イギリス渡航暦19回。これまでのイギリス旅行のスケジュールをどーん、と紹介しちゃいます。
19回目・6月 航空会社:英国航空 同行者:イトコのA.K. 宿泊先:ラッセルスクエア駅近くの某ホテル
いつもイギリスってーのもどうかなーと、思って2年行かなかったのだが、今年はウィリアム王子もご結婚。そして来年はロンドンオリンピック。ロンドンは明るいムードに違いない。なんだかとってもイギリスに行きたくなった。イトコのA.K.は、今年が勤続20年でまとまった休みがとれるという。「南仏かオランダに行かないか」と言うので、「ロンドン3泊と組み合わせてくれるなら行く!」、と答えた。
結局、行くことになったのはロンドンと南仏。ロンドンのスケジュールは私が、南仏のスケジュールはイトコが決めた。
ロンドンでは食道楽よろしく、おいしいものをいっぱい食べた。そして、ケビン・スペイシーの「リチャードIII世」を見て、リチャードIII世にちなんで、バラ戦争ゆかりの地
セント・オーバンスにもでかけた。
南仏はというと、ガトウィック空港からマルセイユに入り、すぐにアヴィニョンに移動。アヴィニョンに2泊した後、バスツアーでエクス・アン・プロヴァンスへ移動、最後にニースに入った。びっちりスケジュールが詰まった7泊9日。おいしいものをたっぷり食べて、そこそこ天気にもめぐまれた。幸運にも円高で、たくさん買い物をした。
やっぱり旅はいい。南仏もよかったけど、なぜだかわからないけど、やっぱりイギリスが好きだ。今回はロンドンだけ正味2日だったので、やり残したことがいくつかある。帰りのヒースロー空港で、また絶対イギリスに来よう、と誓った私である。
日 | 天気 | スケジュール | コメント | ||
1日目 | ![]() ![]() |
東京→ロンドン(ラッセルスクエア→ピカデリーサーカス→ラッセルスクエア) | 15時過ぎにヒースロー空港到着。地下鉄でロンドン市内へ。ラッセルスクエアの駅に着いたときには雨がかなり降っていたが、2〜3分待ったらやんだので、ホテルへ。17時過ぎにチェックイン。身支度を整えてピカデリーサーカスへ向かい、フォートナム&メイソンで紅茶を買う。この後、キングスロードへ行き、買い物を、と思っていたが、紅茶が重いし、雨も降り出したので、いったんホテルへ戻ることに。結局、疲れたので、無理はよそう、ということになり、ラッセルスクエアにある中華で夕食。以前、父母とイギリスに来たときに何度か入った所だったが、店が変わっていた。が、以前よりも繁盛していて、味も悪くなかった。 | ![]() 夕食の中華 |
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2日目 | ![]() ![]() |
ロンドン(ラッセルスクエア→リージェンツパーク→キングスロード→ハイストリートケンジントン→ラッセルスクエア→ウォータールー Old Vic Theatre→ラッセルスクエア) | 5時ごろ起床。早く起きたので、朝食前にリージェンツパークへバラを見に行くことにした。この日は日曜日。6時過ぎで早すぎたらしく、ラッセルスクエア駅のシャッターは閉まったまま。というわけで、徒歩で。所要時間約45分。リージェンツパークでは、たくさんのバラが今を盛りと咲いていた。朝早いので、ほとんど人もおらず、貸切に近い感じ。帰りは地下鉄(この時間にはラッセルスクエア駅も開いていた)。8時半ごろ朝食。この日は12時半にサンデーランチの予約をしてあったので、その前にキングスロードへ。が、10時から店が開くかと思っていたら、日曜日の開店時間はほとんどの店が12時だったので、ウインドーショッピングになってしまった。地下鉄でハイストリートケンジントンへ向かおうとしたが、サークルラインが止まっていたので、グロスターロードから歩くことに。途中、Sainsburyの大型店舗をみつけたので、入って買い物。ここで、アップルクランブル粉をゲット。11時ごろハイストリートケンジントンに到着。ここのマークス&スペンサーは大きいので11時には開店するかと思いきや、12時オープンとのこと。近くのカフェで時間をつぶし、開店時間を待って15分でカットソーを4着購入。12時15分ごろ、サンデーランチを予約したRoyal Garden Hotelへ向かった。レストランは盛況。着いたときには2〜3組しかいなかったが、帰るころにはほぼ満席状態。英会話の先生のJ.Pが言っていたとおり、サンデーランチはイギリス人の間ではポピュラーらしい。メインにはボリュームたっぷりのローストビーフをオーダー。初めてのサンデーランチは大満足であった。ハイストリートケンジントンへ戻り、再びマークス&スペンサーへ(結局、何も買わず)。いったんホテルへ戻り、身支度を整えて、「リチャードIII世」を上演するOld Vic Theatreへ。1幕目は2時間ぶっとおし。主演のケビン・スペイシーは見事だったが、設定が現代になっており、ちょっとがっかり。寝不足もあって、かなり眠ってしまった(笑)。 | ![]() リージェンツパークのバラ |
