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2009年
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1月
 
 1日 木曜日  雪のち曇り                           昼の気温 5℃
 元旦である。昨年は一度も山に行かなかったので今年こそはと、夜明け前の雪の中近所の井原山に登る。天気予報でも初日の出は無理だと言っていたので期待はしていなかったが、案の定どんよりとした空の下の井原山山頂だった。が、山頂は雪景色。真っ白に積もるほど雪が降っていたとは。これは二重丸である。今年は良い事がありそうだ。


 19日 月曜日  晴れ                         昼の気温 8℃
 久しぶりの復活。といっても仮である。以前から使っていた中古パソコンに寿命が来たのか動作がおかしくなり新品を買い直したのだが、それが正月明けに故障してしまい結局修理に出す事になったのだ。で、修理から帰ってくるのを待っているのだが、何時になるか分からず結局動作がおかしくなった古いパソコンを引っ張り出して今日から仮の再開という訳である。HP制作に必要最小限度のソフトだけ入れ直して今日何とかUPする事が出来た。これも何時まで出来る事やら。文字が急に英文字になったり、頻繁にフリーズするのであくまでも「仮」の復活である。
 修理に出した安い事で有名な某メーカーのパソコンだが、これを修理に出すまで3日もかかったのだ。動作がおかしくなりサービスセンターに電話する事5〜6回その都度繋がるまで待たされること30〜40分。チョットアクセントのおかしい日本語で (多分サービスセンターは中国にあるようだ。その都度担当者が「キム」とか「シュウ」とか名前を名乗るので多分間違いないと思う。この人たち日本語はたどたどしいが、英語は綺麗な発音なのだ。多分。日常ネイティブの英語を聞く事が無いので自信は無いが。流ちょうなパソコン用語をカタカナ発音で確認してキーボードを叩く始末である) あーせいこーせいと指示されパソコンをいじくりまわし、結局最後に繋がった日本人の担当者がハードディスクに不具合があるようなので引き取ります。と言うことで決着が付いたのだった。


 21日 水曜日  晴れのち曇り                    昼の気温 10℃
 11日ぶりにパソコンが修理から帰ってきた。1ヶ月近くかかると思っていたが、意外と早かった。ソフトの入れ直しがこれまた大変だ。日付が代わってようやくこのHPにアクセスすることが出来た。ほっと一安心。明日はファイルの入れ直しだが、これはホルダーの移動だけですむので簡単に済む?予定である。


 23日 金曜日  曇り夕方粉雪                    昼の気温 5℃
 パソコンのファイルの入れ直しは簡単だと思っていたら、世の中そんなに甘くなかった。保存しているはずのファイルが見つからなかったりと、今でも以前の状態に完全には戻っていないのである。しかもハードディスクの容量が最初付いていた120GBから250GBに増えていた。これはサービスなんだろうか?それとも単なるミス?。容量が増えたのは良いが、肝心のファイルが・・・。


 24日 土曜日  曇り一時雪                     昼の気温 1℃
 天気予報では積雪注意と言っていたのに雪の気配なしと思っていたら、昼過ぎからドドドドドと降ってきて見る間に雪景色となった。
正月以来久しぶりの雪である。降り落ちた雪の割には積雪が少ない。まだ地面が冷え切っていないせいか。このまま今晩も降り続けば・・・。明日は友人から頼まれた皿立ての制作と、雪だるま作りと、忙しくなりそうだ?。


 25日 日曜日  雪のち小雨                      昼の気温 3℃
 今朝から良いあんばいに雪が降っていたのに昼から気温が上がり、雨となってしまった。積もった雪もほぼ解けて楽しみにしていた雪だるまの制作は出来なくなった。来月の冷え込みに期待しよう。その雨の中昨年風呂のボイラーを取り付けてくれたおじさんが「芋」を一袋手にぶら下げてやってきた。薪ストーブで焼き芋をしようと言うのである。直に置いてうまく焼けるのか心配だったが、これがまた表面こんがり、中ほくほくの旨い焼き芋ができあがった。おじさんありがとう。また持ってきてもらおう。


 28日 水曜日  晴れ
 昨日は波呂の龍国寺で大人の寺子屋。「実在した神話」 〜発掘された平原弥生古墳〜 のタイトルで原田大六氏の奥様原田イトノ氏の講話があった。生前の原田大六氏の事をユーモアとウイットで包んでお話になり、予定時間を遙かにオーバーし終わったのは10時となっていた。平原弥生古墳から出土した国宝になっている「内行花文八葉鏡」のレプリカも見せていただいた。レプリカとはいえ我々が触る事はまずあり得ないのだが、自由にどうぞと言われるので、素手で持たせていただいた。
重さは10数キログラム位か、手にずっしりと伝わってくる。表面は凸面鏡となっているのを初めて知った。今の技術を持ってしても5枚制作して割れずに出来たのはこの1枚だけだそうで、これを制作した大阪の鋳物業者が毎年磨きにこられるそうだ。貴重な経験をさせてもらった。感謝である。 で、今日はと言うと、雪の後の久しぶりの快晴の中、井原山へ昼寝しに。明日アウトドアのコーナーにUPの予定である。




2 月
 
 5日 木曜日  曇り                              昼の気温 9℃
 久しぶりに日記を書き込もうと思って開いたら、過去の日記のリンク先が行方不明になっている。パソコンが故障したときのどさくさに紛れて何処かに行ってしまったらしい。この際思い切って全部のページを作り直そうと思ったのだが、その前にデザインを考えないといかんな。


 6日 金曜日  曇りのち晴れ                        昼の気温 11℃
クラッシュする前に保存したファイルを調べてみたが、やっぱり2008年の日記と2007年の日記半分が行方不明だ。しょうがない諦めよう。後は所得申告のファイルだ。これまた2007年の分が行方不明なのだ。見つかれば昨年分を書き込むだけで済むのだがこれも諦めた方が良さそうだ。今日はパソコンいじりでくたびれてしまった。


 7日 土曜日  晴れ                             昼の気温 10℃
 昼過ぎお客さんが見えた。何でも 以前このHPをご覧になっていて、カーナビで調べたら載っていたので立ち寄ったと言うことだった。時々この日記をサボって文字通り「時々日記」になっているが、ちょっと反省。やっぱりタイトルがマズイかな〜。「工房日記」から「その日暮らし日記」になって、今は「工房時々日記」になっているが、前のタイトルに戻した方が良いかな。このHPをリニューアルした時にタイトルを変へるとしよう。


 8日 日曜日  晴れ                             昼の気温 11℃
 ここ数日の暖かさで、工房裏の梅の木に白い花が開いた。文字どうり梅一輪の暖かさである。
 長期予報をみると今後1週間暖かい日が続くらしいので今週末には満開になるかな? 梅の花に積もった雪をパチリ戸やってみたいのだが、その願いはかなえられそうに無いみたいである。


 9日 月曜日  雨                              昼の気温 7℃
 所得申告の帳簿付けがまだまだかかりそうだ。帳簿付けと言っても領収書を日付順に並べ、項目ごとにパソコンに打ち込むだけなのだが、これがまた結構面倒なのだ。数字に目が痛くなると、作業場に行きうろうろして頭を冷やし、またパソコンに向かう。これじゃ後2〜3日は必要なようだ。転職しても経理関係の仕事には就けないようである。一人でやる以上は経理も含んでの家具作りとは思うのだが、これがまた年1回の作業なのでしんどいのだ。毎日、毎月すこしづつ記入して行けばなんて事無い作業だと、この時期だけ強く思うのである。毎年反省しているのだが、一向に懲りないようだ。


 10日 火曜日  晴れ時々曇り                      昼の気温 7℃
 今日もほぼ1日パソコンの前である。くたびれてしまった。が、明日には終わるめどが付いたので一安心である。


 12日 木曜日  晴れ                           昼の気温 15℃
 今日はなんと15℃。明日はもっと高くなるらしい。暖房費が多少は節約になって良いかな。所得申告の準備の間にオイルを塗っていた学習机が出来上がった。引き出しの付いたごくシンプルな机である。この後ブックエンド等を作るつもりなのだが、このまま何にも無い方が良いかなと思うのだが・・・。


 13日 金曜日  曇りのち雨                       昼の気温 15℃
 昼は15℃だったのだが、夕方は18℃になっていた。平年より2主観も早い「春一番」だそうで、来週末はまた寒くなるらしい。所得申告の書類もほぼ終わり明日は清書するだけである。さて、次は何を作ろうか。


 14日 土曜日  晴れ                           昼の気温 17℃
 この2〜3日続いた高温も今日までらしい。明日からはまたいつもの冬らしい気温に戻る用だ。これで一安心である。1週間ほど前にお越しいただいたお客さんから、今日簡単なスケッチと見積もりの依頼電話をいただいた。概ねのイメージをお聞きしていたので、スケッチを描くのに悩まずに済みそうだ。


 15日 日曜日  晴れのち曇り                      昼の気温 15℃
 朝から天気は良いのに空気がどんよりと粉っぽい。黄砂のせいかと思ったら、なんと杉花粉だった。遠くの裏山のあちこちからボア〜っと黄色い粉が舞い上がっている。これをパチリパチリとしたのだが、パソコンに取り込む時に間違えて消去してしまった。アッと思ったが、後の祭り。電子というのは便利なようで、こんな時融通が利かないので困ったもんである。杉花粉症の人には気の毒な季節となってきた。以前ハウスダストと、黴のアレルギー性鼻炎持ちだったが、今は直って健康なのであるが、今後杉の花粉にも反応するのだろうか。それを考えるとチョイと心配になってきた。


 16日 月曜日  曇り
 今日工房は臨時休業で、友人の事務所のお手伝い。博多スターレーンで催される業者向け展示会の手伝いで、朝からスターレーンへ展示什器の搬入。
ファッションからインテリア小物、アクセサリーまでどちらかと言うと女性向き商品の合同展示会である。おもしろい商品がたくさんあるので皆さん行ってみたらと勧めたいところだが、残念ながら業者向けの展示会なのである。この不況の折、多くの商談がまとまることを祈るばかりである。


 17日 火曜日  小雨後曇り                       昼の気温 5℃
 今日はなんと山がうっすらと白くなっている。数日前まで季節はずれの暖かさを喜んでいたのだが、やっぱり季節外れだった。今の季節今日くらいの気温が普通なんだろう。所得の申告書を提出するはずだったが、雑用に追われ明日提出することに。こちらは国民の義務をちゃんと果たしているのだから何処かの議員も仕事中酔っぱらわずにちゃんと仕事してほしいもんである。


 19日 木曜日  曇りのち雨                       昼の気温 6℃
 国民の義務本日無事完了。これが完全に終わらないことには靴の中に小石が入ったような状態で居心地が悪かったのだ。明日からは気持ちよく物作りが出来そうだ。


 23日 月曜日  曇り                            昼の気温 15℃
 今日は所用で佐賀市へ。途中富士町のダム建設現場の横を通るのだが、ここの近くに水くみ場が設けてあるのだ。この道を通る時はいつでも水を汲めるようにポリタンクを用意しているのだが、常に誰かが使用中なのだ。今回珍しく誰も居なくて初めて水を汲むことが出来た。
 そばの札に弘法大師が云々とありがたい文句が書いてある。山の水をホースで引いているらしく飲んでみると、地下からくみ上げた水とは違い甘いまろやかな味がした。早速工房に持ち帰り珈琲を淹れてみたのだが、いつもの珈琲の味と殆ど変わらない。工房で使っている水も山の湧き水だから、似たような成分なのだろう。ま、弘法大師さんの分だけ有り難みが有るのかな。


