QSLカードの書き方

QSLカードの記入事項とそれぞれの項目の書き方と注意点を詳しく説明します。

 QSLカードの必須事項
 目次をクリックしてください
1.相手局のコールサイン
2.交信を証明する旨の文言
3.交信年月日(DATE)
4.交信時刻(TIME)
5.RS/Tレポート
6.周波数(BAND)
7.電波型式(MODE)
8.自局のコールサイン
10.自局の運用場所(QTH)
  (移動の場合は移動地)
11.カード発行者のサイン

その他・・・衛星通信の場合は使用した衛星名とアップリンク及びダウンリンク周波数の記入が必須となります。
 
◆参考情報(記入は任意)
使用無線機と出力、アンテナと地上高、備考欄など
◆QSLカード記入例


          


QSLカードの必須事項

1.相手局のコールサイン
To Radioの後に相手局のコールサインを記入します。
市販のQSLカードの多くはTo Radio欄の右側に赤色で6桁のJARL転送枠が印刷されています。通常は交信した相手にカードを送りますので、To Radio欄とJARL転送枠には同じコールサインを記入することになります。To Radio欄とJARL転送枠を共用できるようにレイアウトしてもかまいません。
マネジャー経由の場合はTO Radio欄に交信相手局のコールサインを記入し、JARL転送枠の前に必ず「Via」と書いてJARL転送枠にマネジャーのコールサインを記入します。
要するにTo Radio欄が交信相手局のコールサインを記入するところで、JARL転送枠はビューロに「この局にカードを送って下さい」という単なる転送情報です。
また、相手が移動局の場合は相手の移動地を記入しなければならないという人もいますが、QSLカードに相手の移動地を記入する必要はありません。(書いてもかまいませんが、必須事項ではありません。)私の場合は、To Radio欄に「JA1QRA/1」のようにコールサインの後に「/」と「エリアナンバー」だけは記入しています。JARL転送枠は単なる転送情報ですから、後に「/1」などと書かないでください。仕分け作業の邪魔になるだけです。
最近は、To Radio欄に「桜井様」というように相手の名前を書く人が非常に増えていますが、これは大間違いですので気をつけてください。QSLカードに相手の名前は必要ありません。相手の名前を書きたい人は備考欄にでも書いてください。ただし、クラブ局(社団局)の場合は相手の名前(オペーレーター)を記入した方が相手局も整理しやすいでしょう。この場合も備考欄か余白部分に記入してください。







2.交信を証明する旨の文言
交信を証明するという旨の文言をカードのどこかに記載しなくてはなりません。市販のカードには印刷されています。特に決められた文言はありませんが、「貴局との交信を証明します」 英文の場合は「Confirming Our QSO」というのが一般的です。正確なデータが記載されたカードでも、この文言が無ければ交信証としては無効となります。自作カードやタックシールには、この文言が書かれていないことが多いようです。






3.交信年月日(DATE)
QSLカードの日付は西暦で記入するのが国際的な慣習です。時々、元号で書く人がいますが、受け取った局は困惑します。これは個人の思想とは関係ありません。あくまでも整理の都合上、西暦の方が分かりやすいからです。どうしても元号で書きたいという人は、昭和63年、平成11年のように元号名をハッキリ書いてください。単に63とか11と書いている人もいますが、「西暦の略」なのか「月」なのか「日」なのか曖昧です。しかも外国宛に日本の元号で記入するなどは論外です。
記入方法ですが、日本の社会では「年・月・日」の順に書くのが一般的ですが、アメリカ式では「月・日・年」となり、ヨーロッパ式では「日・月・年」となります。ですから、たとえば「1.10.12」と書いてあったとしたら考えられる日付は、2001年10月12日、平成1年10月12日、あるいは10月1日か1月10日か12月10日か、はたまた平成12年10月1日か・・・・・・・・。
必ず年度は西暦4桁で、略す場合は必ず「’」を付けて「’99」のように記入します。月はJan、Feb、Marのように英語の略をおすすめします。こうすれば順序がどうであれ「年・月・日」の区別がハッキリ分かります。
あらかじめQSLカードに、Day(日)、Month(月)、Year(年)と別々の欄を設けておけば、数字を記入するだけで日付がハッキリわかりたいへん便利です。
英文 略記 英文 略記
 1月  January  Jan.   7月  July  Jul.
 2月  February  Feb.   8月  August  Aug.
 3月  March  Mar.   9月  September  Sep
 4月  April  Apr.  10月  October  Oct.
 5月  May  May.  11月  November  Nov.
 6月  June  Jun.  12月  December  Dec.




