ヨーコの旅のスケジュール




 

15回目・6月 航空会社:ヴァージンアトランティック航空 気ままな一人旅 ロンドンでの宿泊先:Notting Hill にある某ホテル


 初めての、念願の6月のイギリス旅行。リージェンツパークでバラを見て、イギリスのリヴィエラといわれているトーキーにでかけた。この旅のテーマは、アガサ・クリスティー。10年ぶりぐらいで、「ねずみとり」を見て、クリスティーの生まれ故郷のトーキーに行き、彼女がロンドンで暮らしていた家2軒を訪れた。さらに、バートラムホテルのモデルか?、といわれるフレミング・ホテルでアフタヌーンティー。雨が1滴も降らないという晴天続きで、皮がむけるほど日焼けするというおまけつき。観光というよりもロンドンをうろつきショッピングすることに費やした1週間あまりだったが、十分、初夏のイギリスを堪能した。

天気 スケジュール コメント
1日目 東京→ロンドン(ノッティングヒル)  通路側の席を希望したところ、ラッキーなことに、隣の窓際の席が空席で、実質、通路側兼窓際の席になった。というわけで、久々に、ロンドン着の風景を飛行機の窓からながめることができた。
 15:20ごろヒースローに到着。スーツケースを受け取り、16:47のヒースローエクスプレスにてパディントンへ。そこからタクシーに乗り換え、ノッティングヒル駅最寄りのホテルに到着。チェックインしたところ、シャワー・トイレ付きのシングルルームを予約していたにもかかわらず、シャワー・トイレなしのシングルルームに案内されたため、クレームをつけたところ、1晩だけ、ベッドが5つもある部屋に泊まることに・・・。逆に、広すぎてちょっと落ち着かなかったかも(笑)。この後、ノッティングヒル界隈をうろうろ。インド料理をテイクアウトし夕食。

さぁ、もうすぐ、
ロンドンに到着です!
2日目 ロンドン(ノッティングヒルホランドパーク→ハイストリートケンジントン→ホランドパークノッティングヒル→キングスクロス→ピカデリーサーカスコヴェントガーデンピカデリーサーカスノッティングヒル)
 12時ごろホテルに戻り、シングルルームに部屋替えする必要があったので、午前中は、ノッティングヒル界隈で過ごすことにした。映画「ノッティングヒル」に登場した本屋とカフェをみつけた後、ローリングストーンズのミック・ジャガーのお気に入りのハルシオンホテルがあるホランドパークへ。あわやくば、旅の期間中、このホテルで、アフタヌーンティーを、と目論んだのだが、日本にいるとき、インターネットでホテルの情報が探し当てられなかったことから予期していたとおり、すでにホテルは閉まっており、その跡だけが残っていた。改装中という雰囲気でもなかったので、ハルシオンホテルでのアフタヌーンティーの夢は永遠に果たせそうもない。
 せっかく来たので、ホランドパークに立ち寄ることにし、公園内をぶらぶら。いつの間にか、ハイストリートケンジントンに着いてしまった(笑)。ついでなので、ちょっと買い物をし、インターネットカフェに立ち寄った。駅からホランドパークまでの道のりでみつけたケーキ屋さんのケーキがものすごくおいしそうだったので、また、ホランドパークに戻って、マシュルームタルトとケーキ&紅茶のランチ。
 ホテルに戻り、部屋替えした後、翌日でかけるつもりだったダラム行きのチケットを買うために、キングスクロス駅に赴いたが、ダラム行きの安いチケットは、この先1週間ぐらいすべて売り切れていたため、ダラム行きを断念。代わりに、クリスティーの「ねずみとり」のチケットをゲットすべく、ピカデリーサーカスからレスタースクエアへと足をのばした。この後、コヴェントガーデンに行き、ショッピング。早めの夕食を済ませた後、また、ピカデリーサーカスでショッピング。朝から歩き尽くめで疲れたので、19時ごろホテルに戻った。

