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工房時々日記
T O P
2011年
1月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 11月 12月
1 月

 4日 火曜日  雨夕方一時晴れ                  昼の気温 4℃
 明けまして おめでとうございます 今日から仕事始めである。2011年最初の仕事は椅子の修理から始まった。昨年お客さん宅から預かった椅子の試験修理である。綺麗に修理出来れば他の椅子も預かる事になっているのだ。今のところ結果は良好。明日最終的な結果が出そうである。
 いつもだとココに九重の初日の出の結果を載せるのだが、今回は年末の大雪が早めに分かっていたため山行は無しである。で、今日大雪の天気予報に付いて?な事に気が付いた。ラジオを聞いていたら、「週末は真冬並みの寒い気温になるでしょう」と言っていたのだ。「真冬並み」って今が真冬なんじゃないかと。「秋に真冬並みの気温」と言われたら、秋には相応しくない寒い気温だと分かるのだが、冬に「真冬並み」と言われると???と思ってしまったのだ。それとも今は只の冬で、ホントの「真冬」はこの先来るのだろうか。確かに1月よりも2月の方が寒い気がするから、2月に「ようやく真冬の気温になりました」と言うかどうか気をつけておこう。


 6日 木曜日  曇り一時雪                     昼の気温 4℃
 今日は「小寒」である。で、正月の雪よりも多めに降ってくれたのだが、地面に積もるまでは無かった。
工房脇の黄色い花は寒そうであった。正月に山に行かなかったので、雪景色を堪能するとすれば今なのだが、タイミングが合わない。何時でも行けるのでどうせなら良い天気の時にと思っていると、時期を逃してしまうのだ。今の山の雪が消えない内に何とか考えよう。


 7日 金曜日  晴れ                        昼の気温 4℃
 天気予報では午前中傘マークが付いていたので山歩きを諦めて、作業に精を出していたら、朝から好天気。悔しいので昼食を早めに済ませて雷山千如寺上の雷山林道へ車で雪見物に行く。ココは雷神社もあり正月にはぴったりである。昨年からの雪と昨日の雪が重なって積雪も20pを超え愛車の底を打つようになったので、途中で引き返す。本格的な4WDじゃないと走破は無理のようだ。持ち主に似て座高の方がが高い車なのだ。その帰り道???な生物を発見。
 
ダチョウである。白い雪の中に3匹のダチョウである。食用のために飼ってあるのだろう。ダチョウと言えば南アフリカだが、あそこは雪が降るのだろうか。羽もボソボソで心なしか寒そうであった。
 最後に雷神社で今年のお願いを。
100円のお賽銭で家内安全、商売繁盛、交通安全、世界平和、ステキな女性と出会いますように、宝くじが当たりますように、その他諸々お願いして工房へ帰った。


 17日 月曜日  曇りのち晴れ                    昼の気温 4℃
 今日は久しぶりに太陽も顔を出し身も凍るような寒さから解放された。昨日は日中の気温がなんと0℃であった。


 21日 金曜日  曇り                          昼の気温 6℃
 久しぶりに日記再開。昨日まで寒すぎて手がかじかみUPできなかったのだ。工房裏の山を見ると正月からの雪が未だ溶けずに残っている。峠を越えて材料を仕入れに行きたかったのだが昨日まで凍結のため通行止め。今日ようやくチェーン規制まで緩和された。来週は材料を買いに行こう。


 27日 木曜日  晴れ                         昼の気温 4℃
 今日は午後から大川へ材料仕入れに。峠道の雪が溶けて行こうと思ったのだが、このままでは今月中に行けそうにないと思われたので、本日決行。交通情報通り、峠は積もった雪でアイスバーンになっていた。
途中までは除雪されて快適に通れたのだが、山頂付近の山陰は真っ白の雪道。この雪は年末からの雪が溶けずに残っているのだ。ココは北陸か? 材料も無事仕入れが済み、その帰り道二つの虹が出ていた。

太陽は左の山の上にあり 右の山陰から
上に向かって弧を描いている

これはその太陽の上に 
上向きの虹が
雨は降っていないのに出ていたこの二つの虹。初めて見た。二重に重なった同心円の虹はたまに見える事はあるが、この虹は全く別々の場所に出ていたのだ。不思議だ。これはきっと何か良い事が起きる兆しに違いない。



3 月

 5日 土曜日  晴れ                      昼の気温 10℃
 パソコン復活。久しぶりに日記を開くと中身がゴチャゴチャになっていた。少しずつ修正していこう。この間にメールの数が大変な量になっていて、この中から必要なメールを探し出すのが一仕事であった。
 もう3月だというのに今朝工房の廻りは氷は張るし、緑の葉っぱは霜で真っ白になっていた。

それでもやはり3月である。裏の梅の木は淡いピンクの花びらを青い空に広げていた。



 6日 日曜日  雨                    昼の気温 10℃
 今朝来た朝日新聞と一緒に配達されたフリーペーパーに工房の記事が載っていた。以前取材に見えて載せて頂くのは知っていたが、今日発行とは知らなかった。
運良く昨日からこのホームページも再開出来て、フリーペーパーにも載せて頂いてこの春は良い事がありそうだ。取材に来て頂いた「糸島探検隊 事務局」の方々に感謝。


 7日 月曜日  曇りのち晴れ             昼の気温 7℃
 今日は昼から深江の海岸へ。おにぎり持って磯遊びではなく、この寒い海岸である。流木を拾いに出かけたのだ。イラストレーターの知人とコラボ作品を作る事になり、その材料を探しに出かけたのだが、収穫はイマイチであった。次は別の海岸に行ってみようと思う。
 普段の作業は板を切って、削って、作品に仕上げるのだが、今回はいわゆる「見立て」が必要になって、結構面白そうなのだ。最初に材料ありきと言う作業手順なのではたしてどんな形になるか楽しみである。


