ジムカーナ復帰編”ライセンス取得編”
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3/1(金)  まだどうするかは決まってないのですが、先にも書いた様に、ライセンスを取ってどこかのイベントに出ようかな、という思いが少し出てきています。ライセンスを取る取らないは別にして、少し準備をしておこうかなと思い始めてきました。ライセンスを手にするまでには少し時間がかかるでしょうからね。
 そんなわけで、ライセンス取得へ向けて少し動き始めたので順を追って、経緯を報告します。

 まず、ライセンス取得方法を調べてみました。JAFとか、JMRCとかいう名前がつくジムカーナイベントに参加する場合に必要になるB級ライセンスについてですが、取得の方法は以下の3つがある様です。
1)B級ライセンス講習会に参加
2)モータースポーツクラブに入会して推薦してもらう
3)クローズドイベントに参加して申請
 まず1)の方法ですが、以前にライセンスを取得した時は、この方法を取りました。講習会費や申請費などで、おおよそ2万円前後が必要ですが、2時間程の講習を受ければライセンスがもらえますので、ある意味一番簡単かもしれません。また、競技の心得や規則なども教えてもらえるので、未経験の場合はこれが本来一番良い方法かもしれませんね。確か、競技規則が掲載されている書籍ももらえるので、非常に有効と言えるでしょう。
 しかし、私の場合、一度は講習を受けたことがあるので、少し無駄があるかなと思っています。お金もかかるしね。

 で、2)の方法ですが、JAFに登録されているクラブに所属して、そのクラブからライセンスを推薦してもらう方法があるそうです。クラブの先輩から競技について教わることができるので、これも一つの手ではありますね。気に入ったクラブがあるのなら、そこにお世話になるのも手かもしれません。
 しかし、この推薦にも申請費以外に推薦費として1万円前後のお金がかかるらしいので、結構な金額になっちゃうらしいです。今現在クラブには所属していませんから、所属して推薦を受けられる信用が得られるまでにも時間がかかりそうですし、しばらくは無所属で行こうかと思っているので、今の私にはあわないかなぁと思います。

 もう一つが3)の方法で、ライセンスの必要のないジムカーナイベントに参加して、出走完走印をもらって、それをJAFに提出してライセンスを申請する方法があるそうです。おおよそエントリー費が1万円弱で、それ以外には申請費だけが必要になるということで、走行もできてこれが一番安上がりな方法だと言えますね。問題は、この方法でライセンスを取得すると、ジムカーナに関する規定やマナーなどの情報を入手しづらいということでしょうか。しかし、こういうことは1),2)問わず本人の努力次第ですので、そう問題では無いでしょう。
 現在の私にはこの方法が一番マッチする気がしますね。講習会で教えてもらう程度のことは知ってるし、値段も安いし。クラブは少しイベントに出てから考えるつもりだし。

 というわけで、ライセンス取得の準備として、クローズドクラスの併設されているイベントにまずは出ることにしようと思っています。
 このあたりのことは、JAFに直接電話して聞いてみましたが、割と親切に教えてくれました。疑問があれば、直接聞いてみるのが良いでしょう。
3/3(土)  というわけで、まずは、クローズドクラスの併設されているイベントに出ることにしました。ライセンスを取るかどうかは決めていませんが、ライセンスを申請できる準備だけは進めておこうと思うからです。また、それなりのレベルのイベントで、真剣勝負することで、現在の自分のレベルも測れますから、まさに一石二鳥です。
 んでは、どのイベントに出るかどうかですが、なんでもいいって訳でもないみたいなんですね。詳しく調べてないのですが、イベントにはJAFが決めた格式みたいなのがあるものと、そうでないものがあって、少なくともJAFが絡んでいるイベントでなければいけないみたいです。ジムカーナイベントならなんでもいいかというとそうじゃないらしいんですよ。とは言っても、ライセンス持ってない人にとってはそんなの知る由もありませんよね。どうやって見分けるかですが、以下の3つくらいがありそうです。
1)B級ライセンス講習付きジムカーナと書かれたもの
2)JMRCと名の付くイベントでクローズドクラスが設定されているもの
3)ライセンス必要なしというイベント(要確認)
 1)はモータースポーツ系の雑誌等に案内が出ていると思います。
 2)はJMRC○○シリーズ(○○には県名が入る)と言ったイベントの中にクローズドクラスが設定されているものがあります。これが対象となると思います。
 3)これも雑誌等に、ライセンス必要なし、と書かれているイベントがあります。これらの中から自分に合いそうなものを選んで、主催者にライセンス取得の対象になるかを問い合わせることになりますね。