 

4.交信時刻(TIME)
交信開始時刻を24時間制で、「12:34」のように記入します。日本国内宛にはJST=Japan Standard Time(日本標準時)、外国宛にはUTC=Coordinated Universal Time(世界協定時)で記入します。UTC=JST−9時間。UTCでは日付が前日になる場合(日本時間の午前9時まで)がありますので注意が必要です。
また、GMTと書いてあるカードもありますが、これはグリニッジ標準時でUTCと同じです。(厳密には数秒異なる為、現在GMTはほとんど使用されない。)
市販カードには、JSTとUTCの文字が両方印刷されてあるものが多いので、どちらかをチェックするか抹消してください。抹消忘れやなにも書いてないカードがけっこうあります。
時々、「12:34J」のように書く人がいますが、これはJSTとは意味が異なります。時刻の後にローマ字を書くと、ZをGMTの基準とする表記方となってしまいます。多くのハムが利用しているログ管理ソフト「ターボハムログ」の画面が12:34Jのように表示されるので、そのまま書いてしまうのではないかと思われます。JST自体が略なのですから、それ以上略さないでください。

相手からもらったカードと時間がズレている場合がよくあります。ログにはつながった瞬間の時刻を記入する人もいれば 交信成立した時点にする人もおりますので、数分の微妙なズレはよくあることで問題ありません。しかし、なかには10分以上異なるカードをもらうこともあります。電子ログ使用でパソコンの内蔵時刻が狂っているケースも考えられますから、運用前にはパソコンの時刻もチェックしておいてください。アワードによって、照会した際の誤差の許容範囲が決まっています。10分以内のものもあれば30分以内ならOKとするものもあります。10分以上になると不都合になるケースがありますので、常に正確な時計を備えておいてください。

 





5.RS/Tレポート
ここには、ログの記載通りに相手局のRSTレポート(相手局に自分が通報したRSTレポート)を記入します。
R (Readability=了解度) 5〜1・・・
QSLカードで「1」は(交信不成立なので)ありえない。
S (Signal Strength=信号強度) 9〜1・・・
リグのメーターの値は参考程度にし、耳で感じた値でかまいません。
T (Tone=音調) 9〜1・・・
CWのみ。
電話での交信は「59」のように2桁となり、電信(CW)の場合のみ「599」のように3桁となります。
市販のカードにはあらかじめRSTと印刷されてあり、電話の場合は厳密にはTの文字を抹消したほうがよいのですが、2桁ならRSで3桁なら電信のRSTだということは分かりますので、Tを抹消していないから無効ということはありません。
日本語表記の市販カードには明瞭度と書かれたものが多いですが、これは正しい表現とはいえません。
時々、「59+60」とか「59プラス」あるいは「59オーバー」と記入しているカードがありますが、S(信号強度)は1〜9でそれ以外はありませんので余計なことは書かないでください。リグのメーターのことだということは分かりますが、メーターの値は参考程度にして、自分が耳で感じた値でよいのです。
R 了解度 [Readability]
  了解できない
  かろうじて了解できる
  かなり困難だが了解できる
  実用上困難なく了解できる
  完全に了解できる
  
  S 信号強度 [Signal Strength]
  微弱でかろうじて受信できる信号
  たいへん弱い信号
  弱い信号
  弱いが受信容易
  かなり適度な強さの信号
  適度な強さの信号
  かなり強い信号
  強い信号
  きわめて強い信号
  
  T 音調 [Tone]  (電信通信用)
  極めてあらい音
  大変あらい交流音で、楽音の感じは少しもない音調
  あらくて低い調子の交流音でいくぶん楽音にちかい音調
  いくらかあらい交流音で、かなり楽音性にちかい音
  音楽的で変調された音色
  変調された音。少しピューという音を伴なっている
  直流に近い音で、少しリプルが残っている
  よい直流音色ですが、ほんのわずかリプルが感じられる
  完全な直流音
   