 8日 火曜日  曇りのち晴れ             昼の気温 7℃
 3月に入っても相変わらず気温が上がらんなあと思っていたが、昨年は10日に雪が降っていた。7℃まで気温が上がったと思うべきか。まだまだだるまストーブが活躍しているのだが、段々と燃料が少なくなってきた。木ぎれや鉋屑が燃料なのだが この所の仕事ははあまり木っ端が出ない作業なので、節約暖房である。 1月の大寒波で燃料を使いすぎたようだ。


 9日 水曜日  晴れ                   昼の気温 9℃
 数日前から台所にネズミが現れた。親指くらいの大きさの子ネズミでちょこまか動き回り時々立ち止まってこちらをチラッとみるその仕草が可愛いのである。時々パチリと狙っているのだが、動きが速すぎて、未だに撮れずにいる。


 10日 木曜日  晴れ                  昼の気温 9℃
 今月の16日から22日まで今度オープンした博多駅阪急百貨店でお師匠さんの家具の展示会があるのだが、その搬入、搬出のお手伝いをする事になった。東急ハンズも出来たし、開店セールのほとぼりが冷めてから見に行こうと思っていたのだが、こんなに早く博多駅に行く事になるとは。人混みが苦手なので賑やかなところは行きたくないのだが、東急ハンズだけは一度覗いてみなくてはと思っていたので、良い機会であった。


 11日 金曜日  晴れ                  昼の気温 10℃
 今日も天気が良くて、作業もはかどり・・・と書き始める予定が夕方のニュースでのんびりも中断されてしまった。ワンセグ付きのカーナビを工房内に持ち込んでニュースを見ながら作業していたら切り間違えてしまった。片肘掛け椅子の肘掛け部分を削っていたのだが、左右とも削ってしまったのだ。作業をするか、ニュースを見るかどちらかにしとけば良かった。明日作り直しである。 今も全チャンネル地震のニュースで、災害規模が段々と増えているようだ。


 12日 土曜日  薄曇りのち晴れ           昼の気温 13℃
 昨日の失敗をようやく取り戻す事が出来た。ニュースは一日中被害の報道が流れている。今日はこれだけ。


 13日 日曜日  晴れ                  昼の気温 13℃
 今日も三陸地方の悲惨なニュースが一日中流れている。画面を眺めていて涙がこぼれてきた。ずいぶんと涙もろくなったもんだと思っていたら、ラジオ番組のパーソナリティーが「福岡は6年前の地震を経験しているから感情移入しやすいんだよ」と話しているのを聞いてなるほどと納得。
 昼食後裏の農道を散歩していたら、土筆を発見。
青いオオイヌノフグリの花の側ににょっきりと首を伸ばしていた。文字でフグリと土筆と並べると、何だか変だが、絵としてみると可愛くてホックリとしてくるのだ。このまま気持ちの良い天気が続くと作業もはかどるのだが、数日後には又寒くなるらしい。暖房もない被災者は大変だろうな〜。


 14日 月曜日  晴れ夕方より雨            昼の気温 16℃
 今朝の新聞に「チェーンメールご注意」と載っていた。悪質なデマや嘘のニュースが流されているらしい。このチェーンメールが理解出来ないのだ。送られてきたメールをそのまま知人に送っているんだろうと思うが、送り主に真意を確かめもしないでそのまま送ると言うのが理解出来ないのだ。新聞の記事を見ると常識で考えれば嘘だとすぐ判るような事まで広まっているらしい。参考例を載せたいのだが、有り難い事にと言うか、残念ながらと言うかこの手のメール パソコンにも携帯にも一切送ってこない。有り難いのだが、チョット寂しい。


 15日 火曜日  曇り                   昼の気温 11℃
 夕方から博多阪急デパートへ。お師匠さんの家具展示会のお手伝いである。売り場の方も覗いてみたのだが、人混みでごった返ししているかと思いきや、がらがら。平日だった為か、それとも東日本大震災の影響か。作業が終わり一緒に食事した後家に帰り着くと、静岡で地震とのニュースが流れていた。今度のは大きな被害がなさそうなのでほっと一安心。


 17日 木曜日  曇りのち晴れ              昼の気温6℃
 今日で肘掛け椅子が完成。お客さんの注文がとぎれたときに展示室用の作品の作りだめである。明日から塗装にはいる。展示室に並ぶのは来週中頃だ。そのころまでにはラジオやTVのコマーシャルは元に戻っているだろうか。放送で広告を流したいスポンサーには気の毒だが今の状態の番組がうるさくなくて心地よい。しかしこれだと放送局も収入が減って大変だろうが、その分タレントのギャラを減らせばいいし、これで世の中丸く収まるような気がするのだがどうなんだろう。


 18日 金曜日  晴れ                    昼の気温 6℃
 今朝の工房は久しぶりに真っ白の霜に覆われた。3月も下旬である。これが最後の遅霜だろうか。
せっかく顔を出した土筆も寒さに震えているようだ。それでも太陽が顔を出すと霜は消えてしまった。春はもうじきだ。


 27日 日曜日  晴れ                    昼の気温 10℃
 昨日、今日と朝の冷え込みが厳しく、今朝は外のバケツに氷が張っていた。

昨日の山に降った雪

今朝の氷
この冷え込みはこれで最後になると良いのだが。それにしてもこんなに遅くまで氷が張るとは思わなかった。TVを観ていたらF−1レースでも「がんばれ日本」と言っていた。世界中が震災の事を心配してくれている中 義援金詐欺をはたらくやつがいる。「盗人にも三分の理」と言う言葉があるが、彼らにはそんな「義」も「情」も持ち合わせがないようだ。彼らを捕まえたら、市中引き回しの刑というのはどうだろうか。それか、被災地に行って強制動労というのも良いか知れん。この方が社会の役に立って良いかな。


