


 9日 水曜日  小雨のち曇り             昼の気温 23℃
 午前中工房の掃除をしようと棚の奥を覗いたらバサバサと小さな鳥が飛び出してきた。と、その鳥が作業場内の天井に逆さまにぶら下がった。鳥にしては飛び方が変だと思ったらやっぱりコウモリだった。名前を調べようと検索してみたら、日本には何と35種も生息しているそうだ。工房にいたのはその中の一種、「コテングコーモリ」の様だ。

 
カット目を見開いてにらんでいる様に見えるが
耳なのだ

 
拡大してみると鼻の上につぶらな目が
しかも嬉しい事に、風水では富の象徴となっているそうである。このまま居着いてくれると嬉しいのだが、何せ作業場である。電動工具の音で多分何処かへ飛んでいってしまうだろうな。残念。


 12日 土曜日  晴れ                昼の気温 23℃
 昨日長崎のお客さんから漆の塗り直しを依頼されていたので受け取りに行き工房の作業場に運び込んだのだが流石にでかい。幅1m10cm長さ2m40cmである。
   
重さおよそ100キロ。手伝って貰ってようやく工房まで運び込んだが、作業台に乗せられないので床においての作業である。表面の漆だけ落とす予定だったが、傷や反りが見られたので鉋をかける事にした。が、これが又大変である。腰の高さの作業だと鉋も効率よく力が掛かるのだが、床に座り込んでの作業となった。腰は大丈夫だろうか。明日が心配だ。


 13日 日曜日  快晴                  昼の気温 23℃
 今日も昨日の続きの作業で一日が終わったが、腰痛になる事もなくホッと一安心である。早めに作業も終わりくつろいでいて思い出した。昨日の座禅会の時お香を頂いていたのだ。
 
封を開けてみると良い香りがする。今日寝る前にチョット脚を組んでみるかと思ったが、自宅でやるとどうも雑念が入ってしまいそうだ。


 14日 月曜日  晴れ                    昼の気温 27℃
 糸島クラフト工房巡りの開催期間が今日で終了。結果は?作業もはかどったし、明日から又仕事に精を出そう。


 18日 金曜日  晴れ                     山の気温 15℃
 朝一番の漆塗りの作業を終えたところで急に山に行きたくなり、急きょ井原山に登る事に決定。工房から近くて楽ちんコースがあるからなのだ。コンビニに寄っておにぎりを買い込み11時に登山口へ。行程は2〜3日中にUPしよう。


28日 月曜日  晴れ                     昼の気温 20℃
 昼過ぎ作業の合間を見て空を見上げたらパラグライダーが4機程浮かんでいた。
 
その内の2機がファインダーに入るのを待ってパチリとした。ハンググライダーと違ってこちらはフワリフワリと浮かんでいるようで、地上であくせく働いているのを眺めながらの空中散歩は気持ちよさそうである。じゃあお前やってみるかと聞かれたら、高いところは苦手なので遠慮するのであるが・・・。
 問題はこれからなのだパソコンに取り込んで良さげなショットを選んでいたら、情けないものが映り混んでいた。この写真にも写っているが、レンズに着いた「カビ」なのだ。最初ゴミかと思ってレンズを見たら何もない。よくよく中までのぞき込んだらレンズの2〜3枚目当たりにモア〜とした白いものが見える。秋になって発生するとは思ってもいなかった。ちょっと前の台風崩れの長雨の時に発生したのだろう。修理する余裕は無いし、当分このままほっとくしかないか。


 29日 火曜日  晴れ                      昼の気温 21℃
 数日前から掛かっている家具の修理で時間が空いたので、昼から天神イムズへ献血に行く。毎回時間は掛かるが、成分献血をしているのだが、今回献血前の血圧検査で上が145という数字が出た。今まで120台以上の数字が出た事がないので献血ルームのお医者さんも「思い当たる原因は無いですか」と聞いて聞いたが、無い。電車の中でとびきりの美人にも会ってないし、献血ルームのスタッフのお嬢さん達も可愛いが、いつもと同じメンバーなので血圧が上がる原因が解らない。この位の血圧なら献血可能と言う事でベッドに横たわってきたが、何で血圧が上がったんだろう。




 

11月
 11日 月曜日  曇り一時晴れ               昼の気温 12℃
 今朝起きて朝食の用意をしようと、流しを見ると、昨日洗い忘れた食器の陰に何とカニさんが居るではないか。流しから脱出を試みようとしたのだろうが、つるつると滑って疲れ果ててあきらめたのだろう。じっと座り込んでいた。チョンとつつくとはさみで威嚇してきたから、まだまだ空元気はあるようだ。
 