6.周波数(BAND)
交信した周波数を「51.08」、「145.10」、「433.12」のようにそのまま記入してもかまいませんが、記入欄をBANDとして「50」、「144」、「430」というように周波数帯で記入すればよいのです。
記入欄がBANDまたは周波数となっている場合、
必ずMHzのように単位を付けてください。単位を付けないと、例えば「10」と記入した場合は、10MHz帯と10mバンド(28MHz帯)のどちらとも取れることになります。さらに KHz、MHz、GHz等の単位を間違えないよう注意してください。
間違いではありませんが、6m、10mのように周波数をメーター表記するのも紛らわしいので、MHzでの記入をお勧めします。

要するに、
#データの記入欄が「BAND」または「周波数」となっている場合は、記入する数字の後にMHz(メーター表記したい場合は小文字でm)という単位を付けてください。
#データの記入欄が「MHz」となっている場合は周波数帯の数字を記入すればOKです。記入欄がMHzのところにメーター表記の数字を書き込むと混乱の元ですので要注意です。


クロスバンドの場合は「UR 144 MY 430」又は「144×430」のように記入します。
衛星通信の場合は、アップリンク周波数(↑)とダウンリンク周波数(↓)を記入します。使用した衛星名は備考欄にでも書いてください。

 

 





7.電波型式(MODE)
通常は同じ型式ですから、「2WAY」又は「2×」(お互いにという意味)として、「FM」、「AM」、「SSB」、「CW」のように記入します。
局免許に記載されているF3、A3、A3J、A1・・・と記入しても間違いではありませんが、これは古い表記方で日本国内しか通用しません。新しい表記方ではF3E、A3E、J3E、A1A・・・となりますが、これもピンときません。やはりFM、AM、SSB、CWが一番わかりやすいでしょう。
クロスモードの時は「2WAY」の文字を消して、「CW×SSB」のように記入します。この場合、先ほどのクロスバンドもそうですが、習慣的に相手のモードを先に書きます。又は相手を上に書いて自分の方を下に書きます。

お知らせ

2004(平成16)年1月13日からアマチュア局も電波型式が新表示になります。F3、A3J、A1・・・ではなく F3E、J3E、A1A・・・というような3桁の記号になります。よってF3、A3J、A1・・という古い表記は記入しないようにしましょう。新表示で記入してもよいのですが、従来のFM、SSB、CW・・・という表記であれば変更することもありませんし、混乱することもないでしょう。

さらに今回の改正で免許状には、従事者資格や付属装置の有無などによって「一括記載コード」というものが採用されます。これも4VA、3HA、2HC・・・というような3桁の記号ですが、これは、あくまで免許状の記載を簡略化するためのもので電波型式そのものを表すものではありません。しかも日本独自のもので国際的には通用しません。混乱も予想されますので、QSLカードには“一括記載コード”は絶対に記入しないようにしましょう。一括記載コードは電波型式ではありませんので、一括記載コードを記入するとQSLカードとしては無効となります。


 




8.自局のコールサイン
自局のコールサインは、ほとんどの場合あらかじめ印刷してあると思います。カードを作成する際にはなるべく大きくて見やすい文字にしてください。レポートの文字より大きくしたり太字にすると分かりやすくなります。
それから、
できるだけレポート面に書いてください。裏面でも書いてあれば有効ですが、ひっくり返さないと誰のカードだか分からないのはたいへん不便です。さらにデザインが凝りすぎて読めないのも困ります。








9.運用者の氏名(OP)
オペレーター名もあらかじめ印刷している場合が多いと思います。次の運用場所もそうですが、表記は日本語でもローマ字でもどちらでもかまいません。当然、外国宛にはローマ字表記でないとわかりません。国内では日本語表記のほうがよくわかります。両方併記するのが一番良いのですが、印刷してもらうと追加料金が必要だったりします。各自の運用状況に合わせてカード作成するとよいでしょう。でも最近はパソコンが普及して各自がプリンタで印刷できるようになりましたので、レポートと一緒にOPやQTHも自分で印刷するなどの工夫もできます。
また最近、「QRA. 山田太郎」のように印刷している人がけっこういますが、
QRAは局名=コールサインのことであって、人の名前ではありません。記載事項でも交信中の用語としてもQRAという表現は使用しないようにしましょう。