 31日 木曜日  晴れ                    昼の気温 15℃
 今月中をめどにこのHPの改装をやっていたのだが、途中で保存を間違え削除してしまった。注文がない今の時期にと思って気張っていたのだが、気負いすぎたのかガッカリである。写真があちこち散らばって必要のない物を削除するのに一苦労だったのでホルダーに綺麗にまとめようとしているのだ。 明日には何とか形を整えよう。 



4 月

 1日 金曜日  晴れ                        昼の気温 15℃
 今日から4月である。本格的な春である。このHPの改修が思うように進まない。焦らずぼちぼちとやるとしますか。


 2日 土曜日  晴れ時々曇り                  昼の気温 15℃
 近頃は「AC」のコマーシャルが嫌いになった。一頃は賑やかしいだけのCMが無くなって好意的に思っていたのだが、最近のはどうもいけない。「その買い物必要ですか?」と問われ、いざ自分に置き換えると、う〜ん、今テーブルを買わなくても良いか。食い物さえあれば生きて行ける。と自分で家具を作っておきながら思ってしまうのだ。「もっと、経済を活発化させて東北地方を応援しよう」とでも言ってくれれば全体が活気づき、余裕が出た分出来る限りの援助をと思うのだが・・・。と言うわけで、明日面接である。売り上げが落ちた分を補うため新聞の配達をする事にしたのだ。といても採用してくれたらの話だが。


 3日 日曜日  薄曇り                      昼の気温 15℃
 午前中 久しぶりのお客さんが見えた。以前注文して頂いたのは3年前くらいか。引き出しチェストを注文して頂いた。ほっと一安心である。このまま今月は注文無しで終わるかと心配していたのである。おまけに、「急いで作らんでも良いからね」と言って頂いた。感謝である。「AC」のコマーシャルのせいで、諦めんとイカンかと思っていたのでホッとした。
 夕方から新聞配達店へ面接に行く。結果は数日後に連絡いたしますとのことであった。決まれば毎朝3時過ぎから配達である。う〜ん、起きれるんだろうか。


 4日 月曜日  晴れ                      昼の気温 13℃
 太陽が出ていた割には気温は上がらなかった。昼から大川市へ材料仕入れにいく。以前は豊富な財力を元に多め多めに材料を仕入れていたのだが、今はトヨタの「極力在庫を持たず、必要なものを、必要な量だけ、必要な 時に」と言うカンバン方式と同じである。只チョイと違うのは自分で材料をもらいに行くと言うことだ。あのトヨタとはほんのちょっとの違いである。


 6日 水曜日  晴れ                      昼の気温 18℃
 昨日は十数年ぶりのお客さんがお見えになった。工房がまだあるのを観てホッとされたそうだ。有り難い事である。3日前も久しぶりにお客さんが見えたしで、今月は駄目かなと落胆するのはチョット早すぎた様だ。そう言えば、新聞配達の面接の結果がまだ分からない。2〜3日後に連絡すると言われたのだが、どうも駄目だったようだ。今の家具作りを頑張りなさいと神様が言っているのだろう。これはこれで良しとしよう。実は早起きに自信が無かったのだ。


 10日 日曜日  晴れ                     昼の気温 16℃
 夕方統一地方選挙の投票に行く。今回は初めて棄権しようかと思った位 実に気合いの入らない?投票だった。他の県はどうか判らないが最初から結果が見えている選挙で、結果は案の状であった。これで国民の三大義務の一つは果たした事だし、後は自分の仕事に気合いを入れよう。ところで、三大義務の後二つは何やったかいな忘れてしまった。


 15日 金曜日  晴れ                    昼の気温 21℃
 今日の昼の気温は21℃。暑い。今年初めての20℃越えである。里の桜は終わってしまったが、山を見ると山桜がポツポツと彩りを添えている。長い事山に言っていないのを思い出した。そろそろ近場の山歩き始めるとしますか。


 21日 木曜日  晴れ                    昼の気温 18℃
 工房の庭にお花畑出現。
と言っても、西洋タンポポの花なのだ。一月前くらいからポツポツと花を開いていたが、この数日前から庭のあちこちで一斉に花を開き始めた。コやつは真冬を除きほぼ一年中顔を出しているので普段気にも止めないのだが、群生して花を付けると、それなりに美しいのである。しかしコやつがはびこっているせいで日本タンポポはとんと見なくなった。、生殖能力!違った、繁殖能力の差でどうしても負けてしまうのだ。「ガンバレ日本」


 25日 月曜日  晴れ
 今日は久しぶりに山歩きをしてきた。昨晩友人からメールの返信に「山に行く」と送ったところ、暇だから連れてってくれと言われ、初心者向きの山「天山」に行ってきた。咲きみだれる春の草花を期待していたのだが、チョット早すぎたのだろうか。咲き乱れていたのはスミレだけであった。が、天気は良いし、帰りには七の湯で汗を落とせたしで、満足な一日であった。


 30日 土曜日  曇り夕方より雨                   昼の気温 23℃
 今日で4月も終わり。ゴールデンウイーク突入である。と言っても工房はいつもと変わりなく、ゴールデンウイークだからといって、特別お客さんが増えるわけではないのだ。かえって休暇後の方がお客さんが見えるのだが、かといって、やっぱり遊びに行くわけにはいかず、シコシコと工房で作業である。



5 月

 1日 日曜日  薄曇り 黄砂                  昼の気温 21℃
 今日から5月。数日前注文頂いた「念珠掛け」の制作に取りかかる。良いアイデアが浮かばず四苦八苦していたのだが、円空が彫った仏像の写真集を見てヒントを得る事が出来た。この写真集が何故手元にあるのか記憶が曖昧なのだ。ずいぶん前、確か20代の頃貰った本の様な気がするが、そのころ仏像に興味があったのだろうか。今回改めて本を開いて円空の凄さにふれる事が出来た。ヒントをくれた円空さんに感謝。そして本を開くきっかけをくれたお客さんに感謝。