 24日 火曜日  曇り                              昼の気温 15℃
 今日は1ヶ月ぶりの大人の寺子屋である。夕方二丈町の龍国寺へ。日本の文化遺産「日本刀を語る」と題して語り部は前原市在住の刀匠 瀬戸 吉廣さんである。
 刀鍛冶になるまでの話、現代における刀の意味は・・・等、お話していただいた。興味深かったのは物作りに対する姿勢や考え方が、日本の伝統工芸職人の見本みたいな方なのに意外と新しい考え方を持ってあることだった。それにしても物作りに対する姿勢参考になりました。爪のあかをチョビット貰いたいくらいでありました。


 28日 土曜日  曇り                              昼の気温 10℃
 昨日お客さんからキッチンの収納棚の扉を作り直して欲しいとの電話があり、午前中お客さん宅へ伺う。予め話は伺っていたのだが、見てみると少々締まりが悪いだけで綺麗な扉である。工務店さんに作ってもらったのだが、締まりが悪くて、作り直して貰い、それでも良くなっていないので、我が工房へ扉を作って欲しいという依頼だったのだ。2カ所ほど鉋で削れば綺麗に閉まる様子だったのでそのことを話し、合板じゃなく無垢の木で作れば木が伸び縮みし、たまにこういう事も有りますよとお話しして、工務店さんに電話して削って貰って下さいとアドバイスし、引き上げたのであった。工房の仕事には繋がらなかったが、簡単な修理で使えるのを作り直すのは勿体ないではないか。
 

3 月
 
 1日 日曜日  晴れのち曇り                     昼の気温 10℃
 朝からこのHPを作り直していたのだが、気に入らなくて全部削除。今日一日が徒労に終わった。比較的暇な今の時期に作り直すつもりなのだが、もう一度アイデアを練り直そう。


 2日 月曜日  晴れ後夕方より曇り                 昼の気温 13℃
 昨日、今日と久しぶりに太陽が顔を出した。工房横の田んぼの土手にもかわいい土筆が顔を出していた。
青い空の下の春の使者である。こんな気分の良い時には良い電話があるもので、昨年暮れお客さんからから食卓椅子が床を滑りすぎるので何か方法は無いかと、電話を頂いたので、市販のゴムのキャップを取り付けたら良いですよと、売っている店名を言ったら、自分は年で買いに行く車も無いと言われる。自分の専門の家具のことでもあるし、ゴムキャップを購入し取り付けに行ったのだが、そのおばあちゃんから家具の注文の電話だったのだ。その時は自分も年をとったらいろんな人にお世話になるからと軽い気持ちで引き受けたのだが、やっぱり良いことはするもんである。


 4日 水曜日  曇り                           昼の気温 11℃
 今日見えたお客さんは何と珈琲とお菓子持参だった。以前知人から紹介して貰った、織物を趣味とされているグループの方たちである。織物に使う部品を注文して頂いたのだが、お会いした時一人でボチボチと家具付くりをしていると様子を伝えておいたので、たぶん珈琲もないだろうと持参されたのであった。丁度コーヒーの豆を切らしていたので有り難く飲ませて頂いた。おまけに注文までしていただいたのである。今日は実に良い日であった。


 5日 木曜日  曇り                           昼の気温 11℃
 今お客さん注文の小学校の椅子を作っているのだが、夕方訪ねてきた営業マンに小学校の椅子だと話すと怪訝な顔をする。もう忘れたと?と聞くと、小学校ではパイプの椅子と机でしたと言うではないか。今の若い世代はあの懐かしい木の椅子、木の机ではないのだ。小学校ではやらなかったが、中学生になると「肥後の守」という小刀で机に名前を彫ったりしたものだが、隔世の感があると、つくづく年を感じてしまった。


 8日 日曜日  晴れ                          昼の気温 12℃
 久しぶりの青空である。作業中手を休めて、裏山の雷山の方を見るとパラセールが4〜5機。
仲良く2機並んだところをパチリとしたが、なんだか眉毛とちっちゃな目に見える。フワーっと気持ちよさそうに飛んでいたが、高所恐怖症の人間には落ち着かなくて足が地に着かないだろうな。飛んでるだけに。


 13日 金曜日  雨のち曇り・強風                  昼の気温 15℃
 朝納品に行く途中、久しぶりに虹を見た。
写真では見えないが、うっすらと二本目の虹が外側に弧を描いていた。夏にはよく見るのだが、この季節に見えるのは珍しいのではないか。何か良いことが起こりそうな予感がしたのだが、午前中は春二番とでも言うのだろうか、とんでもない強風で部屋の中に天井裏のゴミが舞い落ちてとんでもない一日となった。得てして良い予感というものは悪い方に働くもんである。


 14日 土曜日  曇り後晴れ                      昼の気温 5℃
 作っては削除し、作っては削除し、の繰り返しだったこのHPいじりがようやくまとまった。結局これまでのページを少しアレンジしただけである。一日中パソコンに向かっていて目が痛くなってしまった。まだ完成しているわけではないので毎日少しずつUPしていこう。


 16日 月曜日  晴れ                          昼の気温 15℃
 材料代を振り込もうと久しぶりにスーパーに併設の預け払い機に行ったら、現金での振り込みが出来なくなっていた。わざわざ銀行の窓口に行くか、通帳からの振り込みじゃないと受け付けなくなって居るではないか。無駄足を踏んでしまった。例の振り込み詐欺連中のおかげである。振り込み詐欺なんて自分には関係ないと思っていたが、これも一種の被害である。通帳を持って行っていなかったのですごすごと引き返すしかなかった。今度時間が出来た時に改めていくことにしよう。材料屋さんごめんなさい。振り込みもう少し遅れます。


 18日 水曜日  薄曇り                        昼の気温 19℃
 昨日今日と、春の終わりの気温となっている。気象台の発表では、前原は昨日24℃もあったそうだ。24℃と言えばおおよそ初夏である。幸い工房の周りは田んぼに囲まれているのでそこまで上がらなかったが、汗だくで作業するところであった。
 井原山に登るコース途中にあるアンの滝の前に、1本の山桜の木があるのだが、まだ一度も花の季節に登ったことがないのだ。今の作業が終わったら、行ってみようと思っているのだが、この分だと花は散っているかも知れんな〜。


 21日 土曜日  晴れ後曇り                     昼の気温 19℃
 友人が温泉に行こうと誘いに来たので、旧七山村の「ななの湯」へ。近くの地元物産店「鳴神の庄」では桜が満開であった。
久しぶりの温泉で命の洗濯も出来たし、花見も出来たし、後は家具の注文がどっと入るのを待つだけか?


 23日 月曜日  曇り                          昼の気温 16℃
 暇を見てはこのHPを少しずついじっているのだが、遅々として進まずである。数年前までは半日パソコンの前に座っていても何ともなかったが、今は1〜2時間で目がショボショボしてくるのである。ま、焦らずにボチボチとUPしていこう。


 24日 火曜日  晴れ                          昼の気温 16℃
 午前中織物に使う「シャトル」 (織物を作る時縦糸と縦糸の間に横糸を通すのだがその糸をを巻いてある細長い板である) を納品に行ったら、帰りにシジミをいただいた。近所の川に行って、自分で取ってこられたのだそうだ。夜、ご飯のおかずにとみそ汁に入れて食したのだが、残念ながらおかずには成らなかった。何せシジミである。5ミリほどのちっちゃな身なのである。
  
鍋にはまだこれと同量入っているのだ
チィッチャナ身をちょこっとずつすすってもおかずの量には成らず、スープだけ飲んで、結局食後にちびちびとすすり取ったのであった。後で思い出したのだが、シジミ汁はスープを飲むもんだよと以前言われたような気がする。確かにスープはとても美味であった。ごちそうさまでした。西表島には大人の拳よりも大きいシジミが生息しているそうだが、味はどんなだろうか?みそ汁碗にでかいシジミが一個ドーンと入っている。食してみたい気がする。


 27日 金曜日  晴れ後曇り                       昼の気温 11℃
 昨日かねてよりの念願だった井原山「アンの滝」の山桜を花の季節に見に行くという希望が叶えられた。少々大仰だが、何度も井原山には登っているのに花の季節に一度も登ったことが無かったのだ。満開の花の下で滝を眺めながら一休みのつもりだったが、行くにはちょっと早く三分咲きと言ったところであった。近々「アウトドア」のコーナーにUPしよう。
 

4 月

 1日 水曜日  晴れ後曇り                        昼の気温 12℃
 朝からラジオで入社式が話題になっているなと思ったら、今日から4月である。工房前のプランターに早く花を植えなきゃと思っている内に春真っ盛りとなってしまった。が、それにしても今日はおかしな天気だ。夜中雷が鳴ったと思ったら、何とアラレが降ってきた。これで冬に後戻りは最後だと思うが。
 前原市役所から「定額給付金申請書類在中」なる封筒が届いた。すぐにでも現金をもらえるのかと思ったら、申請書返送後、一ヶ月後銀行振り込みなんだそうだ。もらえる物は拒否しないが、この給付金他に景気が良くなるもっと良い方法が有るのではと思うのだが、今の政府に期待してもむりだろうな〜。ずいぶん昔だが、エチオピアの「ハイレ・セラシエ皇帝」が在位の時、貧民街にベンツで乗り付けて民衆に現金を配っていた映像を見たことがあるが、同じレベルだと思うと悲しくなってくる。


 2日 木曜日  晴れ時々曇り                      昼の気温 15℃
 昨日の情報番組で、今日の夜宇宙ステーションが見えると言っていたので、作業の後カメラを据えて待機していたら、8時前に北西の空から光点が5分程で南の天空へ登っていき程なく消えてしまった。
4秒のスローシャッターでパシャリとやってみたら長い光跡を描いている。かなりのスピードだ。若田光一さんが乗っているあの宇宙ステーションである。サッカーコート程の大きさがあると聞いていたので、窓から手を振っている若田さんが見えるかと思ったが、何せ大気圏外である。200mmの望遠レンズでは光の点でしかなかった。これを見て宇宙へのロマンがかき立てられたかと言うと、う〜ん、そうでもないな。


 4日 土曜日    雨                           昼の気温 16℃
 頼まれていた椅子の修理が出来上がり、電話連絡の時いつも食料を頂くので、お礼のつもりで修理代はいりませんと言っていたら、今日取りに見えた時またもや手作りの食料を沢山頂いた。暖め直したり、解凍したりで一週間程過ごせそうである。料金を頂くよりもなんだか嬉しかった。いっそのこと呂金の代わりに物々交換という手もあるなと思ったのだが。例えばテーブル制作代として、北海道旅行1週間とか、イスを作って半年分の米とか、電気代の代わりにチェストを作るとか、貨幣の無かった縄文時代や弥生時代ならともかく今の時代じゃチト無理か。生活援助のためと称して定額給付金なる現金を振り込む時代だから。江戸時代だったら米一月分とかだったろうな。多分。


 8日 水曜日  晴れ                           昼の気温 19℃
 今日は招待券を頂いたので昼から福岡市美術館へ。
 内容は・・・。常設展の方も見に行ったのだが、久しぶりにサルヴァドール・ダリの「ポルト・リガトの聖母」を見ることが出来て良かったと言うことだけにしておこう。


 10日 金曜日  晴れ                          昼の気温 22℃
 昼過ぎ大川市へ材料仕入れに。佐賀市を通り抜けて大川市まで行くのだが、普段市内を迂回して行くのを、帰りを市内中心部を通ったら、面白い標識を見つけた。
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信号待ちの時間に車内からパチリとしたのだが、正式な案内標識なのだ。「どん どん どん」と言う地名も面白いが「どん3」と表記の仕方もこれまたユニークではないか。それにしてもこの「どんどんどんの森」どんないわれがあるんだろうか。
同じ帰り道の川上峡ではこの季節恒例の鯉のぼりが風にそよいでいた。
いったい何匹の鯉が泳いで居るんだろうか。一本のロープにおよそ50匹。そのロープが20本近く。う〜ん、とにかく沢山である。これだけ有ると面白く圧巻ではあるが、やっぱり鯉は青空に高くそよいで欲しいと思うのは僕だけだろうか。


