安芸川情報2025年 本年度アクセスカウンター

漁業組合 芸陽漁業協同組合 管理河川 安芸川、伊尾木川全域(二級河川) TEL0887-34-1017

種類&放流量  放流予定 合計-,---kg  全量 高知県内水面漁連

前年度放流実績 安芸川 -,---kg 高知県内水面産

漁期   6月1日〜10月15日 12月1日〜12月31日

遊漁料  年券¥8,000円 日券 ¥3,000円(現場購入2,000円プラス) 両河川とも漁券は共通 -月--日漁協確認

ポイント
安芸川
  観音淵(井ノ口山田橋)より上流で支流の畑山川、張川を含む全域。

河川情報 6月1日解禁

1月30日(木曜日)

 今季の鮎の孵化した仔魚の流下調査結果です。

写真上左は11月21日の調査では過去に経験がない

ほどの採捕結果で、何度も容器を振り確認しまし

た。写真上右は12月12日で前回に負けないくらい

の採捕結果で容器の向こう側が見えない状態でし

た。1月30日調査は産卵場周辺が渇水で干し上が

り調査は出来ませんでした。今年試験的に川鵜、

鷺対策として設置したカイト鷹(写真下)の効果も

有ったのかなと思える状態ですが今季は11月3日

と26日の降雨で河口まで繋がった出水で大半の鮎が下った事にも助け

られ大量の産卵魚が産卵し仔魚になり海に下っていきました。この仔

魚は卵から孵化したばかりで自力で泳ぐ事はできず川の流れに任せて

海まで降り海岸沿いで越冬し春に川に遡上してきます。この状態だと

来年の遡上鮎は大いに期待出来そうですが、昨年の調査で多くの仔魚

が確認されてましたが、昨冬の四国地方は海水温が高く海岸沿いで越

冬中に大半が死んでしまったようで、それに遡上時期の小雨も重なり

遡上鮎が皆無状態で解禁当初の貧釣の釣果に表れました。昨今の異常気象で今冬の海水温によっては昨年の二

の舞になる可能性もありそうです。

3月28日(金曜日)

 今年初めて河口に繋がって半月ほどは河口まで繋がって流れるほど

の一番の出水となりました。28日2時の時間雨量58mmを筆頭に総雨量

187mmと待望のまとまった雨が降ってくれました。写真は朝6時の横瀬

の出水の状態です。この出水で河口や港内でたむろしていた稚鮎たち

の遡上が一斉に始まります。昨年は流下仔魚が多く大きな集団の遡上

が見られそうです。昨年、壊れていた栃ノ木堰の魚道も改修し遡上し

やすくなっていて、問題となっている川鵜対策として各魚道や川鵜が

漁をする場所にはテングスを張り巡らす予定で、少しずつですが鮎の保護として対策が出来つつあります。

4月13日(日曜日)

 今年2回目となる増水となりました。昨日22時〜今日12時までの間

に総雨量106mmの降雨を記録し、赤濁りではないですが河口まで繋が

りました。まだまだ沢山の天然鮎が河口周辺や港で確認されているの

で遡上が期待できます。今後の周期的な降雨が望まれます。前回の出

水では瀬切れ直前で河川内の建造物で遡上が阻まれた為に天然鮎が水

たまりで全滅の目に遭いましたが、今回からはそのようにならないよ

う県に河川内の建造物の改良を確約して貰ってあるだけに、建造物の

早々の改良を催促し前回の事のような繰り返しが起こらないよう願うだけです。

5月2日(金曜日)

 昨日の24時から今日の7時まで総雨量63mmの降雨が有り26pの水位

が上昇(写真)し、濁りは薄濁り程度で瀬切れ直前だったので遅れてい

る天然遡上が期待出来そうです。4月30日に正田堰の魚道の遡上状態

を確認に行ってましたが、遡上時期である4月上旬まで超渇水で河口

まで繋がる増水してもすぐに干し上がる状態を繰り返したので栃ノ木

堰から下流は放流を断念していて、この周辺で見かける鮎は天然物だ

けですが、残念に遡上鮎は確認出来ませんでしたが周りの石は黒く綺

麗に磨かれていました。

5月17日(土曜日)