 8日 日曜日  晴れ                       昼の気温 22℃
 今日で大型連休は終わり。唐津で行われていた「矢澤金太郎一門の作品展」で肘掛け椅子が売れた。震災後としてはまずまずか。売れ残った家具を引き上げに唐津に向かう途中海岸線沿いの道路に珍しい海からの霧が発生していた。
海沿いに住んである方も「こんな霧は初めて見た」と話しておられた。今、夜10時半なのだが気温は22℃昼間と同じだ。明日の朝は何度なんだろう。 


 9日 月曜日  晴れ後曇り                  昼の気温 28℃
 昼間お客さん宅に納品に伺ったのだが、それだけで汗びっしょりになった。今日は夏である。その象徴の使者が現れた。
今年第一号の「蚊」である。まだ蚊取り線香を焚く程ではないが、今年の蚊の発生量はどうなんだろう。昨年は去年は高温の夏だったため比較的少なかったのだが。


 10日 火曜日  雨                      昼の気温 26℃
 久しぶりに雨が降った。週末まで雨らしい。この所雨不足で節水を呼びかける放送が流れていたので少しばかり心配していたのだが、これで一安心と言ったところだろうか。工房の水は井戸なので実際のところとんでもない干ばつでもない限り水の心配は無いのであるが。
 昼過ぎホームセンターへ買い物に行く。そこで数年前販売中止になって、残念に思っていたあの殺虫剤を購入した。殺虫成分を含まないあの殺虫剤である。
名前が凄い。「氷殺」である。「ー85℃」である。試しに手に吹きかけてみると、冷たいと言うより、「痛い」の方が近い感覚だ。これならテーブルの上にやってきた「蚊」や「ハエ」も安心して退治出来るというものだ。試してみたいのだが、今日は雨で、虫さんも工房にはやって来てくれないのだ。雨の日は虫にとっても出かけたくないようだ。


 23日 月曜日  雨                        昼の気温 15℃
 およそ2週間ぶりの日記再開。もうしばらくすると梅雨だというのに、今日は季節が逆に戻ったような気温である。寒いと言う言葉が久しぶりに出てきた。注文頂いていた人形ケースも今日で木部制作が終わり、明日からコースターの試作に取りかかる。これが巧い事いけば工房の新商品となるのだが、こればっかりは作ってみないと判らない。成功するように今から祈っておこう。


 24日 火曜日  曇りのち晴れ                 昼の気温 22℃
 コースターの試作に漆を塗ったのだが、結果が分かるのは明日である。漆が乾くのに1日かかるのでそれまで待たなくてはいけない。ここらへん今話題になっている再生可能なエネルギー似てはいないかな?自然に負荷をかけないと言う点で? 似てはいないな。 ま、効率だけ望めば天然自然のものは使えないと、言う事か。



6 月

 2日 木曜日  晴れ後曇り                      昼の気温 22℃
 作業の合間に梅の実を多量に買ってきた。

去年と同じように梅ジュースを作る予定なのだが、残りの梅で試しに作った梅ジャムが結構イケタので、今回は最初から梅ジャムを作ってみようかと思案中なのだ。
ジャムを作るとパンで食べる事になるのだが、最近はご飯食が多いのである。ジャムのためにパン食にするのもナンだし、やっぱり梅ジュースが一番良いか。夏場の疲労回復にもなるし。


 3日 金曜日  薄曇り                    昼の気温 23℃
 工房入り口の金木犀に枝を伸ばしたツルバラが今年も花を開き始めた。
今のところポツリポツリと数える程の開花なのだが、満開の時は金木犀を一面に覆ってしまうのだ。楽しみにしておこう。


 5日 日曜日  薄曇り                    昼の気温 24℃
 数日前の新聞に蛍が乱舞している写真が載っていたのを思い出し、日が落ちて工房裏の川へ。今年は去年以上に蛍が飛び交っていた。新聞掲載の写真のように撮ってみたいと三脚据えてパシャリ。
 
一昨年の写真と比べたが、殆ど進歩無し。明日もう一度トライしてみよう。


 6日 月曜日  晴れ後曇り                  昼の気温 26℃
 夕食後、裏の川に行き蛍撮影の2度目の挑戦。
十数枚パチリとやってようやく撮れたのがこれ。やっぱり蛍撮影は難しい。ファインダーを覗いても蛍の光は殆ど見えず、いわば山勘でパチリとやっているのだ。今年はこれで良しとしよう。


 9日 木曜日  晴れのち曇り                昼の気温 29℃
 暑い!もう夏の気温だ。


 14日 火曜日  曇り                     昼の気温 22℃
 ようやくネットが繋がった。以前のパソコンがフリーズ頻発しだしたので買い直したのだが、HPの接続がうまくいかず暇を見つけてはあれやこれやといじくっていたのだ。今日苦労何が実り何とか接続することができた。バンザイ。これで一安心。


7 月

 25日 月曜日  晴れ時々曇り
 久しぶりに日記再開。再開を記念して背振山系の金山へリハビリ登山へ行く。山中の気温は25℃。ひとときの涼を味わってきたのであった


 26日 火曜日  晴れ                      昼の気温 31℃
 久しぶりの山登りで、足がコワッているかと思ったら、そうでもなかった。当日の方がくたびれて足の裏が、痛いくらいであった。長いこと足の筋肉を使ってなかったので、心配していたのだが、今までの貯金がまだ残っていたようだ。


 27日 水曜日  晴れ                      昼の気温 30℃
 木工具の修理を頼んでいた部品が明日入ると言うことで、今日は私用の片付けで一日が終わる。

