解説集

施肥(せひ)
施肥、つまり肥料掛け。今年の収穫への感謝の気持ちを込めて丁寧にやります。「来年も頑張ってください。」
桃剪定2007
樹はもの申さぬが、がっぷり四つに組むと・・・伸びたい方向、聞こえてきそう。
剪定(せんてい)作業
樹に袋が残っていると、「また袋の中に桃がなるんですか?」って尋ねる方がいますが、違います。
新しい枝の蕾が桃になるんです。
ぶどうの剪定2007
解説する前に作業が終了しそうです。
種無し葡萄と有核(種有り)葡萄は、剪定から真逆の樹体コントロールをします。種無しは「強く!強く!!」導きます。

圃場(ほじょう)
農家は畑や田圃(たんぼ)のことを圃場(ほじょう)と言います。専門用語でしょうか?。他にも園とか、園地と呼ぶ人もいます。
交信攪乱剤(コンフューザーMM)設置(2005.04.21)
完全無害のフェロモン防除剤です。
圃場(ほじょう)内(畑)に害虫の雌のフェロモンに似たガスを約120日間漂わせて、雌雄の出会い(交尾)を阻害します
(アラ、カワイソウ・・・)。「薬で殺さず密度を下げよう!」が目標です。
当産地はこの防除法に平成5年から取り組んでいます。だからどの産地より徹底して殺虫剤を減らします。
人工授粉(じんこうじゅふん)
桃は花粉を作らない品種
(浅間白桃、川中島白桃など)が少ないのでラクですよ。ごめんね。
大量のデンプンに開葯を終えた花粉を混ぜて花粉のない品種の花びら(雌しべ)に吹き付けます。
画像は動力散ぷ粉機といいます。


葯(やく)収集
雄しべの先端を葯と言います。
乾燥して葯がはじけると花粉になります(開葯)。・・・で、乾燥する前の葯をたくさん集めます。
葡萄の結果母枝誘引(けっかぼしゆういん)作業
葡萄新梢が伸びるころとっても強い風が吹きます。
新梢がとばされないように、その基になる枝(母枝)を棚にシッカリと誘引します。

ピオーネ新梢誘引作業(2005.05.23)
房を着けた新梢が風で飛ばされぬよう、房が傷つかないよう・・・大事に大事に誘引します。
房づくりをしよう!(2005.06.01)
桃と葡萄は当園の両輪ですから、どちらも上手に回らないと前に進みません。桃の袋掛けが好きでも、葡萄園の作業が辛くても
(同じことじゃん!)脱走は許しません!
作業前の房 軸(穂)整理 房づくり:先端3cmほどを使う
貯蔵養分(ちょぞうようぶん)
昨年中、落葉する前の葉が枝に栄養を蓄えます(貯蔵養分)。これを無駄に浪費しないために・・・摘蕾、摘果なワケ。
桃の摘蕾(てきらい)作業
開花へのエネルギー浪費を防ぐため及び、着果調整の省力、なにより品質向上のために、ツボミを摘みます。

美味しい桃になるために、9割近くの蕾は、開花前に摘まれます。

収穫U(しゅうかく)
日々収穫が進むということは・・・日々収穫終了に近づくということ。大収穫で嬉しくもあるが・・・残りわずかともなると寂しいなぁ〜。
収穫 2004(しゅうかく)
一年間手塩に掛けた桃一玉の収穫適期は
1日です。2日早いとガリガリ硬く、2日遅いとズブズブ軟らか・・・。その一日を全神経を注いで探すのです。それが桃の収穫です(一品種15日ほど掛かります)
秋季剪定(しゅうきせんてい)
桃は葉っぱを保っている期間のほぼ中間で収穫になります。だから収穫後の樹が藪のようだと来年の花芽への日当たりが悪く、良い花が咲きません。収穫後の手入れもしっかりやります。
2003年秋、剪定(せんてい:枝を切ること)
樹の体調を診断しながら、「この枝は何処に向かいたいのか・・・。何処に収まりたいのか・・・。」 問診しつつ・・・。
矢崎フルーツ園 入口
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