 1)でも2)でも3)でも、主催者に必ず確認すべきです。ライセンスを取りたい旨を伝えれば親切に教えてくれるでしょう。少なくともそこで親切に教えてくれないのなら、他を探せばいいわけだし。

 私は、ライセンス申請の準備と、自分のレベルを知りたい、という2つの理由から、2)に当たるJMRCなんとかシリーズのクローズドクラスを狙うことにしました。県シリーズなら、きちんとやってるAクラスとも同じコースで、県のトップレベルとの比較ができますしね。
3/4(月)  JMRCと名の付く県シリーズのクローズドクラスを調べてみました。しかし、どこのJMRC県シリーズがクローズドクラスを併設するかってのが分からないんですね。JMRC自体がWebSiteを公開している場合は、そこを参考にできますが、そうでもない限り、情報の入手は非常に困難と感じました。JAFのページを見ても分からないし。本当に底辺の参加者を増やそうと言う思いがあるなら、今や情報入手の最大のメディアとも言えるWebSiteで積極的に情報発信すべきだと感じますね。いくら全日本選手権の結果を載せても、底辺の人口を増やすのはショップ任せというのには、少し疑問を感じます。こういう思いをJAFに告げるにしても、ライセンスが無いと受けてくれないらしく、ライセンスが無い人を取り込もうという姿勢は感じられませんね。
 と、文句ばっかり言っても始まらないので、具体的なことを考えると、走るなら浅間台か関越と考えていたのですが、そんな中、情報を積極的に提供してくれる感のあるJMRC千葉県シリーズは、初心者にもやさしい、という印象を受けました。従って、こいつが第一候補。他には、ま、知人関係からの情報で神奈川シリーズの情報も入ってくるのですが、日程的な問題や、初心者が情報を入手しづらいということで、却下することにします。他には東京とかもあるんですが、近日中に開催されるイベントは筑波方面とのことで、会場面でやめておくことにしました。
 従って、3/21のJMRC千葉県シリーズ第1戦in ASLを第一候補と考えた訳です。
3/6(水)  ターゲットが決まれば、次は直接電話して聞いてみなくちゃ、と言うことで、第1戦の主催者に電話してみました。確か、2/17頃だったと思います。
 内容は以下の通り。
千葉戦の第1戦に出たいので規則書と申込書を送って欲しい
 とお願いすると、住所と名前を聞かれます。すぐに送るとの回答でした。
ライセンスが無いのでクローズドクラスに出てライセンス申請したいが何か用意するものはあるのか?
 恐らく、JAFに申請するための用紙とかが必要だと思ったんですよね。でも、特に事前に用意するものは無いらしいです。たぶん当日もらえるんでしょう。
過去に全日本戦に出たことがあるけどクローズドクラスに出てもいいのか?
 ちょっと私の場合は特殊で、完全な初心者じゃないんですよね。このサイトでも書いてますが、全日本選手権に記念参戦したことがあります。しかし、JMRC千葉ジムカーナ部会のWebSiteを読むと、過去3年以内に全日本選手権に出たことがある人はだめだと書かれているんです。そんなわけで、聞いてみたんですが、クローズドはとりあえずオッケーだそうです。これが駄目だって言われると、どうしようも無くなっちゃいますからね。
 ということで、資料送付をお願いしたので、後はそれを待ちましょう。
3/8(金)  1週間程で千葉戦の規則書と申込書が送られてきました。確か2/24頃だったと思います。
 中を見ると、小冊子と申込書が入ってます。一通り小冊子を読むところ、クローズドクラスは、参加費9000円、車両は、ジムカーナA車両だけでなく、陸自の車検に通る車なら何でも出られるみたいです。ただし、クローズドクラスに関する記載は少ないので、私の判断は間違ってるかもしれませんが、私の車はA車両規定に合わせてあるので、問題ないでしょう。もし疑問な場合は主催者に問い合わせるべきですね。そして、クローズドクラスはJAF発給の競技運転許可証、いわゆるライセンスを所持しなくても良いと書かれています。クローズドクラスの参加者は、一時的に主催クラブのクラブ員として扱われることで参加が可能となるようですね。
