古くから世に伝えられ、平安時代に書かれた「和名抄」にも温泉郷として登場します。 約八百年ほど前、宇野七郎源親冶公が、手負いの鹿が温泉で傷を癒やしているのを見て、菊池氏に許し願い、許可を得て湯主となり、発展しました。
「山鹿千軒たらいなし・・・」と唄われるほど豊富なな湯量をたたえる山鹿温泉は、知らず知らすのうちに長湯をしてしまうほど、まろやかで柔らかな肌ざわりです。
山鹿の三大浴場のひとつに数えられた桜湯。
昔の玄関をそのまま残した温泉は、早朝まだあたりが薄暗い内から温泉好きが集まり一日中にぎわっています。
かつては、この位置に、道後温泉に似た建物が立っていました。
右側に見える門は、薬師堂の門です。
豊富な温泉が、湧き出ています。
この温泉を汲んで家庭で使われる人も多くいます。
そのほか山鹿には温泉浴場が各所にあります。