 11日 土曜日  晴れ                         昼の気温 22℃
 昨日の「どん」を見た謎を唐津在住の方からメールを頂いた。3回擬態語を繰り返すのは佐賀方面の一種の方言なんだそうだ。「どんどん歩く」というより「どんどんどん歩く」とか「リンリンリンと鐘を鳴らす」とか使うらしい。考えて見たら、3回繰り返した方がリズムが生まれて耳に心地よいようだ。「とんとんと階段を上がる」というより「とんとんとんと階段を上がる」と言った方が言葉として発した時に、より情景が浮かんでくるようだ。落語の世界でも擬態語を使う時3回繰り返すのが多いのはやっぱりこのリズムのせいかも知れない。そういえば与作も「トントントン」と木を切っていた。
肝心の「どんどんどんの森」のいわれは、以前紡績工場があった土地を佐賀市が買い取り公園化するに当たって市民から名称を公募したのだそうだ。変に「なんたらパーク」とか横文字を付けるよりよっぽど好感が持てる名称である。


 13日 月曜日  薄曇り 夜久しぶりの雨             昼の気温 23℃
 夜久しぶりにスタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」を見た。
以前、それこそ30年近く前に見た時は気づかなかったが、今回英国教会の牧師?神父?どっちなんだろう。ま、とにかくそのおじさんの言葉が心理をついていることに気が付いた。矯正された「アレックス」に対して言った言葉「道徳的選択の能力を奪われた生き物に過ぎない」と。結局主人公の「アレックス」は元に戻ってめでたしめでたし?となるのだ。キューブリックは結局これを言いたかったんじゃないかな?やっぱり疑問符で終わるな〜。


 18日 土曜日  晴れ                         昼の気温 22℃
 数日前の新聞にミツバチの数が少なくなって、果樹栽培農家が困っていると載っていた。原因は不明だそうで、果実を受粉させるのにミツバチの手助けを受けていたのが段々出来なくなって来たそうだ。緊急にオーストラリアからミツバチを輸入しようかとの話も出ているそうだ。が、しかし我が工房裏では沢山のミツバチが飛び交っているのである。
このミツバチは日本ミツバチで、蜜を大量に蓄える改良された西洋ミツバチより一回り小型なのだが、日本の風土に適用していてこのミツバチが減ってきたと言う話は聞いたことがない。効率だけ求めて外国から生物を輸入することへの警告か?といらんことを考えてしまった。


 20日 月曜日  曇りのち雨夕方より強風            昼の気温 17℃
 昨日まで気づかなかったが、工房入り口の竜舌蘭の仲間だと思う「名前は不明」に花の茎がグンと伸びていた。この数日の高温で花を咲かせようと思ったのだろうか。
密集した葉の中心から50cmほど茎を伸ばしているのである。竜舌蘭は80年に一度花を咲かせその年は良いことがあると聞いたことがあるが、この植物 庭の片隅に植わっていたのを、掘り出し、工房入り口に植え直してまだ数年しか経っていないのだ。80年にはほど遠いが、きっと良いことがあるに違いない。そう言う事にしておこう。どんな花を付けるのか楽しみである。


 21日 火曜日  曇り後晴れ                    昼の気温 19℃
 久しぶりに夕方から波呂の龍国寺へ。大人の寺子屋で、タイトルは「オーケストラ・舞台の裏、表」サブタイトルは「ステージマネージャーの仕事と音楽のお話」であった。二丈町在住の元東京交響楽団のステージマネージャーのご主人とコントラバス奏者の奥様が語り部としてお話しと演奏をされた。
途中、休憩の後、楽器を触ってみませんかと言うことで、奥様所有のコントラバスを弾かせて頂いた。弾くと言っても弦ではなく指でボン、ボンと弾いただけなのだが、体にその重低音の振動が伝わってくるのだ。奏者はこの振動も感じながら演奏しているのかと思うとチョットうらやましくなった。
 クラシックは数枚持っているレコードで聞くことはあるが、生音を聞いたことがなかったのだ。これを機会にオーケストラの演奏を聴きに行こうかな。かな? もう少し入場料が安いと良いのだが。


 25日 土曜日  曇り                        昼の気温 15℃
 急に寒くなった。明日はもっと冷え込むらしい。冬物はもう着ることはないだろうと、タンスの奥にしまい込んだのを1〜2枚は引っ張り出しておこう。
 お客さんから仏壇が壊れたので修理出来るかとの問い合わせがあった。出来るのなら持って行くと言われるのだ。「部品がそろっているのなら修理可能です」と答えたが、頭の中は仏間に安置してある 幅半間、高さ一間程のあのきらびやかな仏壇を想像し、どうやって運ぶんだろうと頭の中はぐるぐる回転していたのだが、持って見えたのは50cm角ほどの小さな仏壇であった。田舎に住んでいると、目にする仏壇は幅半間は当たり前で、中には幅一間の仏壇もありで、可愛らしい仏壇を見てほっとしたのであった。


 28日 火曜日  曇り後晴れ                   昼の気温 18℃
 夕方 井原山登の帰りと言う3人連れのお客さんが見えた。三つ葉ツツジの様子を伺ったら、まだチョット早かったとの返事であった。やっぱり例年道理来月の連休中が見頃のようだ。今年の桜の開花が早かったからどうかなと思ったが、結局桜もその後の冷え込みでほぼ例年道理だったし、ツツジもほぼ同じようである。となると、いつ山に行こうか。これが思案のしどころである。なるべくなら人出が少ない時に行きたいが、そうなると見頃を逃すし、困ったもんだ。ところでこのツツジ漢字変換すると「躑躅」と出てくる。ドクロは「髑髏」と出てくる。いつも変換キーを押して、オッと思うのは僕だけだろうか。よく見ると全然違う文字なのだが・・・。


5 月
 
1日 金曜日  晴れ                            昼の気温 22℃
 背振山に三つ葉ツツジを見に行った。その為工房は休みのはずだったのだが、山から下りて帰り着いたのは2時ちょい過ぎ。おかげでもう一仕事出来たのは良かったのだが・・・。


 7日 木曜日  曇り後晴れ                       昼の気温 23℃
 久しぶりの日記である。工房前の竜舌蘭に似た植物はどうも「ユッカ」という名前らしい。らしいというのはネットで調べた写真とはチョットばかり違うのだ。ユッカの亜種と言ったところか。この花が咲きそうで咲かないのだ。

先月の20日
先月は看板の下の文字にようやく届くくらいだったのが、今ではその倍以上のびている。このまま伸びると軒先に届くかな。チョット心配になってきた。


 10日 日曜日  晴れ                         昼の気温 26℃
 昨日、今日と夏の気温となった。この夏日の中二人の刑事さんが工房にやってきた。「すみません、やったのは私です。」と言って両手を差し出すような劇的な話ではなく、新聞に載っていたが、数日前、白糸の滝の林道脇で発見された焼死体について情報を集めているとのことであった。その時、「私はこうゆう者です」と、目の前に差し出されたのが、例の警察手帳である。記憶にある昔テレビドラマで見た刑事物のあの黒い手帳ではなく、本物は黒い皮の二つ折りになった身分証明書で、片側に金色の警察のマーク、もう片方に本人の写真と身分が記してある結構「かっこいい」物であった。いつから変わったんだろうか。最近の刑事物はどんな風にして居るんだろう。二つ折りの皮の証明書をぱっと開いて「こういう者です」と言って居るんだろうか。


 12日 火曜日  晴れ                        昼の気温 28℃
 今日も暑い。気象台発表で前原市は29,8℃あったそうだ。もうチョットで真夏日になったのに惜しいことをした。寒暖計にふうっと一息かければ真夏日になったのだが。おかげで鉋がけが大変である。4〜5回鉋をかけるだけで、汗がポタリと落ちてくる。ま、梅雨時分みたいにどんよりとした蒸し暑さがないのだけがせめてもの救いかな。


 16日 土曜日  今にも雨が降りそうな曇り            昼の気温 20℃
 工房入り口脇の竜舌蘭に似た植物。いろいろ調べてみたが、微妙に違うのだ。多分「ユッカ」だと思われる。の花が咲きそうで咲かない。
花の茎は伸びに伸びて軒先まであと20cmぐらいで届きそうである。一個の花の蕾はは4cm程の大きさがあり開くとさぞ壮観だろうと思われるのだが、一頃より涼しくなったのが原因か開きそうで開かない。開花するのは来週まで持ち越しである。残念。


 18日 月曜日  晴れ                         昼の気温 22℃
 今日は「ユッカ」の満開宣言を出しておこう。ここまで開けば満開と言って良いだろう。
花の形は百合みたいに花先が反り返るような開き方かと思っていたら、花茎の派手さとは違いごくごく温和しい控えめな開き方である。今後の楽しみはこの花の後どんな実が付くかである。結構花は目立つのに昆虫がやってくる風でもなく上手く受粉するんだろうか。明日昆虫の代わりに雄しべと雌しべを筆先でコチョコチョといじってみるとしますか。


 23日 土曜日  晴れ                        昼の気温 25℃
 今年になって最初の「蚊」発見。
コやつ、鉋がけのふと止めた手の甲に留まり今正に刺そうとしているところを発見されたのだ。かわいそうだが、形がつぶれない程度にパシッと叩き記念撮影となった。近いうち蚊取り線香を買いに行こう。


 24日 日曜日  曇り                        昼の気温 20℃
 何時か激写してやろうと思っていた鳥をパチリとすることが出来た。たいていの場合カメラを向けると警戒してすぐに飛び立ってしまうのだが、今回はカメラを手にじっと待っていたら、警戒心も薄れたのか、しばらくじっと留まってくれた。しばらくと言っても2秒ほどだが、それでもピントを合わせるには十分である。
名前を調べてみたら、「カワラヒワ」だった。雀とほぼ同じ大きさである。昨年秋くらいから雀の姿をあまり見なくなったが、それに代わりこの鳥が工房の周囲で頻繁に目にするようになったのだ。図鑑で見るとスズメ目アトリ科カワラヒワとあり、スズメと行動範囲がほぼ同じなのだ。スズメに代わりこの「カワラヒワ」が勢力範囲をのばしてきたらしい。元々日本にいた鳥なので有害外来種ではないが、ここ最近はスズメにとって住みにくい気候となったのだろうか。ウグイスやメジロに似た羽色で綺麗なのだが、慣れ親しんだ雀のあのチュンチュンチュンのさえずりが懐かしい。


 25日 月曜日  晴れ                       昼の気温 22℃
 午前中お客さんのところへ机と、引き出しボックスを積んで納品に。前回注文を頂いたのが2004年だから、伺うのは5年ぶりである。信号機のある交差点を左に曲がって、次の角を右に曲がり小さな橋を渡って、又右に曲がり狭い道を・・・。その狭い道がない。川沿いの狭い道だったはずが、車2台すれ違える広い道となり新しい住宅も建っている。都市部とはいえ住宅地なのにたった5年でこんなに変わるとは。我が工房の周りと言えば、20年前と殆ど同じである。変わったと言えば畑の作物位で、時折イノシシが顔を出すのが変化と言えば変化か。常に新しく変わり続けるのが良いか、ずっと昔のままが良いか。う〜ん、変化がないと言われてもずっと同じ景色を見られる方に一票入れたいな。