3/9(土)  さて、参加申込書を書いてみましょう。書き慣れていないと割と難しいものですよね、申込書って。親切なことに千葉県ジムカーナ部会はWebSiteに書き方見本を掲載してくれているので、そちらを参考にすると良いと思います。参考までに私が書いたものを紹介しておきます。一つは参加申込書、もう一つは改造申告書です。
3/13(水)  そして申し込みをします。私の知る限りでは、申込書と参加費用を現金書留で期日までに主催者へ送付する方法とるイベントが多いのですが、千葉戦は、参加者の負担を考え、参加費用を銀行振込した後、申込書を主催者に普通郵便で送付する方法を取っている様です。若干書留費用が浮きますし、郵便局になかなか行けないという方も多いでしょうから、これはなかなか良いやり方かもしれませんね。しかし、私は陸の孤島で仕事をしているため、振込みができる銀行に行くこともかなり困難なので、私にとっては、どっちもどっちというところかな。と言うわけで、出張の合間に振込みをして、普通郵便で申込書を送付しました。入金したのは3/4頃、申込書を送付したのは、3/7頃でした。
 後は、ひたすら受理書を待ちます。
3/20(水)  昨日受理書が届きました。ゼッケンは14。同封されているパドック図から判断するに、クローズドのラストゼッケンの様子。光栄ですねぇ。申し込みに不備は無かった様子で、特におとがめはありませんでした。尚、混沌としている2003年シーズンのクラス分けに関するアンケートも同封されていて、当日回収するとのこと。たたき台となるクラス分け案が提案されており、これに対する意見を集めようということみたい。エントラントの意見を広く吸い上げて生かそうという姿勢はとてもうれしいことですね。
 あとは、この受理書と免許証を持って、当日会場へ行きます。ゲートオープンは6:30と結構早めで、出走も早いので、できるだけ早く会場へ向かいたいと思います。
3/24(日)  無事、JMRC千葉ジムカーナシリーズ第1戦クローズドクラスへの参加を終了しました。ライセンスを取るためには、参加するだけではなく、完走する必要があります。このイベントは、慣熟走行と称する練習走行が本番前に1本用意されていますので、初心者にはありがたいシステムかもしれません。とにかく、本番1本目、2本目のどちらかはミスコースせず完走する必要がありますので、ミスコースだけには気を付けて、無事完走できました。
 イベント参戦記は別途執筆中ですので、詳細は避けますが、ライセンスをとるために必要である、完走を終え、主催者から、出走証明印のついた競技運転者(参加者)許可証・公認審判員許可証交付申請書、いわゆるライセンス申請書を頂きました。どんなものかっていうと、表面はこんな感じ裏面はこんな感じ、のピンク色をした1枚の用紙でした。
 これに、必要事項を記入して、JAFに持参、もしくは送付すれば良い様です。ちなみに、証明印を受けてから30日以内に申請しないと、この証明書は無効になってしまうらしいです。  
3/30(土)  ライセンスの申請方法をJAFに確認しました。
 先週、競技出走証明印の入った申請書を入手しましたので、後は申請処理をすればライセンスがもらえるはずです。とある掲示板にて、郵送にて申請が可能ということを聞きましたので、具体的な方法について問い合わせた結果、以下のものを現金書留にて、JAF関東本部の東京支局モータースポーツ係へ郵送すれば良いそうです。
1)出走証明印の入った競技運転者(参加者)許可証・公認審判員許可証交付申請書
2)B級ライセンス申請料現金3000円
3)仮ライセンス送付料現金80円もしくは80円分の切手
 以上で、まずは仮ライセンスがすぐに発給され、1カ月以内くらいに本ライセンスが届く様です。上記3)の送付料は、仮ライセンス送付分とのことで、恐らく、窓口に出向けば不必要なものなのでしょう。本ライセンス送付料は申請料に含まれているとのことでした。
 手順は分かりましたので、あとは決心がつけば申請処理をしたいと思います。
 #って、まだ決心してないのかよ>自分
 
