通天閣
暖冬の予報を裏切り今年の冬は寒い日が多い。
例年の次女の出張で毎日猫2匹と亀の世話をする日々がやって来て
天王寺で出来ることはスケッチくらいのものだったから通天閣でも描こうかと思った。
公園から見る通天閣は空が広すぎて絵にして作らなくては平凡そのものと実感。
その翌翌日は映画「おとうと」を観た。通天閣が迫ってくるように効果的に出てきた。
さすが山田監督と唸った。吉永小百合が病気の弟、笑福亭鶴瓶を訪ねてくる大阪、
西成のまさに目と鼻先のアポロビルの映画館で観たのでより画像が身近に感じられた。
姉と弟の物語だが借金を取りに上京する派手な女性や、行き倒れの人を介護する
ボランティアやホスピスの人々がとてもリアルで強く印象に残った映画だった。