 26日 火曜日  晴れ                        昼の気温 24℃
 今日も朝一番に納品。明治時代の文机の修理が出来上がったので持って行った。すぐ裏が裏が山という木々に囲まれた気持ちの良いお宅である。ベランダに50cm四方の箱が置いてあり、ミツバチが飛び交っていた。伺うと趣味でミツバチを飼っているとのことであった。養蜂業者なら解るが、個人が趣味でミツバチを飼えるのかとびっくりしてしまった。「家(うち)のミツバチは気が荒いよ。じっと見取ったらかわいいモンね。」長年飼っているとペットみたいに愛着がわいてくるのだそうだ。話の流れで「あなたも飼ってみなさい」と言うことになり、養蜂用のカタログを頂いた。ミツバチの巣箱から、蜜を絞る遠心分離器まで費用しめて10万円なり。「蜜は食用に、蜜蝋は家具の塗装に、一石二鳥やろ」と言われるのだが、う〜ん、10万円か。元を取るのは大変である。


 31日 日曜日  晴れ                        昼の気温 22℃
 昼前養蜂を勧めてくれたお客さんが見えた。ミツバチの分蜂(ぶんぽう)「植物で言えば株分けである」に適しているのは5〜6月だそうで、準備が進んでいるか訪ねてきてくれたのだ。このところ仕事が重なって全然手を付けていなかった。興味はあるのだが、優先順位からいくと、やっぱり家具作りなのだが、一段落する頃は6月も過ぎてしまいそうである。5月があと一週間あったら良いのだが、残念ながら今日が月末であった。



6 月
 1日 月曜日  晴れ                          昼の気温 26℃
 寒かったり、暑かったり、訳の解らん5月が終わり梅雨も近づく6月である。工房入り口の銀木犀の木に巻き付いたツルバラも花を開き始めた。
全体に丸く巻き付いてくれたら良いのだが、こちらの思うようには育ってくれないのは致し方ない。が、それでも殺風景な工房に彩りを付けてくれている。
 1週間ほど前から蛍の話題がラジオから聞こえ始めた。工房裏の小川にも20〜30匹飛び始めていて、パチリとしたのだが、真っ黒であった。明日もう一度トライしてみよう。


 2日 火曜日  晴れ後薄曇り                    昼の気温 28℃
 夜8時過ぎ、暗くなったので再び蛍撮影に挑戦。これがその成果である。
止まっている蛍はただの丸い光源でしかなかったが、飛んでいる蛍はそれなりの輝跡を残してくれていた。 が、これじゃ蛍の乱舞とはとても言い難い。肉眼で見ると遠近感を圧縮してそれなりに乱舞して見えるのだが、レンズを通してみると、遠くの蛍が暗くて写り込まないのである。もっと条件が良い時に再再度挑戦してみよう。忘れて無けりゃの話だが。


 3日 水曜日  午前中風雨昼より曇り              昼の気温 16℃
 昨日との温度差12℃。体調を維持するのが大変である。鼻風邪を引いたのか、午前中鼻水ジュルジュルであった。
 友人の誘いで、夕方天神へ。アクロス福岡1Fで催されている「教科書にのっていないアフリカ」と言うタイトルでアフリカの子供の生活体験イベントに行ってきた。アフリカの子供たちの現状を知って「ワールド・ビジョン・ジャパン」の活動を支援して欲しいと言う内容のイベントである。サブタイトルが 「あなたが今日何を食べようか迷っているとき、今日は何か食べたいと思っている子供がいる」 強烈なメッセージである。これを体験した後「腹減ったケン旨いモン食べさせる店に連れて行って」と言う私が居るのである。


 9日 火曜日  曇り                          昼の気温 22℃
 久しぶりの日記である。夜波呂の龍国寺から「署名お願い」のメールが届いた。緑の山の麓の工房でのんびりと作業をしているのだが、その山に残土捨て場が計画されているのである。その計画に反対のための署名依頼のメールであった。最初は公園墓地を作る予定だったのが、いつの間にか残土捨て場予定地となってしまっているのである。そしてこの残土捨て場がいつの間にか産廃捨て場となっていた。と、ま、こんな風になるのは目に見えているのである。で、もちろん喜んで署名させて貰いますと、メールを返したのであった。


 11日 木曜日  晴れ                         昼の気温 26℃
 今日 「You Tube」 で面白い動画を見つけた。リュックベッソンプロデュースの 「HOME空から見た地球」と言うタイトルの長編ドキュメンタリーである。長編と言うだけあって1時間半とたっぷりある。普段見ている犬や猫の4〜5分で終わる面白動画と違って、フルスクリーンで見ても鑑賞に堪える実に見応えのある動画である。と、ここまで書いたが、まだ10数分しか見ていないのである。明日じっくりと見てみようと思う。環境問題に興味ある方はどうぞ。ただしナレーションは英語かロシア語アラビア語等々で日本語がないのが残念だが映像を見るだけでも十分理解できるはずである。何しろ全編見ていないので。
   http://www.youtube.com/user/homeproject ここです。言葉はわからなくても美しい映像を見るだけでも十分堪能できます。14日までなのでお早めに。


 17日 水曜日  晴れ                         昼の気温 28℃
 しばらく日記をサボっていた間に、「梅雨に入ったと見られる」と気象台が発表したと思ったら、とたんに好天続きである。工房横の田んぼにも水が入り蛙の合唱団が夜通し鳴いている。一ヶ月以上デザインに悩んでいたイスも明日は組み立てである。今までのイスのデザインを少々アレンジしたのだが、ほぼお客さんの希望の形が出来上がった。納品まであと一息。気合いを入れていこう。


 18日 木曜日  晴れ                         昼の気温 31℃
 昼の気温がついに30℃を超えた。こんなに暑いと仕事なんかやってられないと、夕方ジャズを聞きに唐津のリキハウスへ。今年も唐津のお客さんが主催されるジャズライブのチケットを送って頂いたのだ。久しぶりの生音に十分堪能してきた。
PA無しの目の前で演奏される本当の生音である。唐津の河野整形外科の院長先生に感謝。

 19日 金曜日  快晴                         昼の気温 29℃
 今日も気象台発表では30℃を超えていたのだが、風が吹いていたせいか工房の温度は29℃に収まってくれた。梅雨に入ったと見られる天気で、この快晴とこの気温は無いだろうと思っていたら、来週はようやく雨が降るようである。家具作りに高温多湿はあまり良くないのだが、やっぱり梅雨は雨が降ってくれないと田んぼのカエルがかわいそうだ。


 20日 土曜日  晴れ                         昼の気温 29℃


 21日 日曜日  雨のち曇り                      昼の気温 28℃
 昨日は午前中お客さんと打ち合わせした注文のデザインを考える内に眠くなり、この日記の内容を打ち込む前に寝てしまった。で、出来上がったかというと未だである。アイデアだけは色々と浮かんでくるのだが、予算の関係もあり、いまだ四苦八苦しているのだ。日記はこの位にして又アイデアを絞り出そう。


 22日 月曜日  時々土砂降り 時々強風              昼の気温 30℃
 毎年暖かくなると悩まされるのが、水虫である。市販の決して安くはない水虫薬を今までどれだけ購入してきた事か。いっそのこと病院に行けばいいのだろうが、何となく行きづらい。で、今年は 家庭用紫外線治療器「New UVエミッター」 なる物を購入した。購入と言っても、今さっきネットで注文しただけなので未だ手に入れたわけではないのだ。効果があれば良いのだが・・・。


 28日 日曜日  晴れのち曇り夜雨                   昼の気温30℃
 熱帯夜のせいか、夜2時間おきに目を覚ました。眠い。田舎だと夜温度が高くても朝方はぐっと温度が下がって毛布を体に巻き付けるくらいになるのだが、昨晩は朝まで30℃近くあった。今夜も覚悟していたのだが、有り難い事に夜になり雨が降ってくれた。今夜は熟睡できそうだ。


7 月
 1日 水曜日  雨夕方より曇り                      昼の気温 21℃
 気が付いたら6月も終わり、今年も後半年である。この数日雨が降り続き、今日はイタチの最後っ屁ような土砂降りで雨漏りが数カ所あった。明日からは天気も良くなるらしいので屋根に登って雨漏り箇所を探してみるとしますか。


 2日 木曜日  曇り                            昼の気温 25℃
 今朝の新聞に?!?な、記事を見つけた。「エコの技」と言うタイトルの特集記事で、読者の、私はこんな方法でエコ活動をしていますと、その内容を載せているのであるが、その中身がチョイと引っかかったのである。リサイクル出来る容器は自治体の回収所に運び、生ゴミは庭に埋め堆肥にする。と此処までは良いのだが、毎日のゴミはスーパーのレジ袋に入れかさばらないように空気を抜いて月一回ゴミ袋に入れて出している。と、あったのだ。おまけにサブタイトルが「空気抜いてゴミ減量」となっている。前半は確かにエコ活動だろうが、後半のスーパーのレジ袋、これはエコ活動か?強いて言えば、「ゴミ袋の節約術」と言ったところだろう。レジ袋はなるべく使わずエコバッグを使いましょうと新聞でも時々キャンペーンしていると思うのだが・・・。新聞社に抗議しようと思ったのだが、電話代や、葉書の節約、いや違った「エコの技」で止めにした。


 3日 金曜日  曇り 昼過ぎ一時土砂降り              昼の気温 24℃
 好天が続いたら屋根の修理をと思っていたのだが、天気は我を見放した。今日の土砂降りで新たに雨漏り箇所が増えた。良いように取ればまとめて修理出来るから手間が省けたといえなくもないが、天井板からポトポト落ちてくる雨だれはあまり気持ちの良い物はないのである。週間予報を見ると明日、明後日は何とか持ち直すみたいだが、月曜日からまた傘マークが付いている。しばらくは部屋の中で「ショパンの響き」を聞くことになりそうだ。


 7日 火曜日  曇り                           昼の気温 29℃
 昨日お客さんにメールを送ったのに、今朝電話で確認したら、届いていないと言われる。こちらのメールのソフトには送信済みのフォルダーに入っているのだが、送ったメールいったいどこに行ったんだろう。宛先のアドレスをそのままクリックして送ったので送り間違いではないし、僕が送ったメールはそのまま世界を飛び回っているんだろうか。年に何回かアドレスの文字列が微妙に違ったメールがこちらのメールボックスに入っている事があるが、僕が送ったメールももしかしたら微妙に違ったアドレスの所へ配達されたのかも知れない。それを考えるとパソコンって意外とアナログ的なところもあるじゃないかと親近感を持ってしまった。 「たなかさん?はたなかさん?どっちだろう。めんどくさいから、たなかさんに入れとこ」 みたいな事が電脳世界の中であっているのかも知れん。コンピューターの信頼度が低くなればなるほど声と声、顔と顔を合わせてコミュニケイションを取る事が重要になってくる。コンピューターの信頼度が低くなること万歳である。こんな考えを持っていると世の中に置いてかれるだろうな〜。


 14日 火曜日  晴れ                        昼の気温 32℃
 しばらくこの日記をサボっている間に好天が続き、今日の工房の気温は32℃となった。暑い。関東地方は今日梅雨が明けたとみられる宣言が出たらしいが、福岡はまだ出ていない。通常だと南から明けたとみられる宣言が出るはずなのにおかしな天気である。


 15日 水曜日  曇りのち雨後晴れ後曇り            昼の気温30℃
 今日も30℃を超えるかと思ったら、昼からの雨で26℃まで下がった。今はTシャツでは肌寒い位で昨日に続き良く解らん天気だ。今ハット気づいたが、新作の家具を載せるのを忘れていた。明日は忘れないようにUPしよう。


 16日 木曜日  曇り                      昼の気温 28℃
 ようやく家具の写真をいじる事が出来た。サボらずに毎日少しずつUPしていけば良いのだがどうもパソコンは性に合わないようで、つい明日があるさと先延ばししてしまう。座右の銘である「明日出来る事は明日しよう」を「毎日小さな事からこつこつと」に変えんといかんな。