 28日 木曜日  晴れ                      昼の気温 32℃

 午前中工具の修理屋さんが見えて機械の修理が終わった。故障の為数日前から中断していた作業の再開である。予定では今頃漆を塗っているだったのだが・・・。「予定道理行かないのが世の常だ」と悟ったように自分に言い聞かせているが、やっぱり修行が足りない性か気持ちが焦ってしまう。こんな時こそゆっくりあわてずに作業しないと怪我の元なのだ。これだけはずいぶん前に指を怪我して以来悟っているのである。


 29日 金曜日  晴れ                       昼の気温 32℃
 今日は朝から家具の修理依頼を受けて、お客さん宅へ。エアコンの効いた室内に半日居た為自宅に帰ると、バテてしまった。ここで無理をして体調を壊してはと、久しぶりに昼寝とと決め込んだ。室温は30℃オーバーでも裸で扇風機に当たっていると心地よく、最適とは言えないが午睡には差し支えないのだ。身も心もスキッとしたところで夕方から作業となる。この暑い日中を乗り切るのは昼寝が一番だ。多少作業効率は落ちるが体調維持には欠かせないのである。


 31日 日曜日  晴れ                      昼の気温 32℃
 日記を再開したものの、今一新しいパソコンとのマッチングが良くない。古いパソコンを使い直そうかとも思ったが、いつクラッシュするかもしれないパソコンを使うわけにも行かず我慢してこのまま行くとするか。いっそのこと全部作り直したら良いのかもしれないが・・・。



8 月

 1日 月曜日  晴れ                   昼の気温 31℃


 2日 火曜日  晴れ時々曇り             昼の気温 31℃
 3月11日以降気になっていたことを今日ようやく解消することが出来た。震災のあった東北地方の為に出来ることはと考えたとき、100億円は無いし、唯一出来るのが献血だったのだ。一時期の献血ブーム?も下火になり、そろそろ出番かなとイムズの献血ルームに行ってきた。今一番足りないのは「成分献血」なんだそうで、生まれて初めてこれに挑戦してきた。今まで400ml献血しかしなかったのは成分献血だと時間がかかりすぎるからだったのであるが、今回はたっぷりと時間の余裕を見てきたのだ。時間はおよそ1時間半。歯医者さんの椅子にも似たS字にカーブ
した椅子なのでじっと横になっていると眠くなるのだ。眠ると血の出が悪くなるらしく「寝ないで下さい」と、時々看護婦さんが起こしに来るのだ。結局この成分献血の一番大変なのは睡魔との戦いであった。帰りに次回の献血可能日時を聞くと約2週間後であった。血液の中の血漿と血小板だけしか取り出さないので早めに出来るらしい。盆過ぎに時間を見つけて又来よう。


 3日 水曜日  晴れ                   昼の気温 32℃

 昼から、修理した引き出しを納品に行く。暑い。車のエアコンを最大にしてもまだ汗が噴き出してきた。


 4日 木曜日  晴れ                   昼の気温 35℃
 ついに昼間の温度が35℃に達した。さすがに35℃ともなると体がまともに反応しない。こんな時は体を使わず頭脳を使おうと思ったのだが思考能力も落ちて、昨日依頼されたテーブルの脚のデザインが浮かんでこない。20cmもの厚みがある丸い輪切りの板に脚を付けてくれと頼まれたのだが、そのアイデアが・・・夜涼しくなった良い知恵が浮かんでくるかと思ったが、どうも昼間の熱気で脳細胞が半分説けてしまったようだ。時間はたっぷりと頂いているのでのんびりと考えよう。


 6日 土曜日  晴れのち曇り              昼の気温 32℃
 32℃の気温も二日前と比べると幾分涼しく感じられる。とは言っても、やっぱり32℃だ暑い。夕方、焼き物をやっている友人から電話があった。明日から窯入れなんだそうだ。一旦火を入れると2〜3日寝ずの番だそうで、それから比べると日中の32℃、涼しいと思わなきゃなと思ったのであった。


 8日 月曜日  曇り                    昼の気温 31℃
 朝「籐」で出来た椅子の修理が出来るかと、問い合わせがあり「多分難しい」と返事をしたのだが「持って行くから見るだけ見て」と言われ。昼頃もって見えた。おじいさんが使っていた形見の椅子だそうで何とか使えるようにとのご依頼であった。何とかなりそうなのでお預かりしたのだが、ほんとに何とかなるんだろうか。う〜ん 何とかせんとイカンな。


 10日 火曜日  晴れ                   昼の気温31℃
 昨日は久しぶりに雨が降り気温が30℃を切って久しぶりに涼しさを感じたのだが、今日は31℃。8月も半ば近くだしこんなモンだろう。
 10日ほど前行った献血の「検査成績のお知らせ」が送られてきた。過去4回分の数値も記載されていて15年前の数値とほぼ差がない。強いて言えば「ALT」と「コレステロール」の数値が少し増えていた。それでも標準値の範囲以内であった。最近は運動もしていないしで心配していたのだがこれで一安心である。

 17日 木曜日  晴れ                    昼の気温 31℃
 今年の夏チョットばかり??と思っていたことをラジオの朝の番組が解決してくれた。この夏一度も「不快指数」と言う言葉を一度も聞いていないのだ。「猛暑日」・「熱帯夜」は何度も聞いてきて「あ〜あ今日もか」と不快になっていたのだが、気象用語で「不快指数」は一度も出てきていないのだ。「不快指数」と言う言葉を聞くとよけい不快になる、と気象庁に抗議の電話やメールがたくさん寄せられ使わないことにしたのだそうだ。あまりにも猛暑が続くので忘れてしまったのかと思っていたがこれで納得。安心して不快な夏を乗り切ることが出来る。

 24日 水曜日  晴れのち曇り             昼の気温 27℃
 昨日は 昼の気温が24℃を切って夏も終わりかと
 


9 月

 5日 月曜日   曇り一時雨             昼の気温 24℃
 早朝寒さで目が覚めた。昨晩はタオルケット1枚で眠りについたのだ。時計を見ると4時前。起き出すにはいささか早すぎる。しまい込んでいた毛布を引っ張り出して又眠りについた。省電力の夏も過ぎ、ようやく秋が近づいてきたようだ。


