水野有武 著
四六判 190頁 定価 (本体1800円+税)
ISBN4-946553-24-X C0047
《内容》
眼と脳は活発に活動しています。たえず頭を使っていますから脳ははたらいています。また、その脳と連動して眼もたえずはたらいています。
眼と脳が活発に活動するためには複雑な構造組織が必要です。そして、それらを支える栄養学的な仕組も必要になってきます。
本書では、眼の生理的な栄養の供給と利用、消費そして代謝したものの排出やリサイクルについて、またそれらの不具合によっておきる病気について説明してあります。
《主要項目》
第1章 目玉は最終消費者
目玉の大きさは/眼に栄養
第2章 目玉はなにでできているのでしょう
目玉の外側/目玉の表面/目玉の中身/光を受ける網膜/映像を伝える視神経
第3章 眼に栄養
ブドウ糖と眼/光と栄養/透明な角膜/神経線維もウイルスを運ぶ/無神経で無血管−水晶体、濁れば白内障
第4章 ピントを合わせる
水晶体と毛様体/老眼は水晶体が硬くなること/子供の近視
第5章 網膜と光の恩恵と害
網膜の酸化ストレス/網膜の栄養/網膜剥離/網膜は中枢神経/ビタミンAのリサイクル
第6章 光の通り道と暗箱
硝子体/角膜と強膜/暗箱
第7章 緑内障
眼房水/緑内障とは/視神経の軸策流/緑内障の治療薬
第8章 目に毒と補助栄養
目に毒/栄養補助/ビタミンの発見/ビタミンのいろいろ/ビタミン様物質/微量金属/ホルモンと類似物質/サプリメントは効くの?
第9章 よけいな血管
角膜パンヌス−新生血管/新生血管/加齢性黄斑変性/糖尿病性網膜症/高血圧性網膜症/血管が詰まる
第10章 水と傷の治癒
水/皮膚の傷/角膜の傷
第11章 光は眼に栄養
米田出版
発行