 17日 金曜日  薄曇り                    昼の気温 32℃
 今日からこつこつといじっていく予定だったのだが、この暑さ。おまけに今日の工房作業は鉋がけである。冬でも汗が出る作業にくたびれてしまった。明日しよう。


 18日 土曜日  晴れ                         昼の気温 33℃
 午前中、アイランドシティーへ納品に。納品先は
このアイランドタワーである。この三つ連結されたマンションは廻りに高い建物が無いので、ランドマークとして存在感たっぷりである。此処を購入するとしたら三方向それぞれ景色が違うのでどの塔にするか迷うところだが、たまたまお会いした販売会社の方に伺うと、南向きの部屋から売れていったそうだ。なるほど納得である。帰りに工房近くのたんぼ道を走っていたら、案山子の集団が。
数枚の田んぼにその数30体ほど立っていた。あぜ道でパチリとしていたら時折車が止まって、眺めている人がいる。今時の雀がこの案山子を見て逃げるかどうか疑問だが、この「案山子」という漢字を広辞苑の中に閉じこめないためにも作り続けてほしいと思うのであった。


 19日 日曜日  晴れ後曇り一時雨                昼の気温 32℃
 昼過ぎ一雨来た後何げに工房横の川向こうをぼんやりと眺めていたら、ツバメの集団が飛び交っている。15分程で何処かへ飛び去っていったが、久しぶりの雨で羽虫が大量発生していたのだろうか。
肉眼では20羽以上見えたのだが、パチリとしたレンズにまともに収まったのはこの2羽だけである。さすがツバメは速い。特急に名を残しただけの事はある。


 21日 火曜日  雨のち曇り                     昼の気温 29℃
 明日納品の予定があり、お客さん宅へ10時過ぎに持って行きますと電話したのだが、そう、明日は皆既日食 (福岡では80%くらいらしい) が見られる日だったのだ。夕方あわててお客さん宅へ電話したら快く理解してくれて、昼過ぎの納品となった。これで安心して世紀のショウを安心して見る事ができると言う訳で一安心である。後は予報どうりに晴れることを祈るだけである。


 22日 水曜日 薄曇り
 昨日お客さんから納品時間をずらして貰ったので今日は安心して日食の観察をすることが出来た。が、惜しい事に雲がじゃまして完璧ではなかったが、それなりに世紀の天文ショーを楽しむ事が出来た。
雲の状態を気にしつつ観測準備。
 
黒い煤を作るための蝋燭とガラス板 それに撮影用のレンズフイルターそれぞれ蝋燭の煤で黒くした
薄曇りの中で何とか観察出来のがこれである。右上から少しずつ欠けていき、左下へ陰が消えていった。陰る部分が90%だというので、かなり暗くなるかと思ったら、そんな事はなく、ただ気温が上がら無かった事が唯一の現象か。写真ももっとハッキリ、クッキリ写っているかと思ったら、かなり輪郭がぼけている。間に合わせの煤レンズフイルターのせいかな。次回の皆既日食のときはもっと準備を整えて挑戦しよう。待てよ、次回は40数年後か。う〜ん、チョット難しいかな。


 23日 木曜日  薄曇り                            昼の気温 27℃
 昨日今度の皆既日食は40数年後と書いたが、今朝の新聞に次に日本で見られる皆既日食は26年後と、書いてあった。40数年後という数字はラジオの番組の中で言っていた年数なのだが、ニュース番組ではなく、バラエティ番組だったので、あんまり信用するなと言うことか。26年後だと、まあ不可能な年数ではないな。楽しみにしておこう。
 昼食後、ネットの配信の記事をザク読みしていたら、世界最強の唐辛子としてギネスに認定された「ブート・ジョロキア」というのが載っていた。内容の一部に 「唐辛子愛好者たちは唐辛子の辛さを、被験者たちが辛味を感じなくなるまでの希釈率を測定する『スコヴィル値』を使って評価する。ピーマンのスコヴィル値はゼロで、ハラペーニョ(メキシコ唐辛子)だと8000スコヴィルに上昇し、ハバネロやスコッチボネットは10万スコヴィルという激しい辛さだ。しかし、ブート・ジョロキアの辛さはスコヴィル値で100万を上回ると評価されている。」と、あった。辛さの単位が「スコヴィル」というのを初めて知った。やっぱり「すこぶる」辛いんだろうな。ん、まてよ。この辛さの単位「スコヴィル」はもしかして痛さの単位 (一本の鼻毛を抜いたときの痛さを「1鼻毛」とする) と同じレベルの単位かも知れん。


 25日 土曜日  曇り                              昼の気温 24℃
 昨日は大変な目にあった。所用があって、天神まで出て夕方帰早々に帰るつもりだったのだが、1年ぶりの友人と出会い、喫茶店でおしゃべり。これがいけなかった。朝から時折強い雨が降っていたが、友人と談笑中に電車を止める程の雨量になっていたとは思いもしなかったのだ。7時半頃雨も強いしそろそろ帰ろうと地下鉄の天神駅に行くと、
改札口に行くとこの張り紙が。地下鉄は動いているが、それに接続しているJRの筑肥線が大雨のため不通となっていたのだ。駅員さんに聞くと6時半頃から不通になり、開通の見込みは不明だという。本屋で時間をつぶし戻ってみたが未だ動いていない。腹も減ったし、時間つぶしに腹ごしらえをして戻ったが、未だ動いていない。どうしようか思案しているところへ市内に勤め先がある友人が「何しようと?」と声をかけてきた。この友人も同じ筑肥線組である。時間をつぶそうかと、改札口が見える喫茶店でしばらくおしゃべり。10時半になっても未だ動かない。結局、取りあえず地下鉄終点の姪浜駅まで行きそれからタクシーで、と言う話になり姪浜駅11時到着。ホームは動くかどうか解らない電車を待つ人でごった返していた。そこに11時半から電車が動くとのアナウンスがありほっと一安心。電車は徐行運転をしながら深夜12時過ぎ前原駅に無事到着。駐車場で車を取って1時少し前無事自宅へ帰り着いたのだが・・・。台所の天井板が濡れてベロンと垂れ下がっている。雨漏り屋根の修理をまだしていなかったのだ。今度晴れたら忘れずに屋根の修理をしようと強く思ったのであった。


 26日 日曜日  曇り時々雨                          昼の気温 23℃
 夕方から唐津へ。唐津のお客さんから「井戸さらえ祭り」があるからお出でと言われたのだ。家具の注文もあるからチョット早めに来て欲しいと言う事で5時半にお客さん宅へ。その後「井戸さらえ祭り」の会場へと向かう。祭りの由来を伺うと、その昔この地域でおいしい水を飲めるようにと皆で井戸を掘り、その井戸を毎年一回住民で清掃する事からこの祭りが始まったのだそうだ。
会場に着いてみると、
バンドがオールディーズを演奏しているではないか。普通このての地域の祭りだと、中高年向きに演歌やカラオケ大会、それか、若者に媚びを売って若者向きのバンド大会になりがちなのだが、此処は違っていた。60年代70年代の曲にあわせて、おじさん、おばさんたちが踊っているのである。地域の祭りでこんな事をやるなんて此処西唐津駅そばの住民の皆さんをうらやましく思ったのであった。


 31日 金曜日  曇り                               昼の気温 25℃
 もう何日お日様を拝んでいないんだろうか。土砂降り、しとしと、どんよりの繰り返しでいい加減体に黴が生えてきそうである。工房内ではついに黴ならぬキノコが生えた。
豪雨のとき工房内に入り込んできた水が未だ乾かず、その湿気と木くずの栄養で真っ白のキノコが顔を出したのだ。これが椎茸とか、エノキだったら晩のおかずにするのだが、残念である。


8 月
 3日 月曜日  曇り一時晴れ時々雨                  昼の気温 27℃
 久しぶりに太陽がほんの一時とはいえ顔を出した。その晴れ間にかなり成長した稲苗を前景に工房をパチリ。天気予報を聞いていると、この夏は「梅雨が明けたらしい」宣言は出さないまま夏本番になるという事らしい。今週末は又雨だと言うし、どうも家具作りには未だつらい日々が続きそうだ。漆塗りにはこの湿気は大歓迎なのだが、乾燥した家具材にはあまり良くないのである。からっと晴れるように天気乞いでもしてみようか。


 4日 火曜日  曇り                           昼の気温 26℃
 今日昼過ぎ「梅雨が明けたらしい」宣言が出てしまった。週間予報を見ると数日まで傘マークが3〜4コ付いていたのが1コになっている。「明けたらしい」宣言が出ようが出まいが、うっとうしい湿気から逃れられるの嬉しい事である。が、その代わりこれから先30℃オーバーの日が続く事を思うと・・・。ま、夏は暑いから夏なんだと言うことで締めくくっておこう。


 6日 水曜日  晴れ時々曇り                     昼の気温 31℃
 ついに昼の気温が30℃を超えた。ようやく本格的な夏到来である。長雨のときあれほど待ち望んでいた真夏日がいざやってくるとやっぱり暑い。今まで涼しかったせいか、体が未だ順応出来ないようである。高温に体が慣れるまでボチボチと作業するとしますか。ふ〜、暑い。


 10日 月曜日  曇り                         昼の気温 26℃
 夏到来かと思ったら、この3〜4日ずっと曇り。これじゃ梅雨に逆戻りである。気象台の報道によると、東北地方は「梅雨が明けた模様宣言」は出さない事にしたそうだ。福岡地方も無理に梅雨が明けたと言わなかった方が良かったんじゃないかと思うんだが、どうなんだろう。スカッと晴れてくれると工房の作業も気持ちよく進むんだが・・・。自分で作っているわけではないが、農作物もこのままじゃ日照不足で生育不良になるんじゃないかと心配になってきた。


 18日 火曜日  晴れ                         昼の気温 30℃
 気づいたら前回の記入から8日も経っていた。タイトルの「時々日記」に甘えてサボり過ぎてしまった。明日からは毎日、いや、出来るだけ毎日なにがしかをUPするようにしよう。


 19日 水曜日  晴れ                         昼の気温 32℃
 車検が後4日で切れると、ディーラーから電話があった。28日だと思っていたら、車検が切れるのは23日だったのだ。3と8を見間違え手しまったのである。最近とみに視力が落ちてきたような気がする。朝の新聞は未だ裸眼で大丈夫なのだが、夜新聞を開くと、チョトきつい状態なのである。遠くの緑を眺めるのが視力に良いらしいので、来月あたり山歩きの計画を立ててみますか。


 20日 木曜日  晴れ時々曇り                    昼の気温 32℃
 この数日でようやく夏になったと思ったら、暗くなると窓の外で、「ガシャ・ガシャ・ガシャ」と、クツワムシがうるさく鳴き出した。夏のうだる暑さの余韻に浸る間もなく秋の虫である。暦の上では今が残暑なんだろうが、本物の暑さが無かった今年の場合、今の日中の暑さはなんと言ったら良いんだろうか?