 22日 木曜日  晴れ一時曇り           昼の気温 20℃
 おおよそ2週間ぶりの日記再開。台風由来の雨も終わり、今朝は久しぶりに気持ちの良い青空が。数日前から彼岸花も花の茎を伸ばしていたが、やっぱりこの朱色の花は青空によく似合う。
そういえば明日は秋分の日である。暑かった夏もようやく終わりを迎えたようだ。


 24日 土曜日  晴れ                 昼の気温 24℃
 今朝朝食前新聞を取りに表に出て空を見上げてみると、すっかり秋の雲になっていた。
今までは朝からTシャツ一枚で過ごせたのに2〜3日前から長袖シャツを着てその上にもう一枚欲しいような気温になってきた。彼岸花から筋雲へ。後は山の紅葉か。この秋はどこへ行こうか。



11 月
 1日 火曜日     晴れ                     昼の気温 22℃
 11月になって昼の気温がようやく20℃を超した。10月までは昼間の太陽の下でも20℃を超すことが無かったのだ。久しぶりに日記再開したのだが、変な書き出しになってしまった。こんな変な気温の為か未だに「蚊」が血を求めて飛んでくる。昨年は11月にはいるとぐっと気温が下がって1日は16℃と書き込んでいた。


 2日 水曜日    曇り                       昼の気温 21℃
 今までかまけていた写真の整理をしているのだが、思うように進まない。このHPに載せたいのだが、いじり始めると思考があっちこっちに飛び中断してしまうのだ。気が多いので困りものなのだが、木を扱っている職業なのでこれは一種の職業病? んなことは無いか。


 3日 木曜日    晴れ                      昼の気温 22℃
 昼前 「年賀状何枚入る?」と、知人が注文取りにやってきた。身内の方が郵便局員でノルマのお手伝いなのだ。又暑くなって、今年の紅葉はドウなんだろうと思っていたが、もうそんな季節なのだ。来年は辰年だ。どんな図柄で行くか悩ましい干支である。又今年もぎりぎりになってあわてるんだろうな。そんな気がする。


 4日 金曜日    薄曇り                     昼の気温 22℃
 この心地よい気温も明日で終わりらしい。来週からは又寒くなるらしい。と言っても平温に戻ると言うことか。山の紅葉にはほっと一安心と言ったところかな。


 5日 土曜日    雨のち曇り                  昼の気温 21℃
 このHPのトップページに使う自画像を撮って観たのだが、どうもコッパズカシイ。工房での作業中を知人にパチリとしてもらうことも考えたが、頼むのも恥ずかしいのでセルフタイマーで撮ってみた。自分の写真を客観的に見るというのは実に難しい難しい。もっとかっこよく映るはずだと、いろいろポーズを変えて撮ってみたのであるが現実は厳しかった。


 6日 日曜日    雨のち曇り                  昼の気温 21℃
 今年もお客さんから頂いた草木が花を付けた。ハーブに似た香りとコスモスに似たオレンジ色の花を付けるのだが、
未だに名前が解らない。
これから先花の少ない季節に向かって香りと色で気持ちを和ませてくれるのだが、肝心の名前が・・・。


 22日 火曜日    晴れ                      昼の気温 14℃
 久しぶりの日記再開。
 今朝目が覚めてやけに寒いと思ったら、今年初めての霜が降りていた。

緑の葉っぱに白いザラメを振り掛けたような霜も、やがて登ってきた朝日で消えてしまった。


 23日  水曜日    雨のち曇り                   昼の気温 15℃
 午前中早良区のお客さん宅へ椅子を受け取りに行く。手作りと言ったら聞こえは良いが、日曜大工で作ったような椅子があるので作り直して欲しいと、お客さんに頼まれたのだ。伺うと確かにそれらしい椅子が・・・。出来たら部材を生かして欲しいとのことでデザインを考えなくちゃいけないのだが難しい。しばらく頭を悩まそう。


 24日  木曜日    曇りのち晴れ                 昼の気温 10℃
 今日は昨日よりグッと気温が下がって、昼間の気温が10℃しか無かったが、昼前から太陽が顔を出し幾分、快適に過ごすことが出来た。お日様の威力はたいした物で、気温は5度も低いのに暖かく感じられる。ついでに懐も暖めてくれるとありがたいのだが残念ながらそこまではやってくれないようだ。
 昨日預かった椅子の部材を取ろうと分解してみたらなんと木ねじが大量に出てきた。
木ねじの数を数えたらなんと93本。一人掛けの椅子でこれだけの木ねじを使えるとはあっぱれである。


 25日  金曜日    曇りのち晴れ                  昼の気温 11℃
 
今日も寒い一日だった。電気ストーブの簡易暖房じゃ寒さをしのげないので灯油を買いに行く。18リットル1620円也このこの価格高いんだろうか。去年は幾らだったんだろう。今は円高だから原油も安く手に入っているわけだし、去年より安くなっていると思うのだが・・・。


 26日  土曜日    晴れ                       昼の気温 12℃
 朝から椅子のデザインを考えていたが、結果が出ない。明日から製作にかかろうと思っていたのだが、残念。こんな時は考えても考えても浮かんでこないのだ。こう言うのを「土つぼにはまった」とでも言うんだろうか。何とか抜け出さないといけないんだが、いっそ気分を変えるためどこかに遊びに行こうかな。う〜ん。


 27日  日曜日    晴れ                       昼の気温 16℃
 夕方久しぶりに友人が訪ねてきてくれた。会うのは2年ぶりだろうか。つい最近会ったような気がしたが計算してみると最後にあったのは2年前だった。以前と比べて一段と老けた顔になっていた。が、向こうから観るとこいつ年取ったな〜と思っていることだろう。これはお互い様か。ずいぶん前に武田鉄矢が「歳と言う分母が大きくなると時間のたつのが早くなる」と言っていたが、なるほど実感である。