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3日目 | ![]() |
ロンドン(ラッセルスクエア→セント・オールバンズ→ピカデリーサーカス→キングスロード→ビクトリア→ラッセルスクエア) | 7時15分起床。8時半ごろ朝食。St.Pancros International駅から10:23発の列車でセント・オールバンズへ。11時ごろ到着。大聖堂へ向かい、フリーのガイドツアーで中を案内してもらう。立派な建造物である。この後公園を散歩。時間を確認すると既に12:40。もうお昼どきだ。旅に出る前にネットで情報を得て、ここでランチを、と目論んでいたパブを発見。本日のスープをいただいた。ロンドンへ戻ったのは15時過ぎ。キングスロードで買い物をしてから、アフタヌーンティーを、と計画していたが、買い物をしてからだとアフタヌーンティーに間に合わないかもしれない、と考え、最初にアフタヌーンティーをすべく、ピカデリーサーカスへ。Dukes Hotelでアフタヌーンティーをした後、ピカデリーサーカスをぶらぶら。そしてキングスロードに7時10分前ごろ到着。が、なんということか! たいていのお店が既に閉まっている。昨年秋オープンしたという話を聞き、絶対行こうと決めていたローラ・アシュレイも7時閉店のはずが、10分前だというのに既に閉まっている。中の店員さんが気づいてくれたが、今日はもうダメというジェスチャー。ガーン!! 翌日は南仏への移動日となっていたため、結局、行くことかなわず。心残りを残すこととなった。ネットで予約したガトウィック空港までのチケットを引き取りにビクトリア駅へ。ここで、テイクアウトの寿司を買い、ホテルで夕食。 | ![]() セント・オールバンスの大聖堂 |
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4日目 | ![]() |
ロンドン(ラッセルスクエア→ビクトリア→マーブルアーチ→ビクトリア→ガトウィック空港)→マルセイユ→アヴィニョン | 6時ごろ起床し、7時にホテルをチェックアウト。地下鉄でビクトリア駅へ向かい、スーツケースを預け、地下鉄でマーブルアーチへ。イングリッシュ・ブレックファーストを予約した、J.P.(英会話の先生)オススメのホテルへと向かった。予約は9時半。オススメどおり、豪勢な朝食。なんと30ポンドなり! ロンドンで食べたいちばん高価な食事となった(笑)。バスでビクトリア駅へ戻り、11時発のガトウィック・エクスプレスでガトウィック空港へ。11:35ごろ到着。搭乗が遅れ、14時ごろ飛行機が出発。16:20ごろマルセイユに到着。17:10ごろシャトルバスで列車の駅へ移動し、17:45発の列車でアヴィニョンへ。19時ごろホテルへチェックイン。ホテルは時計台広場に面した場所で、スタッフの感じがよく、清潔。イトコのA.K.が旅行前に情報を検索し、目をつけていたフレンチレストランで夕食。デリシューズ! この日、アヴィニョンは何かのお祭り(?)だったらしく、12時過ぎまで賑やかであった。 | ![]() マルセイユからアヴィニョンへ列車で移動。 |
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5日目 | ![]() |
アヴィニョン→アルル→アヴィニョン | 6:50ごろ起床。8時ごろ朝食。8:45にホテルを出発し、途中、スーパーで買い物をし、9:49発の列車でアルルへ向かう。10:10ごろアルル到着。アルルはゴッホゆかりの地だ。駅の i で町のマップをもらい、シティーセンターへ。この日は朝市が出ていた。まずはゴッホの入院していた病院跡(エスパス・ヴァン・ゴッホ)へ。この後、ゴッホの絵になっているカフェで昼食。サン・トロフィーム教会を観光。ゴッホの絵になっているヴァン・ゴッホ橋は歩いて行くには通そうだったので、タクシーで行くことにしたが、アルルでは、タクシーをなかなかみかけない。シティーセンターにある i でタクシー乗り場を尋ねると、道を挟んだ向かい側であった。タクシーでゴッホ橋まで往復した後、古代劇場と円形闘技場へ。15:54の列車でアヴィニョンへ戻り、法王庁宮殿とサン・ベネゼ橋を観光。いったんホテルへ戻り、休息した後、19:10ごろ街へ。朝、みつけたベトナム料理(中華っぽい)で夕食。 | ![]() アルルの古代劇場 |