 21日 金曜日  晴れ                          昼の気温 32℃
 
17万キロ走った車が車検整備から帰ってきた。請求書を貰っていないので、費用がどれだけ掛かるかチョット心配である。つるんつるんのタイヤは新品になっているし、その他にも部品交換がどれだけあるか・・・。何しろ17万キロである。政府は13年以上乗った車を新車に買い換える場合は補助金を出すと行っているが、雀の涙の補助金じゃね〜。いっそのこと此処はド〜ンと全額補助なんて言ってくれれば今度の選挙には喜んで投票するのだが。賄賂に弱い体質なのである。


 22日 土曜日  土砂降りのち雨                   昼の気温 31℃
 
朝からすごい雨である。このまま降り続けるのかと思っていたら、昼前には雨も止みいつもの蒸し暑い夏の日となった。秋の台風の前に雨漏りの場所を探そうと思っていたが、残念である。所で今年台風はやってくるんだろうか。


 23日 日曜日  晴れ                          昼の気温 31℃
 午前中完成したAVラックを納品に行く。載せ替えを手伝おうと思ったのだが、何せ配線が・・・。複雑に絡み合っていて、御主人が「一旦外すともうどこに差し込んで良いか解らんから印を付けてから外さんとね」と言われる。確かにこんがらかったコードを見て納得。こんな時電気器具に詳しければチョチョイのチョイと結線し直して喜ばれる事請け合いなのであるが、「電気が来とうかどうか触ってみりゃ解る」派なので早々に退散。パソコンにしろAV機器にしろどんな風に動いているのか見えない物はどうも苦手である。


 24日 月曜日  晴れ                          昼の気温 28℃
 太陽は朝から元気に顔を出しているのに吹く風が涼しいと思ったら、昼の気温は28℃である。もう秋か?。夏も終わりなら、夕方「カナカナカナ」と、ヒグラシが鳴いて「嗚呼今年の夏ももう終わりか〜。大した想い出もつくれなかったな〜」と、感傷に浸れる様式の流れがあるはずなんだが、その気配もない。そう言えば今年は蝉の鳴き声がうるさく聞こえなかったし、不思議な気候である。


 26日 水曜日  快晴                          昼の気温28℃
 上を見ると、すっかり秋色の空となっていた。
昨日は鱗雲が東の空に秋の始まりを告げていたし、今日は雲一つ無い快晴である。昔なら、絶好の運動会日和と言ったところか。が、まだ8月である。この鱗雲の空の下昨日唐津のお客さん宅へ納品に。家具を買って頂いて、夕食をご馳走になって実に幸せな一日であった。ご馳走様でした。


 28日 金曜日  雨のち曇り                      昼の気温 25℃
 朝降った雨のせいか、昼はあまり温度が上がらず、夕方になって28℃となった。夕方車の修理工場へ車検整備費の金額を聞きに行くと17万円であった。半分だけ支払って、残りは来月支払いを快く了承して貰った。感謝である。


 30日 日曜日  曇り                           昼の気温 28℃
 夕方近くの小学校に投票に行った。それにしても8時ちょい過ぎには民主圧勝と報道するのはあまりにも早すぎのような気がした。出口調査を元に確率論などで結果を導きを出すのだろうが、開票が数%で結果が出るのはあまりにも味気ない。人ごとではあるが開票率に応じて一喜一憂すると面白いのだが、今はそれを望んでもしょうがないか。明日の朝刊で正確な得票数を確認するとしよう。


 31日 月曜日  曇り                           昼の気温 26℃
 夕方少し前イラストレーターの知人が「元気しとうね」と訪ねて来てくれた。ここ最近のこの低い気温のせいか、話題は温泉の話になった。山歩きも良いがに露天風呂でのんびりとしたくなった。穴場の温泉情報の交換をと思ったが、今日の情報過多の時代自分だけが知る穴場など無いのであった。残念。



9 月
 
 1日 火曜日  晴れ                           昼の気温 27℃
 今日から9月である。このところ天気は良いのに気温は涼しくて30℃以下で収まっている。この分だと残暑らしい残暑もなく秋本番に突入と言ったところか。
 先月家具の塗り替え依頼を受けて見積もりに伺った時、イス・テーブルの脚を切って低くすると使いやすいですよと提案していたら、今日そのお客さんが見えて展示室の家具をご覧になり納得して頂いた。家具の構造にも拠るが簡単に短くできるデザインだったので、塗り替へでお預かりしたとき5p程短くすることに決定。今月は忙しくなりそうだ。温泉でのんびりする時間は取れるんだろうか。


 5日 土曜日  曇り                           昼の気温 27℃
 3日程記入をサボってしまった。昨晩は唐津のお客さんから夕食に招待され、手作りのピザをご馳走になった。その時美味しい食べ方を教えて頂いた。バルサミコ酢をチョット付けて食べるのである。酢とピザというとミスマッチのような気がするが、これが又美味しいのである。イタリアンレストランでピザを食べるときバルサミコ酢を所望してみようかと思うのだが、嫌な顔をされるだろうか。何時か試してみよう。
 昼過ぎ見えたお客さんから自家焙煎の珈琲の豆を頂いた。生豆を選別して自分で焙煎されたのだそうだ。明日朝飲ませて貰う予定である。


 7日 月曜日  晴れ                           昼の気温 27℃
 7月末からの長雨で2週間程遅れた作業を取り戻そうと気合いを入れているのだが、遅々として進まずといった状態である。こんな時に限って色々と雑用も湧いてきて気持ちは焦るのだが、無理をしてミスをするなよと、多少ブレーキを掛けながらの作業となっている。しかもこんな時に限って虫歯が疼きだすのである。毎日の歯磨きをもっと念入りにやっとけばよかった。


 9日 水曜日  晴れ                           昼の気温 27℃
 ここ最近はこれぞ秋と言ったあんばいで、朝晩の冷え込みと日中の青空が嬉しい限りである。こんな天気だと創作意欲よりも山の緑が気になって遊び心を抑えるのが大変なのだ。山歩きの本でも眺めて気分をなだめるとしよう。


 12日 土曜日  雨のち夕方曇り                   昼の気温 22℃
 久しぶりに雨が降った。夕方雨も上がり、工房裏の梅の木をなにげに見ていたら変な物を見つけた。
梅の細い枝先に丸い物が付いている。直径は6センチ程。素材は色からすると田んぼの土の様だ。多分何か昆虫の巣だと思うのだが、こんな形状の巣は初めて見た。何が出てくるか楽しみだ。忘れないように観察しよう。


 15日 火曜日  雨のち曇り午後晴れ                昼の気温24℃
 8月末に納品予定だった食卓椅子の制作がようやく終わった。明日から塗装にかかる。それも7月末からの長雨のせいだと愚痴ってもしょうがないか。無理をしないでボチボチと時間を取り戻そう。


 16日 水曜日  晴れ                         昼の気温 27℃
 昨日嬉しい電話を頂いた。4〜5年前 「くつろぎのイス」と名付けたゆったりと座れる椅子を購入された方からで、「今使っている椅子が気に入っているので、同じようなデザインで長椅子を作って欲しい」との電話だった。こういう電話を頂くと、つくづくとこの仕事をやっていて良かったと思うのである。来年引っ越し先の新居で使いたいとの事だったので時間はたっぷりある。無い知恵を振り絞って新しい形を考えんといかん。椅子はデザインで座り心地が決まるので難しいのである。


 20日 日曜日  晴れ                         昼の気温 26℃
 作業の忙しさにかまけて日記をサボっていた間にも秋がグンと近づいてきている。
 青空の下彼岸花が満開である。場所によっては園芸品種なのかクリーム色の花を見る事もあるが、やっぱりこの緋色の花が一番秋に似合っているような気がする。この花が終わる頃田んぼの稲刈りも始まりやがて山も色付き始まり・・・ あ〜まだ山に行っていないのだった。


 22日 火曜日  雨                          昼の気温 23℃
 午前中お客さん宅へ改造を頼まれた姿見を受け取りに行く。帰り際これも修理出来ますかと壊れた手鏡を渡された。母親の形見なんだそうで何とか修理出来ないかと頼まれたのだ。こういうのに弱いのだ。仕事を抜きにして前よりももっと良い物に作り直してあげたいと思うのである。時間はたっぷり頂いたのでしばらく悩んでみよう。


 23日 水曜日  曇り                         昼の気温 26℃
 今朝は悲惨な目に遭ってしまった。作業場の流しで手を洗い、拭こうとタオルを掴んだとたん「ジカー」っと激しい痛みが右手首に走った。ムカデに咬まれたのである。あわててタオルを振ったがすでにムカデは逃げていて見つからない。殺し損ねた。この後が大変である。手首の中心部からズ〜ンと激しい痛みが上がってくるのだ。以前スズメバチに刺されたアナウンサーがバットで殴られたよな痛みと表現していたが、ムカデの痛さは捻挫したときの痛みに似たズッシリとした重い痛さである。病院に行こうと思ったが、あいにくと今日は祝日。どこも開いていない。痛みにウンウン唸りながらふと頭をよぎったのは以前何かの本で読んだ海でクラゲに刺されたときの治療法である。熱いお湯に患部を浸すと毒の成分であるタンパク質が壊れてしまうと書いてあったようなかすかな記憶である。クラゲもムカデも同じ生物毒なら似たようなモンだろうと、火傷をしない程度の熱いお湯に手首を浸した。痛みが取れるなら手首を切る以外は何をやっても良いと思ってしまう程の痛さである。ほんとは手首を切って又生えてくるなら切っても良いと思うのだが、残念ながらトカゲじゃないのでこれは諦めたのだ。で、熱いお湯をバケツに汲み手首を浸ししばらくすると「あ〜ら不思議」痛みがす〜っと遠のいていく。お湯が冷めてくると又ズ〜ンと痛みが上がってくる。で、又熱いお湯に手首を浸す。今日はこの繰り返しで一日が終わった。今は、ほぼ痛みも取れたが、手首の腫れだけは残っている。記念?に写真を一枚と思ったが、右手首まんべんなく腫れているのでぱっと見ただのデブの手首としか見えないので止めにした。蜂に刺されたときにおしっこを掛けると言うのも思い出したのだが、これはやらなくて良かった。


 24日 木曜日  晴れ                         昼の気温 27℃
 昨日の日記にさんざん「腫れ」と打ち込んだモンだから、天気を書きたくて「はれ」と打つと「腫れ」が最初の候補に上がってくるようになった。その「腫れ」だが咬まれていない左手首と比べると今も少し腫れている。痛みは完全に消えているので、日常生活には支障ないが、この「腫れ」だけは気になって仕方ない。まだ少しムカデの毒の成分が残っているのかもしれない。明日には腫れも退いている事を願っておこう。


 30日 水曜日  曇り時々雨                     昼の気温 24℃
 しばらくこの日記をサボっている間に、以前見つけた木にくっついている巣らしき物にも変化があった。
丸い穴が開いていて中の生物は巣立っていったようだ。穴の中から出てくるところを見ていないので結局どんな生物が巣を作ったのか解らずじまいである。多分蜂の一種ではないかと思うのだが真相は解明出来ないまま9月が終わってしまった。




10 月
 
 1日 木曜日  曇り一時雨                        昼の気温 24℃
 この所ずっと曇りか雨である。家具の修理を受けて塗装はオイル仕上げなのだが乾きが遅い。今度の土曜日納品予定なのだが、完全に乾いてくれるか心配になってきた。いつもなら男心と秋の空とか、女心と秋の空とかで今時分の天気はころころ変わりやすいはずなのだが、同じような天気が長く続いている。多分台風もこないみたいだし これだけは工房にとって雨漏りの被害を受けなくて有り難いのだが・・・。スカッと秋らしく晴れてくれないだろうか。


 2日 金曜日  雨                             昼の気温 21℃
 昼過ぎ家具の写真をプリントアウトしたら変な色で出てきた。インクノズルの目づまりだと解ったのでノズルクリーニングしてみたが直らない。何度か繰り返す内にインクが無くなりインクを詰め替へる。インクの詰め替へはカートリッジ交換よりもかなり安く付くのだが、その分手間がかかるのである。これを繰り返す内、黒インクがついに出なくなり試しにモノクロプリントするとブルーの濃淡でプリントアウトされて出てきた。プリンターがついにいかれてしまったようだ。昼からこの作業で半日費やし、おまけにプリンターは故障するしで、実に情けない雨の日の午後となってしまった。