 前日23時から雨が降り始め、ピークは5時に26m、8時まで10mmを超す

降雨が有り赤濁りの増水となりましたが、前回と同等クラスの増水で

したが、夕方には笹濁りより少しキツい濁りまで澄んできていて、明

日には澄んでくるでしょう。4月の降雨から瀬切れする事も無く河口ま

で繋がっており、降雨が遅くて天然遡上が心配されましたが魚道の改修

も手伝って足止めされる事は無く順調に遡上して、先日の潜水調査では

長河原で確認出来ています。残念ながら上流域は魚影が薄く天然遡上が

順調に遡上すれば十分楽しめそうですが7月以降になりそうです。

5月22日(木曜日)

 昨日から総雨量85mmの降雨が有りました。適度の降雨で4月中旬以降、

今のところ瀬切れも無く河口まで繋がっていて天然遡上の本体も、たび

たびの増水で、この河川の最下流に設置されてる正田堰で大量の鮎が高

水の為にとどまって居るようです。サイズは小さいですが水量が減れば

一気に上流向けて遡上するものと思われます。まだ川相が変わるような

出水や石垢を流しきるような川幅いっぱいの増水は無く増水待ちですが

自然の生業に任せるしか有りません。

5月25日(日曜日)

 昨日からの降雨で総雨量169mm、20時に時間雨量59mmと今年最大の降

雨量となり増水となりましたが、川相が変わるほどの川幅いっぱいの増

水とはなりませんでした。濁りも赤に堀では無く今夕にも笹濁りのなる

くらいの濁りでした。流心の石垢は流されたとは思いますが、大石の裏

や緩い瀬は残ってると思われます。写真は横瀬から上流の冨家橋&山田

橋を望んでいます。増水が周期的に有り良い傾向にあり、このまま推移

すれば解禁日には楽しめそうですがサイズは小さそうです。

6月14日(土曜日)

 天気予報が今回は当たったようで県下的にまとまった降雨が有りまし

た。朝6時から翌日の2時までに14日24時の時間雨量26mmをピークに総雨

量232mmの降雨が有り赤濁りになりました。写真は横瀬から上流の冨家

橋&山田橋を望んでいます。天気にもよりますが日が差せば週半ばには

竿出しできそうです。今年は渇水で瀬切れが4月中旬まで続き遡上が遅

れた為に、この降雨は鮎たちにとって遡上を助ける恵みの降雨となり、

はたまた大きく育つ期間が出来ました。最近は周期的な降雨により瀬切

れは解消され今後の望みが出てきました。

6月17日(火曜日)

 先日の14日の増水以前に居た鮎は遡上してしまい見えてなかった稚鮎

が多く見受けられました。場所は丸山にある正田堰の左岸側に端に設置

されている取水堰の余水の排水溝の落ち込みで、遡上にチャレンジして

いるのですがジャンプしても遡上できない高さで、流されても流されて

も何度もチャレンジしてくる姿が健気で網で掬って堰の上段にとは思い

ましたが、網使用は掬いタモとはいえ漁法で解禁になって居らず断念、

見守る事に。右上の黒い部分が稚鮎で肩を寄せ合って押しくらまんじゅ

うをしていると言う表現が当てはまります。魚道は今、水量が多く遡上が困難なようで減ってくると遡上出来る

ようになるので、それまで待つ事にしました。この魚道には案山子とカイト鷹が設置されており、鵜や鷺には一

定効果があるようです。今年の安芸川は四月中旬まで瀬切れで遡上出来なかった鮎が遡上してくれてます。

なお、丸山周辺は先の増水で石垢は流しきられて居るようで白川で、辺に少し残り垢があるような状態でした。

7月3日(木曜日)

栃ノ木堰の上段から尾川川合流点の間に30匹ほどの天然遡上と思われる鮎が一面にたむろしていた動画です。

右記のLINKをクリックして下さい。 

7月14日(月曜日)

 大荒れの天気予報が大当たりで県下的には県西部を中心にゲリラ的な

大雨が降りましたが県東部はたいしたことなく被害も無しでした。

観測地点の畑山の押谷では総雨量118mmで瀬切れが解消され一息つきま

したが、リセットするほどの出水ではありませんでした。写真は15日5

時30分の横瀬から上流の冨家橋を望んでますが笹濁りで16日には澄んで

きて釣行は出来そうで、この降雨の増水で今月上旬に放流した成魚(80g

/匹)群れから散り、これから掛かってくれると思われます。まだサイズ

は小さいですが遅れていた天然遡上も落合辺りまで遡上をしており、これから楽しめそうです。

放流詳細2025 情報2025 河川情報 高知の鮎友釣り 累計アクセスカウンター