心合寺(しおんじ)山古墳の桐の花
水彩、6号
前方後円墳の斜面にすっくと立ち上がる
桐の樹。その花が満開と聞いて
5月の始めに訪ねた。
(八尾市)
この桐の樹齢が何年かは不明。
古墳が国史跡に指定された1966年には
すでにあったという。
古墳の前は大きい堀(池?)でそこに映り込
む樹影も美しかった。
池越しの桜の樹の陰に入って夢中で描いた。
幸せな邂逅だった。一期一会という
言葉が自然に思い浮かんだ。
日本の春、何て素敵なんだろう。