 3日 土曜日  晴れ後曇り                        昼の気温 21℃
 久しぶりに太陽が顔を出し、今日は中秋の名月を期待していたのだが、残念ながら昼過ぎから曇りとなった。3時過ぎ納品から帰ると北九州からお客さんが見えた。来年引っ越し先の部屋に置く長椅子の打ち合わせである。時間はたっぷりあるのでどんなデザインにするかしばらく悩んでみよう。


 4日 日曜日  晴れ                            昼の気温23℃
 昨日は月をパチリト出来なかったので、今日こそはと思っていたのだが、作業に集中していて山陰から登ってくるのを見損なってしまったが、少し登ったところをようやくパチリト出来た。が、30分程で薄い雲の中に入りぼやけてしまった。
 と、これでは月とは思えないので
手前にススキでもあると絵になるのだが、工房の横でパチリとしたのでこんなモンである。右は写真をチョイといじって陰影を強くしてみたのだが、どうしてこれがウサギの餅つきに見えるんだろうか。昔の人は想像力がなんて豊かだったんだろう。


 6日 火曜日  薄曇り                          昼の気温 23℃
 昼過ぎ気分転換にと、髪を切りに行った。2年以上伸ばしっぱなしで、じゃまになる髪を後ろでまとめゴムバンドで止めていたのだがどうも気になって仕方がない。髪を束ねるようになって注文を次々に頂くようになったので縁起の良い髪かなと、思ってはいたのだが煩わしさに負けてしまった。
この長さの髪を
ばっさりと落としたのだが、行きつけの(行きつけと言っても、年に1〜2回しか行っていないのだが)理容師さんからほんとに切って良いのかと何度も念を押されてしまった。いざ切ってみると頭は軽くなって(中身はどうだか解らないが)非常にすがすがしい。が、長い髪を後ろで結わえたチョット変なおじさんから、只の普通のおじさんになってしまった。知人に見せると「すっきりして良いよ」と、概ね好評だったので良しとしよう。


 8日 木曜日  雨のち曇り                       昼の気温 16℃
 昨晩台風が九州をかすめていったせいか、気温がぐっと下がった。髪を短くしたのも重なって首筋がすうすうしてどうも具合が悪い。風邪を引かないように今日は長袖シャツの上に薄手のジャケットを一枚着こんでの作業である。今時は風邪を引いたらしいと言って病院に行くと検査や何かでとんでもない目に遭うので風邪はひけないのである。


 12日 月曜日  晴れ                          
 今日は佐賀県の天山へハイキングで工房は昼から休み。11時に前原駅で待ち合わせをし、唐津廻りでもう一人の知人を拾って12時半頃天山登山口へ。帰りに相知町の佐里温泉に入り、帰宅は9時頃。疲れたのか疲れていないのかよう解らん一日であった。


 14日 水曜日  曇り                          昼の気温 20℃
 この2〜3日前から時折「カシャ カシャ カシャ」と鳴き声が聞こえる。大好きな鳥の鳴き声なのだが姿が見えない。木の陰にでも隠れているのかなかなか姿を見せないのだ。それが今日見る事が出来た。工房側の電信柱の上に止まっていたのだ。
 佐賀平野ではどこでも見る事が出来るカササギである。佐賀では「カチガラス」と呼ばれ、電信柱などに巣を作りショートなどして嫌われ者らしいが、飛ぶ姿に愛嬌があって大好きなのだ。白と黒の端正な配色なのに、飛ぶ姿はバサバサバサと羽をばたつかせて不器用に飛んでいくのである。2羽止まっていたから多分つがいだろう。近くに営巣してくれたら毎日でも見に行くのだが。


 15日 木曜日  晴れ                          昼の気温 20℃
 今まで使っていたFomaの携帯を800万画素のカメラ付きauの携帯に変えた。以前使っていたau携帯の操作性が良かったので、料金設定の2年縛りが切れたのを機会に思い切って変えたのだが・・・。新機種の携帯はいろんな使いもしない機能満載で決して操作性が良いとは言えず、少々後悔しているところである。自分が使いたい機能だけチョイスして使える携帯が作れないかと思うのだが、多分無理だろうな。が、しかし色々なサービスで、携帯代は只だし、MNP代もキャッシュサービスとやらで無料になったし、良しとするか。2年後には又変えれば良い事だし。


 17日 土曜日  晴れ                          昼の気温 22℃
 今日は夕方からコンサートへ。会場はお寺の本堂である。
二丈町波呂の龍国寺で催された、奄美の島唄のコンサートであった。仏さまの前で催された実に有り難いコンサートである。前半で奄美の島唄と歴史の解説があり、後半がコンサートである。歌手ではなく歌者(この字で良いのか?)は御年七十数歳の「朝崎郁恵」という方であった。日本語で数曲、後はすべて奄美の言葉で歌われたのだが言葉は解らないのに不覚にも涙がこぼれてしまった。これが七十数歳の歌の力というものだろうか。最後は徳島の阿波踊りの原型とも言われる曲で、観客全員立ち上がって手を振りながら踊って賑やかに終わったのであった。


 18日 日曜日  晴れ                         昼の気温 20℃
 夕方作業の手を休め工房の外を眺めていたら、点々と白い雲が浮かぶ青い空をたくさんのツバメが飛び交っていた。南に帰るため体力を付けようと餌を探しているのだろう。このツバメが帰ってしまうと秋本番となるのか。ここ数年錦秋の秋をみてないな〜。

動きの速いツバメを望遠で捕らえるのは至難のわざだった


 19日 月曜日  晴れ夕方一時雨                  昼の気温 22℃
 今朝の新聞にずいぶん罪作りな写真が載っていた。九重御池の紅葉の写真である。来月早々にも近場の山へ気晴らしに行こうかと思っていたのだが、あの写真を見ると紅葉を見るんなら今しかないよと九重の山の声が聞こえてくるではないか。今月は仕事に精を出そうと思っていたのだが・・・。おまけにラジオでは流星群を見るなら20日の夜明け前が一番だと今朝から言っているのだが、夜更かしするのは朝方3時は遅すぎるし、かといって早起きには早すぎるし・・・。自然現象は人間の都合に合わせてくれないのだ。だからこそ感動があるのだが、う〜んきついな〜。


 20日 火曜日  晴れ                         昼の気温 17℃
 今朝試しに目覚ましを3時にセットしていたら、運良く目が覚めた。外に出て東の天空を眺めたのだが、流星の気配無しであった。辛抱強く待っていれば、1〜2個位は見えたのかも知れないが、寒いし、おまけに少々雲がかかっていたので諦めて早々に寝てしまった。明日はどうしよう。一応目覚ましをセットしておくとしますか。


 24日 土曜日  曇り                         昼の気温 21℃
 昨日の九重登山でチョットばかり無理をした為か大腿四頭筋が少々痛い。白口岳の行程は明日完成させよう。


 26日 月曜日  雨のち曇り                      昼の気温 22℃
 山行記録をようやくUPできた。昼前に知人が訪ねてきて「紅葉の写真をまだHPに載せんとね」と言われてしまった。どの写真を載せようか迷っている間に3日も経ってしまったのだ。気持ちとしては全部見て貰いたいのだが、そう言うわけにはいかず、エイヤッと選んで完成した。なにしろ3年ぶりの九重の紅葉である。それも3年前と同じような感激を味合う事が出来た。実に幸せな一日だった。




11 月

 1日 日曜日  雨時々曇り                          昼の気温19℃
 忙しさに追われている内に11月となった。昼過ぎ年賀状をいつ持って行こうかと電話があった。知人の息子さんが日本郵便株式会社の社員でノルマがあるため注文して欲しいと依頼されていたのだ。この電話でハタと思い出した。来年から住所が前原市から糸島市に変わるのだった。名刺も、ゴム印も作り直すのを忘れてた。名刺は自分で印刷するとして、ゴム印ははんこ屋さんに頼まなくては。後2ヶ月だ。段々気ぜわしくなってくるぞ。気合いをいれるとしよう。


 2日 月曜日  曇りのち晴れ                      昼の気温 13℃
 朝から昼に向かって段々気温が下がると思ったら、12時過ぎには13℃になってしまった。明日はもっと冷え込むらしい。明日から漆塗りの作業になるのだが、温度管理が大変である。湿度と温度を上手くコントロールしないと漆が乾いてくれないのだ。管理が大変な分合成塗料には無いあの艶と色を出してくれるのでこれは仕方ないか。


 4日 水曜日  晴れ                          昼の気温 18℃
 夕方お客さんから釣果のお裾分けを頂いた。あの、幻の高級魚と形容詞が付く「アラ」である。
 「刺身でも食べられるよ」と言う事で、片身のその半分を刺身にし、後はネットで調理方法を検索し煮物にして美味しく頂いたのだった。そのネットで検索の時、なんと、中田英寿のオフィシャルHPが出てきた。中田がアラを食った話かと思ったら、イタリアの家庭料理「ペンネアラボッカ」のアラにヒットしたのであった。「アラの調理」で検索したのだが、電脳は賢いようで、意外と抜けているのであった。


 15日 日曜日  曇り                          昼の気温 13℃
 しばらくこの日記をサボっている間に朝晩の冷え込みが厳しくなってきた。注文頂いていた収納棚が出来上がったので持って行きますと電話したら、「わざわざ配達して貰うのは気の毒だから取りに行きます」と、下関から受け取りに見えた。感謝である。昼過ぎには夕御飯の差し入れも頂いたし、今日はハッピーな一日であった。


 18日 水曜日  晴れ時々曇り                     昼の気温 9℃ 
 昨日から昼の気温が10℃を切ってしまった。工房は完全に冬支度である。ヒートなんたらのアンダーウエアーを着て、薪ストーブに火を入れた。今からストーブを使うと一番寒い2月頃燃料に使う端材が無くなってしまいそうだが、寒さには勝てないのである。今朝の新聞には背振山の雪景色が載っていた。友人と近場の山に紅葉を見に行こうと約束をしていたのだが、枯れ葉の山登りになりそうであるが、落ち葉の山もそれなりに良いかな。


 19日 木曜日  曇り後晴れ                      昼の気温 10℃
 午前中完成したスツールを納品に行く。納品後の談笑中鳥の話になり、「カササギ」が好きだと言うと、「カササギは秀吉の朝鮮出兵の折連れてこられた鳥」だと言われる。調べてみると確かにそのような記事も有ったが、確たる証拠は無いようである。この「カササギ」と言うより「かちガラス」と言うべきか。「カラスの仲間なのだから」はヨーロッパからアジアそして北アメリカと広く生息している。ヨーロッパでは縁起の悪い、鳥として忌み嫌われているが、アジアに来ると逆に縁起の良い鳥として喜ばれているらしい。かちガラスファンとしては嬉しい限りである。


 24日 火曜日  曇り                          昼の気温 9℃
 昨日は久しぶりに太陽が顔を出したが、今日は又曇り。ドレッサーデスクの制作がいよいよ佳境に入ってきた。今月中には何とか漆塗りにまで作業を進めるとしよう。


 26日 木曜日                               昼の気温16℃ 
 昨日は夕方から唐津へ。年に数回Jazzライブを主催される唐津のお客さんからチケットを送って頂いたのだ。感謝である。今回は「池田芳夫&大西洋介duo featuring里美紀子」という3人編成で、ベースにピアノそれに女性のバイオリンという面白い組み合わせであった。シンプルな組み合わせにバイオリンだとチョット浮いてしまうのではないかと思っていたが、これがしっかりと融け込んで実に楽しいライブであった。このバイオリンの里美さんが美人だったせいかもしれない?。CDも買ってなんとサインもして貰ったのだ。
 ライブ会場でCDを買う事はあってもサインをして貰ったのは生まれて初めてである。この生まれて始めてサインして貰ったCDを早速自宅でで聞こうと思ったのだが、数日前からCDプレイヤーが故障しているのであった。修理に出して帰ってくるまでしばらく音を聞くのはお預けである。残念。



12 月

 1日 火曜日  雨のち曇り                     昼の気温 13℃
 気が付けば12月である。さぼり気味のこのHPも後1ヶ月となった。今月、今年最後の目標は毎日このHPをアップすることにしよう。果たして守れるかな??