4/2(火)  一応ですね、ライセンスは申請しようと思います(やっとか)。
 申請書を良く見ると、写真の添付が必要と書いてありますので、どこかで撮影してこなければいけません。免許証申請用とはサイズが異なるので、流用できないのが納得いかないところ。
 それと、もう一つ考えなくちゃいけないことがありました。競技者名です。これって、一般的には本名を使うのですが、ニックネームでも登録が可能なはず。折角だから少し名前変えようかとも思うのですが、どうしましょう。
 変な名前にして、もし名前入りのトロフィーとかをもらったら後悔しそうだし、まじめに本名でいくのもなんかつまんないし。はて、どうしたものか。しばらく考えないといけないので、申請は先送りになります(おいおい)。
 
4/17(水)  ライセンス申請に向けて、必要事項を書き込みました。イベントに出て申請書をぺらっと一枚だけ渡されるのですが、書き方みたいなものは特に添付されていません。JAFのWebsiteへ行っても説明は特に見当たりませんでした。そう難しいものでは無いとは言え、慣れない用語が出てくるので多少戸惑いましたが、なんとか書き上げました。
 講習会やクラブ推薦という形を取れば、このあたりの不便さは無くなるのでしょうね。やはりイベントに出て出走印をもらってのライセンス申請というのは多少経験がある人向けということなのかもしれません。
 ってな感じで申請書を書き上げ、週末撮影してきた証明写真を2枚貼り付け、申請料3000円と切手代80円を添えて、現金書留にて発送しました。これが、4月16日でした。
 そうそう、ライセンス名ですが、仕事が忙しくてゆっくり考える暇が無かったというのもあるのですが、やっぱり本名で行くことにしようと思います(なーんだって言うなぁ)。
 
4/22(月)  早速、仮ライセンスが届きました。4月19日のことでした。早いですね。非常に迅速に手続きをしてくれた様です。本ライセンスは4〜5週間かかるとのことで、それまでの期間この仮ライセンスが有効となります。また、健康管理カードと呼ばれる小さな紙とクラブ所属時にクラブへ提出するシールが同封されていました。
 これで、一応ライセンスが必要な競技には出られるようになりました。しかし、やはり写真入りの本ライセンスが早く欲しいところですね。もう少し待ちましょう。
5/24(金)  ようやく本ライセンスが届きました。5月23日到着でした。申請してから1ヶ月強と、ほぼ予定通りでした。カリフォルニアの免許発行に半年待たされたのに比べれば、早いものです。
 サイズは現行の免許証と同程度。仮ライセンスは少し大きくて財布に入らなかったので携帯はしやすくなりましたね。
 このライセンスにどれだけの価値があるのか、少し一歩引いて観察していくことにしましょう。
 

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last modified : 24/May/02
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