工房裏の川岸まで運んで放してやったら、ゆっくりと草むらの中に姿を消していった。今までには工房の土間にカニがやってくる事はあったが、部屋の流しにまで遠征してきたのは初めてである。どこをどう間違えたら流しのシンクまでたどり着けるんだろうか謎である。


 14日 木曜日  晴れ後曇り             昼の気温 ?
 朝食を済ませて気持ちが作業モードになりかけたところで、奇妙な違和感を感じた。何で?と思ったところで急に思い出した。昨晩天気予報を見ていて、「紅葉を見に行くのには明日が絶好のチャンスだ。そうだ山に行こう」と決めたのだった。それから登山準備をして9時に工房出発。行き先はいつもの背振山。


 17日 日曜日  曇り                  昼の気温 12℃
 ついに我が工房もストーブの出番となった。
 
朝の冷え込みが昼まで続きその内気温も上がるだろうと我慢して作業していたが、流石にこの寒さ、温度計を見ると12℃。たまらずにストーブに火を入れた。赤く燃える火を見ているとポカポカと身も心も温かくなってきた。これで作業もはかどるだろう。明日は中断している山行記録を完成させよう。


 19日 火曜日  曇り                  昼の気温 10℃
 昨晩降っていた雨は霙かなと気にはなっていたが、ベッドから起きだして確認する気には為れずそのまま寝てしまった。で、チョット気になっていたら、今朝のニュースで背振山が平年より20日も早い初冠雪を確認したと言っていた。早速確認をと思ったが、残念ながら工房からは背振山は見えない。羽金山は工房から望めるのでパチリとやってみたら
 
こんな感じで何となく白っぽく見える。これを拡大してみたら
 
やっぱり雪である。夕方には霰も降ってきたしいよいよ冬に突入か。


 


12月
 15日 日曜日  晴れ                 昼の気温 8℃
 午前中 毎週お世話になっている波呂の龍国寺へ行ってきた。座卓の修理と花台を注文したいので来て欲しいとの事だったのだ。依頼された修理というのが朱漆の一貫塗りが施された座卓で所々欠けて剥げているところを塗って欲しいと言う事だった。色漆は塗れない事はないのだが、部分補修となると色合わせが大変なのだ。使い古した色に仕上げる技法は有るのだが、生憎当方は色漆の修理を数重ねていない。修理は出来来るけど色を完全に合わせるのは自分の技術では無理ですと正直にお話ししたら、それではあきらめますとの事だった。修理してみたい気持ちは有ったのだが、お寺のお客様用に使われる座卓である。みっともない修理は出来ないので泣く泣く断念した次第である。仏様のお供え用の花台は新規製作なので何の問題もない。有り難くお受けした。両手を合わせながら製作するとしよう。


 16日 月曜日  曇り                  昼の気温 9℃
 今日は昼から早良区内野のお客さん宅へタンスの修理に行く。昔の漆塗りのタンスで所々漆が剥げて下の木部が顔を出しているので、何とかして欲しいとの依頼だったのだ。こちらは昨日の応接台の修理と違って多少色違いが出ても良いし、なるべく安くお願いとの事でカシュウ塗料で修理する事になったのだ。今時分の季節だと漆は加湿、加温しないと乾かないが、カシュウ塗料だと低温で乾燥した季節でも時間さえあれば乾くのでお客さん宅で修理する事にしたのである。工房から最短距離を行く為峠道を走っていたら道路脇に何とイノシシの「うり坊」がとことこ歩いていた。山登りでたまにイノシシを目撃する事はあるが、車道脇を昼間散歩しているとは大胆な「うり坊」だ。これはパチリとやらなくてはと、カメラを・・・。こんな時に限ってカメラを忘れている。残念。あと2〜3回日にちを置いて通う事になるので次回からカメラを忘れずに持っていこう。


 19日 木曜日  雨のち晴れ                昼の気温 5℃
 今日も早良区のお客さん宅へ。カメラは忘れずに持っていったのだが、そう都合良く出来事は起きないのであった。作業を終えて夕方峠道を帰っていたら、パラパラと雪が落ちてきた。パチリとするまでの量ではなかったのは残念が、冬なんだから、雪ぐらい降って貰わないと季節感が出ないというモンである。とは言え明日は寒い工房での作業だ。身も心も冷えそうだ。


 31日 火曜日  曇り                     昼の気温 7℃
 今年も今日で終わり。
 なんだか訳解らないまま今年が終わる。
 


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