 2日 水曜日  晴れ                        昼の気温 15℃
 久しぶりに太陽が一日中顔を出した。気温はさほど上がらなかったが、やっぱり太陽の下作業するのは気持ちが良いモンである。木工の方は良いのだが、未だに年賀状のアイデアが浮かばない。無い知恵を絞り出しているのだが、無いものは無いのである。嗚呼困った。


 3日 木曜日  曇り夕方より晴れ                昼の気温 11℃
 いま、 森 昭彦著「身近な雑草のふしぎ」というタイトルの本を読んでいるのだが、その雑草の定義として2〜3上げてある内のその中の一つに「まだ発見されていない価値を持つ植物」というのがあった。これは気に入った。植物 を人間に変えても通用するではないか。市井の人間はそうだ「未だ自分の価値は未だ発見されていないのだ」と自分を慰める事に使える。が、いつ価値は発見されるのだろう?発見されるまでしぶとく雑草の様に生きていくとしますか。


 4日 金曜日  晴れ                       昼の気温 13℃
 12月になってふと気づいたのだが、ラジオからクリスマスソングが未だ聞こえないのだ。昨年までは12月に入ったとたんいろんな局で嫌になるくらい流れてきたのだが。クリスマス嫌いの者としては有り難い事である。夜になると街中では電飾のイルミネーションが光っているらしいが、此処までは光が届かないから有り難い事である。

   
 5日 土曜日  曇り                        昼の気温 13℃
 ここ最近朝の起床が遅くなってきた。以前は6時過ぎには起き出していたのだが、今は7時過ぎ、時には二度寝して起き出すのが8時過ぎという実に情けない状態である。朝布団から出るのが少々つらくなってきたのだ。これからますます寒くなるのにこれではイカンと思うのだが・・・。


 6日 日曜日  曇り一時晴れ                  昼の気温 8℃
 寒い。午前中時々日が差していたが、それでも気温は8度までしか上がらなかった。この寒さの中、ぽかぽかの漆部屋で5回目の最後の漆を塗る。この部屋は漆を乾燥させるため室温は25度位あるのでTシャツで作業なのだ。この温度差で余計寒さが堪えるのである。低温で乾く漆があれば良いのだが天然自然のものだからしょうがないか。


 7日 月曜日  晴れ時々曇り                  昼の気温 13℃
 寒い寒い。朝、屋外の空き缶に溜まった雨水が凍っていた。通路の吹きさらしにぶら下げている寒暖計は−の3℃を指していたので凍るはずである。久しぶりの氷なのでパチリとしてみたのだが、均一に凍っていたために氷だか只の水たまりだか判別出来なかったのでUPは無しである。


 9日 水曜日  曇り時々雨                   昼の気温 13℃
 昨日は、5〜6年ぶりのお客さんが見えたのだが、丁度完成したドレッサーの納品時間と重なったため失礼してしまった。こんな時体が二つあれば便利なんだが、上手くいかないものである。明日は又材料の仕入れの為工房が留守になる。大量に注文すると持ってきてもらえるのだが、今は取り合えず必要な量だけの仕入れしかできないので取りに行かなくてなならないのだ。「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」調達というあの世界のトヨタの「カンバン方式」と一緒なのだが、決定的に違うのは自分で取りに行く事である。しかもこの方法は「エコ」の観点から見るとその都度の仕入れは無駄なエネルギーを使っていると思うのだが、「トヨタ」さんはそこんとこ考えているんだろうか。「エコカー」を売りにしている企業としてはどうなんだろう。


 10日 木曜日  雨のち曇り                   昼の気温 14℃
 今朝材料仕入れに行く途中でカーラジオから聞いたのだが、地球の温暖化の原因が二酸化炭素にあるという話が故意に作られたんじゃないかという情報が最近流れているらしい。イギリスの学者が都合の良い数値だけ使ったというのである。が、その情報の発信源がアメリカの石油大手らしいというのでこれまた???である。要するに省エネしたって地球の温暖化の歯止めにはならないよと言う事らしい。石油企業としては大いに消費して貰わないと儲からないと言うわけである。たとえそれが本当だとしても石油が枯渇したらその後どうするつもりなんだろうか。今儲かればそれで良しと言う事か。イヌイットの「地球は子孫からの預かりもの」と言う言葉を教えてやらんとイカンナ。


 11日 金曜日  雨のち曇り                   昼の気温 15℃
 ここ数日うっとうしい天気が続く。このうっとうしさに頭も冴えなくて未だに年賀状のデザインが決まらない。いっそのこと動物園に虎の写真を撮りに行こうかと考えたりもするのだが、これでは芸がないし、近所の猫の「トラ」をパチリと、などと思うのだが、残念ながら猫の名前を知らないのだった。


 12日 土曜日  曇り                        昼の気温 13℃
 昼過ぎ、カウチチェアーの配達に行く。10年前に何時かは購入をと思っていて、ようやく気に入った場所に引っ越しが決まり配達して欲しいと言う事だったのだ。10年間思い続けてもらえるなんて家具の作り手として涙が出る程嬉しいのである。これからも末永く愛される家具を作り続けようと心に誓ったのであった。と、今日はいつもと違う自分がいるのであった。


 13日 日曜日  曇り時々雨                    昼の気温 10℃
 今日も朝から雨である。実際は雨が一時止んで、又降っての繰り返しなので「雨時々曇り」とすべきだろうが、何か文章として変に感じるのだ。雨のベースは曇り空なので、その空から雨粒が落ちれば雨。落ちなければそのまま曇りと言うわけで、「曇り時々雨」となるのだが、時々とは全体の半分以下の時に使うべきだし、雨の時間が大半だと「雨時々曇り」とすべきなのか。う〜ん、変な事で悩んでしまった。


 14日 月曜日  晴れ                        昼の気温 10℃
 昨日と同じ気温なのだが、やっぱり日が差すと気持ちが温かくなる。こんな日はルンルン気分で気持ちよく作業が進む。お客さんの注文も後二つで終わりなのだが、残り二週間、年内に終わるかどうか微妙な所である。


 16日 水曜日  曇り                         昼の気温 5℃
 今朝やけに寒いと思ったら、工房の向こうに見える羽金山(この山には時計の標準電波用のアンテナが立っている)がうっすらと雪化粧をしていた。
昼には消えるかと思ったら、夕方になっても白く残っていた。今日の最高気温は5℃なるほど納得である。


 18日 金曜日  曇り時々雪                     昼の気温 4℃
 昨日は、夕方から悪寒がしてこれは新型のインフルエンザを買い物先で貰ったかと、早々に就寝。体が弱っているときは寝るのが一番なのだ。そのおかげか、只寒くて悪寒がしただけなのか今日はすっきりと起床。朝の寒さも昨日とほぼ変わらず今日も山だけ雪かと思っていたら、昼前から工房にも雪が。今日が本当の初雪である。


 21日 月曜日  晴れ                          昼の気温 6℃
 今日の夕食はいつもと違って チョット豪華であった。昨日唐津のお客さんから新鮮なホタテ貝と冷凍のカニを頂いたのだ。ホタテ貝は刺身でも食べられるよと言われたのだが、こんな日に限って大量の作り置きシチュウが有ったのだ。で、ホタテ貝はソテーにして今晩の豪華なおかずとなった。
冷凍の貝柱だけのホタテ貝は食べた事が有るが、殻付きのを食すのは初めてである。こじ開けると真ん中にでっかい貝柱が。一晩おいただけだから大丈夫だろうと、この貝柱をチョットだけ刺身にして食したのだが、柔らかくて、甘くて、潮の香りがして美味であった。冷凍のカニは解凍する日を楽しみに取っておこう。


 23日 水曜日  曇り一時雨                      昼の気温 14℃
 数日前の寒さが嘘のように妙に暖かい一日だった。工房から見えた山の雪も夕方には殆ど消えてしまった。今度はいつ降るんだろうか。
 昨日は友人の焼き物の展示会に行って帰りが遅くなってしまった。普段工房に籠もっていると久しぶりに合う人ばかりなのでつい長話になってしまうのだ。迷惑かけているかも知れん気をつけよう。


 24日 木曜日  曇りのち晴れ                     昼の気温 16℃
 昼過ぎお客さん宅へテーブルの納品に行く。一人住まいのおばあちゃんなので何かと不便らしく時々用事を頼まれるのだが、今日は鍵の修理であった。飾り棚の鍵が固くて閉まらないので直して欲しいと言われたのだが、あいにくと道具がない。取りあえず鍵を分解したが、油が切れて固くなっているのだ。油を取りに帰るのも大変だし、そこでハタと閃いた。どんな家庭にもある油。そうサラダオイルである。それを貰って数滴垂らしカチャカチャと動かすとこれが大成功。窮すれば通ずと言ったところか。


 26日 土曜日  晴れ後曇り                      昼の気温 8℃
 
朝一番の納品で、お客さん宅へ向かっている途中、太陽が黄色く・・・じゃなく、廻りの景色が何となく黄色く見えると思ったら、なんと黄砂が飛来してきたのだそうだ。黄砂と言えば早春の風物詩なのだが師走に飛んでくるとはビックリである。中国大陸で砂漠化がより一層進んでいるのかそれともたまたま気象条件が重なった為か。平年通りや、平年並みと言う言葉がますます遠くなって行くようである。


 28日 月曜日  曇り                           昼の気温 5℃
 昨晩から年賀状作りで大変である。夜中の2時にインクが切れてやむなく中断。知人はインクを節約するためにべた面積の少ないデザインにしたと言っていたが、正解である。以前のプリンターと違って今のプリンターはインクのホルダーが小さいような気がするのだが気のせいだろうか。インクを2〜3回交換するとプリンター本体よりも高く付くのである。これはきっとメーカーの策略だ。朝一番にインクを買いに行きプリント再開。が、此処でプリントミスを発見。自分の住所の〒マークの後に番号を入れるのを忘れていた。来年1月1日から前原市が二丈町と志摩町と合併し糸島市に変わるのに気を取られ、(〒 福岡県 糸島市・・・)としていたのだ。その後、相手先の住所も「糸島市」に変えるのを一部しかしてないのに気付いたが、時既に遅しである。考えて見りゃこの年賀状を出す時点では未だ市町合併はしていないのだから別に間違いではないのだ。と、言い訳をしておこう。


 29日 火曜日  曇り夕方より晴れ                   昼の気温 8℃
 年賀状も無事投函し終えて後は、元旦に配達される事を祈るのみである。夕方日没には未だ間があったので車にワックスを掛けた。今年2回目のワックス掛けである。普段あまりにも汚れているときは水を掛けて汚れを落とすだけなのだが、年末位は日頃の酷使のお詫びに綺麗に磨きを掛けて化粧をしてやろうと思ったのである。新車の頃はワックスを掛けると顔が写っていたのが、10年も乗っているとワックスを掛けても薄ぼんやりとシルエットが写るだけになってしまった。明日は車内を綺麗にしよう。


 30日 水曜日  雨のち曇り                       昼の気温 8℃
 工房は今日で今年は終わり。
玄関には門松も立てて、正月を迎える準備も完了。来年も良い年で有りますように。








その日暮らし日記
T O P