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6日目 | ![]() |
アヴィニョン→リュベロン地方→エクス・アン・プロヴァンス | 6:15ごろ起床。7:30ごろ朝食。9時ごろ時計台広場からツアーバスへ乗った。時計台広場で、別のツアーに参加するご夫婦にお会いしたが、この日以外は、だんなさんの運転するレンタカーで南仏を回っているとのこと。でも、フランス人はスピードを出すから、横で乗っていて生きた心地がしない、と奥さんは言ってらした(笑)。この日私たちが参加したのは、リュベロン地方をめぐり、エクス・アン・プロヴァンスへ移動するツアー。この日のツアー客は6名。老夫婦と新婚旅行かも、といった雰囲気の若いカップル。ガイドは大塚さんという男性で、老夫婦のおじさんがする質問にすらすらと答える。なんでも知っている感じ。まずはゴルドが見渡せる高台のスポットへ。そしてセナンク修道院で20分、ゴルド、ルシヨンで30分、とかなり慌ただしく村々を回った。大塚さんいわく、この辺を通るバスはあるが、どうもつなぎが悪く、村から村への移動は車がないと無理らしい。ハードスケジュールだが、ツアーに参加して正解だったようだ。ルールマランは昼食時間を含めて1時間半。カフェでキッシュセットを食べた。15時過ぎに、エクス・アン・プロヴァンスへ到着し、ホテルへチェックイン。まずは徒歩でセザンヌのアトリエへ行き、サン・ソヴール大聖堂へ。i でマップをもらい、翌日のニース行きのバスのチケットを買いにバスステーションへ。この後、いったんホテルへ戻り、またシティーセンターへ戻り、インド料理の夕食。 | ![]() ゴルドの遠景 |
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7日目 | ![]() |
エクス・アン・プロヴァンス→ニース | 6時ごろ起床。7時ごろ、近くの店で朝食。ホテルでタクシーを呼んでもらい、バスステーションへ。9:10ごろニース行きのバスが出発。11:45ごろニースに到着。タクシーでホテルへホテルへ向かいチェックイン(12:10ごろ)。このホテルは、バスとトイレが別々の部屋になっていて、広く、快適であった。おなかがすいたので、ホテルを出てすぐ、近くのイタリアンでランチ。i
へ行き、マップをもらい、観光開始。まずはニースの街を回る観光バスに乗り約1時間。2階建てバスの2階に乗っていたのだが、炎天下だったため、かなり体力を消耗した。旧市街を観光した後、エレベーターに乗り、展望台からニースの街をながめた。街で買い物をした後、イトコのA.K.がネットで情報をゲットした南仏料理の店で夕食。リーズナブルな値段でとてもおいしかった。 |
![]() ニースの街の風景 |
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8〜9日目 | ![]() |
ニース→ヒースロー空港→成田 | 3時50分起床。4:50ごろチェックアウトし、ホテルから5分ぐらいのバス停で5:20の空港行きのバスを待つ。既に先客のカップルがいて、しばらくすると、日本人のカップルもやってきた。最初は夜のように暗かったが、バス停にいる間に陽がのぼり始め、明るくなってきた。5時半ごろバスが到着。空港に着いたのは5:50ごろであった。ヒースロー行きの飛行機はほとんど既に空席がなかったため、A.K.と隣同士で座ることはできず、前後の席をとってチェックイン。が、ヒースローから成田までのチェックインもここで行ったため、よい席をゲットすることができた。7:30の飛行機だったが、税関の前にかなり列ができていたため、ほとんど買い物をする時間もないほどだった。9時前にヒースロー空港に到着。tax
refundの手続きをして、空港内のパブでフィッシュ&チプスを食べ、免税店で買い物。2人とも元気で無事旅が終了。成田へと向かった。 |
![]() ニースのバス停の風景 |
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(2011.7.24)