 28日  月曜日    晴れ                       昼の気温 19℃
 昼前食料の買い出しに行き、ふと目に入った「マルちゃん正麺」の豚骨味を買ってきた。役所広司がコマーシャルをやっているあれである。昼に食してみたが確かに旨い。麺が本物っぽいのだ。が、食す間に3回「旨い」と言うかはチョット疑問である。


 29日  火曜日    晴れ                   昼の気温 20℃
 今日の昼間の気温はなんと20℃。後数日で師走だというのにこの気温は良いのだろうか。最近は政治や経済もいい加減になってきているが、気温もこんなにいい加減になって良いんだろうか。長期予報じゃこの冬は一段と寒くなるらしい。今こんなに暖かいと寒くなったとき体はついて行けるんだろうか。「夏は暑く、冬は冬らしく寒くないとだめだ」と思ってはいるのだが、やっぱり冬は少しでも暖かい方が過ごしやすいのだ。だんだんと精神が軟弱になってきたようだ。地球全体から見れば少しずつ温暖化してきているようだからある意味冬が過ごしやすくなってきていると言うことか。これって良いこと?!かな?。


 30日  水曜日    曇り夕方より雨               昼の気温 19℃
 日記を再開して9日目だ。今回も1週間で途切れるかと思ったが、良く続いたと思う。この調子で来月も切らせずにUPできれば上出来なのだが・・・。




12月

 1日  木曜日    曇り                   昼の気温 11℃
 12月になって一気に気温が師走らしくなってきた。ただこの気温差には体がついて行かない。薪ストーブに火を入れて暖を取ったがほぼ一日ストーブ番となってしまった。久しぶりに味会う遠赤外線の暖かさはやっぱり気持ち良い物であった。


 2日  金曜日    曇り                   昼の気温 11℃
 そろそろ来年の準備をしなくてはと、カレンダーを買いに「ダイソー」へ。去年購入して案配良かったデザインの物が今年は無い。ここが作っているカレンダーは毎年少しずつ変えているのか去年と同じ物がないのだ。出来るだけ昨年のカレンダーと良く似たものを4点購入してきた。少しずつではあるが来年を迎える気分になってきたようだ。


 3日  土曜日    雨のち曇り夕方一時晴れ      昼の気温 11℃
 午前中久しぶりの材料仕入れで佐賀市を通って大川へ行く。その佐賀市でここ福岡とはチョット違った風習?を見つけた。福岡では不幸が会った家は玄関に「忌中」の張り紙を貼るのだが、佐賀市内を通っていたらその札が「往生」となっていた。イメージの問題だが「忌中」だと喪に服してます的な雰囲気だが、「往生」だと「死んでしまった」みたいな妙に生々しい情景が浮かんできた。こう感じるのは変かな。


 4日  日曜日    曇り一時晴れ              昼の気温 11℃
 昨年から切らずに伸ばしている髪が少々煩わしくなってきた。験担ぎで髪を切らずにいたのだが、どうも御利益もなさそうだし、それにとにかく鬱陶しいのだ。1〜2ヶ月前くらいからゴムバンドで髪をまとめやすい長さになってええ案配だと思っていたのであるが、とにかく髪を洗うのがめんどくさい。乾かすのも一苦労である。ここらで思い切って髪を切ってしまおうかと思案中なのだ。


 5日  月曜日   晴れ                    昼の気温 13℃
 午前中にお見えになったお客さんに、験担ぎで伸ばしている髪を切ろうかと思っていると話したら、「もったいないけん切らんどき。似合うとんしゃ〜よ」と言われてしまった。お世辞半分としてもお客さんに不快感は与えていないようだ。ばっさりと落としてしまおうと思っていたが、心が少しばかり揺らいできた。今髪を切ると首筋がス〜ス〜するし、風邪引くかもシレンし、もうチョット様子見よう。

 6日  火曜日   曇り一時晴れ              昼の気温 13℃
 日本赤十字社から返信用封筒入りの封書が送られてきた。

何事か?!。献血した血液に問題があったか?と、封を切ってみると、献血のお願いであった。しかも成分献血に限定してである。東北地震の援助にと金のない当方は献血にせっせと通ったのであるが、「正月にも成分献血をお願いします」と言うことであった。成分献血は時間がかかる為あらかじめ時間帯のご予約をと言うことらしいが、何しろ年末、年始である。献血に行くことはやぶさかではないが、何時に?と言われると予定が立たないのだ。しかも、19日までに投函をとある。う〜ん。どうしよう。


 7日  水曜日    曇り                  昼の気温 12℃
 今週末はグッと冷えて場所によっては雪が降るらしい。この冬の灯油の値段はどうなるんだろう。九電は出来るだけ電気を使わないでと言っているから、暖房の熱源として灯油が引っ張りだこになりその分値段が上がって・・・。今年の冬は気温だけでなく財布も一段と厳しくなりそうだ。


 8日  木曜日    曇り一時晴れ            昼の気温 11℃
 明日はいよいよ気温が下がって日中の温度は5℃くらいになるらしい。幸いにも明日は体力を使う作業が待ってる。体を動かして体温を上げて何とか乗り切ろう。


 9日  金曜日    曇り一時晴れ夕方あられ     昼の気温 7℃
 今日は寒くなると天気予報で言ってた割には体したことなくて夕方、パラパラと粒みたいな白い小さな固まりが落ちてきただけであった。記録にパチリとしようと思ったのだが、地表に触れたとたん溶けてしまい期待はずれに終わってしまった。残念!


