2007年8月23日(土)〜24日(日)
東京ビッグサイト 西2ホール 

 アマチュア無線最大の祭典『ハムフェア2008』が8月23・24日の2日間、東京ビッグサイト西2ホールで開催されました。

今年のキャッチフレーズは「電波で遊ぼう アマチュア無線」で、スタンプラリー、イベントコーナーの電波教室など「電波で遊ぼう!」をテーマとした楽しい催事をはじめ、大変興味深く役立つ楽しい講演、フォーラムなども開催されました。

例年と同じくビジネスコーナーでは無線機器メーカーの展示や販売、クラブコーナーでは活動紹介やジャンク品・中古品の販売などが賑やかに行われました。

 来場者は23日(土)が18,000名、24日(日)が11,000名の合計29,000名で、昨年より1,000人減でした。

 来年の「ハムフェア2009」も2008年8月22日(土)・23日(日)の2日間、今年と同じ東京ビッグサイト西2ホールで開催予定です。
 
ハムフェアの様子をデジカメで撮りました。
写真は PhotoHighway Japan のアルバム に掲載しています。

★ハムフェア2008(ビッグサイト)写真集★

★ハムフェア特別記念局 QSLカード
JARLのPHOTOレポート

過去のハムフェアの略歴(会場、期間、来場者数など)はこちら
 
●感想…
今年も23日まで職場の研修がありました。24日も午前中は所用で、午後3時からは東京の職場に行かなければならないので、ハムフェアは断念しようかとも思いましたが・・・とりあえず1時間でも見学できればと思い、横浜からの直通バスで出かけました。午後1時過ぎに到着し、2時前には帰路に着かなければなりませんので、30分ちょっとの駆け足見学となりました。

第一印象は今年も人が少ないなあ・・という感じでした。やはり初日に集中して(規模縮小で1日ですべて見物できるし、掘り出し物は初日でなくなるから)2日目のリピーターが少ないのだと思います。JARLのサイトによると、初日はビジネスコーナー、クラブコーナー共にそこそこ賑わっていたようです。
会場では例年より小中学生の姿が多かったように思います。スタンプラリーをやっている光景が目立ちました。そういった子供向けイベントも少しは効果があったのでしょう。

メーカーや販売業者の展示も地味な感じでした。無線機メーカーではデジタルに関する展示が多かったようです。中古リグ販売も今はオークションで安価に入手できる時代ですので、かつてのような地方から来た人がこの機会に買いあさるというような光景もなくなりました。
今年は老舗無線機器メーカーであった「クラニシ」と「マルドル」の倒産、秋葉原の老舗ハムショップ「ハム月販」の閉店などハム業界の状況は一層厳しさを増しているようです。JAIAコーナーの出展はわずか4社になってしまいました。アンテナの「コメット」はブースというよりは壁1枚の展示みたいに縮小されてました。一方でサブ的メーカーの「東京ハイパワー」のブースが比較的大きなスペースを確保していました。各社の配り物は団扇やロゴ入り紙袋くらいで、経費節約しているのが顕著でした。