ハルシオンホテル跡
3日目 ロンドン(ノッティングヒル・ポートベローマーケット→ケンジントンガーデンズリージェンツパーク→グリーンパーク→ピカデリーサーカス→レスタースクエア→ノッティングヒル)  8時過ぎにホテルを出て、ポートベローマーケットへ。この後、ケンジントンガーデンズまで歩き、ピーターパンの像に「また来たよー」の挨拶。そして、ランカスターゲートから地下鉄に乗り、バラを見に行くべく、リージェンツパークへ。が、炎天下のなか、朝から歩き尽くめで、すっかりばててしまい、クィーン・メアリーズ・ガーデンズにたどりつく直前に公園内のカフェで、休憩。750mlボトル入りのスパークリングウォーターを飲み干したのであった。ははは。ようやく元気を取り戻し、クィーン・メアリー・ガーデンズ内のバラを観賞。本当に花盛りで、美しかったことよ。
 この後、英会話の先生のジョン.Pが以前訪れたことのあるセント・ジェームズパーク近くのホテルが、TVのマープルシリーズの「バートラムホテルにて」で使われたホテルにそっくりだというので、Dukesホテルかと思い、探したが、通り名を間違えたためにこの日はたどりつけず。
 夕方から「ねずみとり」観劇の予定で中途半端な時間だったため、ピカデリーサーカスのバーガーキング内にあるネットカフェでちょっと時間をつぶし、レスタースクエアで夕食をとってから劇場へ。19:50ごろホテルに戻った。

久々に「ねずみとり」を観劇。
4日目 ロンドン(ノッティングヒル→Russel Square→キングスロード→ハムステッド→ピカデリーサーカスキングスロードノッティングヒル)  8時ごろには準備できたので、行動を起こすにはまだ早いこともあって、昨年、泊まったホテルのあるRussel Squareに行ってみることにした。というのも、ネットにはつなげないことを承知で、パソコンを持参したものの、昨年泊まったホテルの1Fには、ネットにつなげるポイントがあるという話を聞いていたので、ホテルにあったカフェで朝食を食べ、あわやくば自分のパソコンを使ってネットを・・・と思ったからだが、行ってみると、そんな場所はみつからず、カフェの朝食も、出来合いのサンドイッチとジュースをセットにしたお粗末なもので、ちょっと、とほほ・・・であった。
 英会話の先生のジョン.Pによると、日曜の午前中には、キングスロード付近にファッショナブルな人たちが集まってくる、という話だったので、キングスロードへ。が、店は午後にならなければあかず、そんな人々もどこにもいない。とほほ・・・(帰ってから確認してみると、それは土曜日だよ、とジョン。私の記憶違いか?!)。
 というわけで、前々から一度行ってみたかった、ハムステッドにあるキーツの家にでかけれみることにした。まずは、駅前にあるフェントンハウスへ。その後、ちょうどキーツの家がオープンする1時となったが、行ってみると、掲示板に、「スタッフが急病なので、申し訳ないが今日は公開できない」という張り紙。とほほ・・。この日は、ちょっとついていなかったようだ。この日の昼は、ホテルでアフタヌーンティーを、と思い、「アガサ・クリスティー99の謎」(早川書房)によると、マープルシリーズのバートラムホテルのモデルは、ブラウンズかフレミングだというので、フレミングホテルへでかけてみた。アフタヌーンティーが12.50ポンドとお手ごろで、スタッフも感じがよかったが、どこかの旅行会社のアフタヌーンティーのクーポンが利用できるらしく、ティールームでは、関西人と思われる女性3人が身の上話の真っ最中。なんでイギリスに来てまで・・・、とこれまた、とほほ・・・であった。
 この後、バスでキングスロードへ。この旅の目的の1つは、ロンドンで洋服を買うことだったので、16時ごろに到着してから、思う存分、ショッピングを楽しんだ。

キーツの家の前
5日目 ロンドン(ノッティングヒル→パディントン)→トーキー  7時ごろにホテルを出て、トーキーに行くためにパディントンへ。駅近くの店で朝食をとり、駅構内をぶらついた後、9時5分発のプリマス行きに乗った。トーキーに行くには、Newton Abbotで乗り換えるのだが、列車が信号故障で17分ぐらい遅れ、大慌て。が、どうやらすべての列車が遅れていたらしく、トーキー行きと言われ乗り込んだ列車はキャンセルとなり、駅は途方にくれた人々であふれていた。結局、1時間遅れで13時過ぎにトーキーに到着。
 駅から町の中心まではちょっと離れているようだったので、タクシーに乗り、前日、ピカデリーサーカスのVisitor Centreで予約してもらったB&Bにチェックイン。そして、tourist information centreに行き、観光ポイントをチェック。トーキーミュージアムを訪れた後、海沿いに駅に戻り、クリスティーが新婚旅行で泊まったという、駅前にあるグランドホテルで遅めのランチをとった。その後、また、町の中心に戻り、クリスティーがいくつか作品を執筆したというインペリアルホテルにでかけた。
 夕食後、ナイトクルーズに参加。トーキーの海をぐるりとまわりながら、ながめるサンセットはとても美しかった。