 10日  土曜日    曇り                  昼の気温 5℃
 昨日よりも一段と寒くなった。いよいよ初雪かと思ったのだが、今日はただ寒いだけで終わった。いくら寒くても雪がチラチラとすればそれなりに気持ちも弾み気持ちよく過ごせるのだが。


 11日  日曜日    曇り                 昼の気温 7℃
 低い気温も今日までのようで、週間予報を見ると明日から又10℃以上の気温が続くようだ。ほっと一安心である。寒くないとイカン冬にこんな気温で良いのか!と、いつもなら言うのだが、やっぱり寒さはこたえる。だんだんと年月を経るに連れて軟弱になってきているようだ。


 12日  月曜日    曇り                 昼の気温 10℃
 まだ年賀状のデザインが出来上がらない。去年もかなり悩んだような気がしたので調べてみると30日に投函したようだ。まだまだタップリと時間があるようだ。と、安心しているといよいよ押し迫ってばたばたするのは目に見えているのだが、来年の干支が良くない。「辰」である。難しい。12年前はどんなデザインにしたのか・・・・。


 13日  火曜日    曇り一時晴れ           昼の気温 12℃
 今月は急ぎの注文が三つも重なって、本当は年賀状製作どころではないのだが、その内の一つを今日引き取りに見えた。本棚なので構造は簡単だったが、一週間かかってしまった。後残るは肘掛け椅子と、台所収納棚だ。肘掛け椅子は後数日で完成する予定なので問題ないのだが、台所収納棚だ。年内に何とか完成させますとは言ったが何とかなるんだろうか。なんとかしよう!!!。   気合いである。


 14日  水曜日    曇り                 昼の気温 12℃
 夕方ぐらいからストーブの側を離れると背中がゾクゾクするようになってきた。風邪の前兆のようである。とは言えこの数年間「風邪」などとは無縁の生活だったので、今回も多分大丈夫だろう。人混みの中には行かないし、人と接触することも殆どないので余所からもらってくることはまず無いのだ。寝る前に風呂をと思ったが、今日はこのまま寝よう。


 16日  金曜日  雨のち曇り一時雪           昼の気温 4℃
 午前中久しぶりに峠を越えて大川へ材料の仕入れに行く。今年最後の仕事の材料が少々足りなくなったのだ。行きはみぞれ交じりの雨だったのが帰りは
道にもうっすらと雪が積もり、山の木は白く綿帽子をかぶっていた。これでようやく本格的な冬が来たと言う感じである。工房の温度は4℃ 寒い!!!!


 19日  月曜日    晴れ                 昼の気温 8℃
 久しぶりに暖かいお日様を拝むことが出来た。昼食後日差しを浴びた車の中で休憩していたら、爆睡してしまった。昼寝をしたのは何時以来だろうか。夏の暑い日に体力温存にと日陰でちょいちょい昼寝をすることはあるが、今時の昼寝は初めてである。どこかの高校で学習能力を上げる為、昼食後に15分ほど机に突っ伏して昼寝を取らせていると聞いたことがあるが、爆睡は良くないようだ。目が覚めて頭が働き出すまでしばらく時間がかかってしまった。やっぱりうたた寝程度が良いようである。


 20日  火曜日    曇り一時晴れ           昼の気温 8℃
 今年も後10日で終わりである。友人から「プリンターの調子がおかしくなったんで、お釈迦になったらプリンター貸して」と、電話があった。年賀状である。忘れていた。と言うより今はそれどころではないのである。年内納品予定の家具がまだ先が見えないのだ。来週早めに漆塗りにかかる事が出来ればほっと一安心となるのだが。


 21日  水曜日    曇り                  昼の気温 9℃
 一年以上伸ばしていた髪を切ってきた。年内納品の為少しでも時間が欲しい時なのではあるが煩わしさに負けてしまった。前回一年前に切ったときも聞かれたが、今回もほんとに切って良いのかと念を押されてしまった。久しぶりに首筋がスースーする感覚を味わった。


 22日  木曜日    曇り                  昼の気温 9℃
 数日前に完成した肘掛け椅子を昼食後納品に行く。11月に預かった椅子を分解して部材を取りそれで新に肘掛け椅子を作ったのだ。木ねじの跡だらけで使える部材は座板だけであった。それでも持って伺うと、腰掛けてみて「これで座りたくなる椅子になりました」と、喜んでいただいた。ほっと一安心。


 24日  土曜日    曇り時々晴れ一時雪       昼の気温 5℃
 朝目覚めたときやけに寒いなと思ったら、屋根にうっすらと雪が積もっていた。
工房の作業もいよいよ最後の追い込みである。今年度中に納品するには、漆塗りの時間を引くとあと数日。ぎりぎりで木工作業は3日ぐらいか。まあ何とかしよう。


 26日  月曜日    曇り一時晴れ           昼の気温 4℃
 夕方木工作業終わる。夜漆塗り1回目。これで何とか年内に納品出来そうだ。ほっと一安心。さあ明日から年賀状だ。こっちの方が大変だ。


 31日  土曜日    曇り                 昼の気温 10℃
 昨日最後の納品が終わりようやく今年が終わろうとしている。掃除もそこそこに済ませて作業台に鏡餅を飾って工房の正月を迎える準備が整った。

肝心の年賀状は投函は明日である。と言うことは1日には着かないのだ。もっとも12月に本年もよろしくとか、昨年はとか書くのはチョット変だと思うが、明日投函するおまえはドウなんだと言われると頭を掻くしかないようだ。12時チョイ前にメールチェックしたら22時10分に「今年もどうぞよろしく」と、フライングメールが届いていた。1時間50分だけよろしくとは実に奥ゆかしいメールであった。
 今年は実に色々と心身共に大変な年であった。いろんな人に迷惑をかけてしまったが、イミテーションではあるが鏡餅も飾れたし、取りあえずは良しとしておこう。来年は今年よりいい年になるはずである。と書いてる内に2012年になってしまった。今年はきっと良い年だ。