『デジタルシネマ』
デジタルシネマ研究会 編
執筆者(五十音順)
青野修治/上原英和/川嶋清昭/北原繁義/駒野目裕久/須藤定夢/中村幻児/羽倉弘之
A5判 200頁 定価 (本体2400円+税)
ISBN4-946553-21-5 C3055
《内容》
近年、デジタルシネマやデジタルコンテンツについていろいろな団体が取り組み始めている。映像界においては、デジタル化が急速に進められ、撮影も従来の
フィルム撮影からデジタルビデオを使用した撮影になってきている。また、編集や合成作業も同様で、リニア編集からノンリニア編集に変わってきている。
本書は、このデジタルシネマという新しいジャンルを広い視点から捉えて、わかりやすく解説したものである。
《主要項目》
第1章 デジタルシネマ用カメラ(撮影装置)
ECカメラ:世界で最初のEC-35カメラ/高精細カメラ/デジタル高速度カメラ/デジタル3D(HD)カメラ/将来のデジタルシネマ用カメラ/これからの課題
第2章 デジタルシネマの製作プロセス−映画「ロード88/出会い路、四国へ」−
撮影〜ポストプロダクション/デジタルとアナログの融合/企画立案から映画実現までの流れ
第3章 デジタルシネマ用コンテンツ制作
ワークステーションとデジタルインターメディエイトシステム/デジタルフィルムワークステーション/スペシャルビジュアルエフェクトシステムの進化/次世代ネットワークサーバーシステム/映像修復ソフトウェアの比較検討/画像修復の最前線
第4章 ネット映像配信
圧縮技術/伝送技術/ストリーミング/ネット映像配信とホームシアタ/劇場向け配信実験
第5章 デジタルシネマ用プロジェクタ
デジタルシネマ用プロジェクタの発展/各種方式/今後の展望
第6章 デジタルシネマと教育
デジタルシネマの基本的知識と技術/映像クリエイターへの道/進路−まとめに代えて
第7章 デジタルシネマ用コンテンツの種類
フィルムからデジタルシネマへ/デジタルシネマの今後の形態と分類/デジタルシネマ用コンテンツ/デジタルシネマの拡大
第8章 まとめ
劇場用デジタルシネマとホームシアタ/さまざまな映像表示技術と音響技術/人材育成と啓蒙活動/将来のデジタルシネマ
資 料
米田出版
発行