10.自局の運用場所(QTH)
通常は自分の居住地が設置場所又は常置場所となり、それをカードに印刷してあるか、ゴム印等を押すと思います。移動しない局(固定局)はそれだけでOKです。
移動する局が移動運用した場合は、必ず自局の移動地を記入しなければなりません。
移動地を書かないと常置場所で運用したことになってしまいます。
移動の記入方法は、自局のコールサインの後に斜線「/」を書いてエリア番号と移動地を記入します。例えば私が大和市内で移動運用したら、「7L4CWL/1.神奈川県大和市」のように記入します。
自局のコールサインはあらかじめ印刷してあって後のスペースが狭い場合が多いので、移動地は備考欄に書いてもよいし、下の余白部分に書いてもよいのです。必ずどこかには書いてください。
備考欄や余白に書く場合、ただ「大和市移動」だけでは誰が移動したのか分からないので、「自局移動地=神奈川県大和市」又は「当方移動地:神奈川県大和市」というように自局の移動であることがハッキリわかるように記入してください。
移動地の記入は「/1」のようにエリアナンバーのみでも有効ですが、相手がアワードに使用することを考えて、市町村名までは書くようにしてください。さらに、JCC/JCGコード、判ればGL(グリットロケーター)も記入すると親切です。

JCC/JCGナンバー、GL(グリットロケーター)、ZONE番号の記入は任意ですが、QSL専門の印刷業者ですと裏の写真面にサービスで印刷(番号は自分で調べる)してくれるところが多いので利用するとよいでしょう。

JCC/JCGナンバー(市郡区番号)はこちらJARLのページで確認できます。
GL(グリットロケーター)は地図サイト等で緯度・経度を調べて、それを2つの計算式から割り出すことができます。
GLの詳細と計算式は
こちらJARLのページをご覧ください。
緯度・経度を入力すれば
GLを割り出してくれる便利なサイト(米国連盟ARRL)もあります。
ZONEは"CQゾーン"と "ITU ゾーン"がありますが一般的に"CQゾーン"が利用されます。CQゾーンだと日本の場合は 25(JD1を除く)となりますのでカードには"ZONE 25"と記載すればよいでしょう。


海上移動は、マリタイムモービル(Maritime Mobile)・・・・ 7L4CWL/MMのように記入。
上空移動は、エアロノーティカルモービル(Aeronanutical Mobile)又はエアーモービル・・・・ 7L4CWL/AMのように記入。
海上と上空にはエリア番号がありませんので、エリア番号や市町村名の記入は不要です。かわりに緯度経度で表示すれば一番よいのですが、参考情報として、東京上空、東京湾横浜沖、三浦半島沖のようにだいたいの地域がわかるように書いてもよいでしょう。







 

11.カード発行者のサイン
通常はオペレーター、マネジャーが発行する場合はマネジャーの自筆のサインが必要です。
QSLカードが本物である証明としてサインをするのは世界共通のルールです。その中で日本だけがサインをする習慣がありません。
自筆のサインが無いと、QSLカードは無効となります。
日本だけの慣習として印鑑を押している人も多いですが、これは単なるスタンプであって外国には通用しません。サインは本人でないとできませんが、印鑑は他人が押すこともできるし、簡単に偽造や複製もできるし、100円ショップにも売っているし・・・・何の証明にもならないというのが国際的な常識です。べつに印鑑を押してもかまいませんが、押したい人はサインの後に押すようにしてください。
運用者の氏名が印刷やゴム印でなく自筆の場合はそれがサインの代わりにもなります。クラブ局(社団局)のカードにオペレーター名記入欄を設けて、そこに自筆で名前を記入すれば、それもサインの代わりになります。
サインは日本語でもローマ字でも何でもOKです。公的な書類のようにフルネームである必要もなく、姓のみでも名だけでもイニシャルでもニックネームでもOKです。
日本国内であればサインがなくても無効扱いにされることは少ないと思いますが、
QSLカードは世界共通のものですから、必ずサインをするように習慣づけてください。