トーキーのナイトクルーズ
6日目 トーキー→ロンドン(パディントン→ノッティングヒル)  早く目が覚めたので、朝食前に、B&Bの付近を散策。朝食をとった後、9:40にチェックアウトし、tourist information centreで知りたいことを尋ねた後、バスで、昔のイギリスの村の風景が残るコッキントンヴィレッジにでかけた。村には工芸品を売るお店やガラス工房、ポタリーなどがあり、あっという間に時間が過ぎた。村内のレストランでランチを食べ、1時半過ぎのバスでトーキーへ。B&Bに預けてあった荷物を受け取り、しばしのウインドーショッピングの後、トーキーを離れた。
トーキー
7日目 ロンドン(ノッティングヒル→ハイストリートケンジントン→プリムローズヒルカムデンロック→ハロッズ→ピカデリーサーカスノッティングヒル)  ホテルを出た後、ハイストリートケンジントンまで歩き、インターネットカフェへ。その後、またまたショッピングに興じ、「ブリジット・ジョーンズ 2」の最初に登場するプリムローズヒルへでかけた。ちょっと高台になっているプリムローズヒルからは、ロンドンの風景を一望することができた。プリムローズヒルに近い地下鉄の駅はなかったので、行きは、セント・ジョンズ・ウッドから歩いたが、炎天下でちょっとバテ気味。すぐ近くにカムデンロック方面に行くバス停があったので、バスに乗ることにしたのだが、30分ぐらいバスが来なかった。というわけで、行くつもりではなかったカムデンロックへ。ちょっとブラブラした後、地下鉄でナイツブリッジのハロッズへ。中華街で飲茶でも食べて夕食代わりにするつもりだったが、時間的に遅くなってしまったので、ハロッズでアフタヌーンティーを楽しむことにした。
カムデンロックは
相変わらず
8日目 ロンドン(ノッティングヒル→クリスティーの家→ハイストリートケンジントン→クリスティーの家→ノッティングヒル→ハムステッド・キーツの家→レスタースクエア→ナショナルポートレートギャラリー→ピカデリーサーカスノッティングヒル)  ホテルを出た後、またまたポートベローロードへ。映画「ノッティングヒル」に登場する本屋さんに、行きはしたが、中に入っていなかったことを思い出し、再度トライすることに。開店時間を確かめたところ、昼過ぎにならなければ開かないようなので、まずは、ノッティングヒルからハイストリートケンジントンに歩いていく途中にあるクリスティーがが住んだことのある家を探しにでかけた。その後、例によって、ハイストリートケンジントンにあるインターネットカフェに立ち寄り、今度は、もう1つのクリスティーの家へ。ランチを食べた後、ポートベローロードに戻り、あの本屋さんへ。その後、ハムステッドのキーツの家を訪れた。
 そういえば、この旅では、美術館に行ってなかったなー、と思い立ち、レスタースクエアのナショナルポートレートギャラリーへ。10数年ぶりに、リチャードIII世のポートレートを見ることができ、満足であった。
 旅の締めくくりは、前の日、大奮発して予約した、Dukesホテルでのディナー。TVのマープルシリーズで撮影に使われたホテルかどうかは「?」だったが、雰囲気はバートラムホテルそのものって感じ。昔風のウェイターさんに、「マダァーム」なんて言われて、でへへ・・・。6:30という早めの時間に予約したので、私がいる間、誰も他のお客さんは現れなかったが、ホテルのレストランを貸し切りで独り占めしているような、ちょっとリッチな気分であった。

ウインブルドン・テニスの真っ
最中だったせいか、。トラファ
ルガースクエアには、仮設の
テニスコート(?!)が出現。
9〜10日目 ロンドン(ノッティングヒル)→成田  昨年、ヒースローに着いたときには、チェックインカウンターの前が長蛇の列となっていたので、13時の飛行機であるにもかかわらず、7:40発のパディントンエクスプレスに乗り、8時ごろ、ヒースローに到着。チェックインの前に、VATの返却処理を済ませたところ、「すごく早く来たわねぇ・・・」と驚かれた。お前は何しに来たんじゃ、って言われそうだが、免税店で、ゆっくり買い物がしたかったのだ。ははは。おかげで、11時ごろには買い物も終わり、搭乗待ちとなった(やっぱちょっと早すぎ?)。

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やはりロンドンが好き!