以上がQSLカードの必須事項であり、一つでも間違い、記入もれ、チェック忘れ、抹消忘れがあれば交信証としては無効となります。
また、書き間違えたときは絶対に訂正しないで新しいカードに書き直してください。必須事項を訂正すれば、それも無効カードとなります。修正液を使用しても、訂正印を押してもダメです。だからといって鉛筆のような消せる筆記具を使うのも好ましくありません。

また、最近はパソコンのプリンターで印刷する人が多いと思いますが、JST/UTCとか家族共用のカードで複数のオペレーターをチェックする形式の場合に、印刷位置がずれて、チェックマークが中間になっていることがあります。極端なズレは無効カードとなる場合もありますので、印刷ズレやフォーマットの設定ミスには注意してください。







参考情報
その他の参考情報の記入は任意ですが、記入欄がある場合は空欄にするより簡単にでも記入した方が印象も良いはずですし、なにより相手局が参考になります。
RIG(無線機)
使用した無線機を記入します。市販品の場合は、IC−375、TS−690Sのように型番を記入するだけでメーカー名も含めてすべて分かります。自作の場合は「自作」と記入し、終段等も記入するとよいでしょう。
OUTPUT(出力)___W
運用時の出力を「10W」、「50W」のように記入します。
INPUT(入力)となっている場合は終段入力を記入します。(アンテナ入力ではありません。)
無線機の電力効率は、終段の種類や周波数により異なりますが約50%となりますので、10W機なら約20W入力、50W機なら約100W入力となります。
現在はOUTPUT(出力)で記入するのが一般的です。

ANT(空中線)
使用したアンテナを記入します。モービルホイップ、GP、DP、5エレ八木のように簡単でもよいし、8/5λ7段GPのように詳しく書いてもよいでしょう。市販品の場合は型番でもかまいません。
地上高(mH)
アンテナの地上高を「10mH」のように記入します。海抜ではありません。地面からの高さです。GPアンテナ等はトップの高さではなく給電点の高さです。
RMKS(備考)
移動地、コンテスト名、QRP・QRPp運用、その他特記事項など何を書いてもかまいません。特になければ、「今後ともよろしくお願いします」など簡単な挨拶を書いてもよいでしょう。ただし、昔流行した「154649」(以後よろしくの語呂合せ)のようなことはやめてください。


その他市販カードによくある項目
(No. ___)又は(QSL#   )
自分が発行するQSLカードのナンバーです。番号をつけていない人は書く必要はありません。
通し番号で書く人が多いですが、99−001とか430−001というように年度毎やバンド別に記入している人もいます。要するに自分が整理しやすい番号でよいのです。
TNX FB QSO.
「すばらしい交信ありがとう」という意味です。交信内容がどうであれ、そのままでかまいません。
PSE QSL TNX
通常は、PSE QSL(QSLカードを発行してくださいという意味)に下線を引くか丸を付けるか、TNXを抹消します。
すでにカードを受け取っている場合は、QSL TNX(QSLカードありがとうという意味)に下線を引くか丸を付けるか、PSEを抹消します。


追加事項(任意)

電子メールアドレスや自分のホームページを持っていれば必要に応じて余白部分に記入してもよいでしょう。

発送日・・・・・最近QSLビューロの遅配が目立っています。島根のビューロに移ってからは国内でも半年以上遅れることがよくあるようです。だから、自分は間違いなく発送したという証明の意味で、カードの隅にビューロへの発送日または印刷日を記入しておいてもよいでしょう。









QSLカードの記入例

▲一般的な書き方。必ず自筆のサインをする ▲自分が移動運用した場合は必ず移動地を明記。Rmks欄でもよい。
▲相手の移動地を書く場合は、相手と自分の区別をハッキリ明記する。(相手の移動地は書かなくてもOK) マネジャー経由の場合は、転送枠にマネジャーのコールサインを記入し、前にViaを記入する。
▲ヨコ型のカードも書き方の基本は同じ。
コールサインが6桁より少ない場合は左詰に記入。
QRP明記はコールサインの後に。書けない場合はRMKS欄のみでOK





SWLカードの書き方 QSLカード豆知識