Epilogue

伏見稲荷を出てからは来た道を戻り京都駅へ。堀さん馴染みの寿司屋で夕食となった。確かにネタはよく、特にトロは絶品でした。こんな美味しいものを里美さんは食べないとはもったいない。一度試してみたら?昼食に続いて夕食まで御馳走になり、本当に恐縮です。

今回の旅は一生思い出に残ることと思います。仏像や寺院建築や様々な風景など沢山のものを見てきましたが、やはり一番印象に残ったのは、出会って会話を交わした人たちです。當麻寺の案内のおばさん、奥院の渋柿のような住職、奈良三条通りの土産物屋亀井の愛想のよいおじさんとNHKの聖徳太子の番組に迦楼羅面が出ていたといっていたおばさん、親切に正倉院の秘密の観賞ポイントを教えてくれたお爺さん、などなど、今でもいろんな人の顔が浮かんできます。

そして、何より会社を休んでまで京都を案内してくれた堀さんと、心細やかなおもてなしをして戴いた里美さん、本当にどうも有り難う。久々にお会いすると、お話をすることがたくさんあり過ぎて、要領を得ないものとなってしまいましたが、とても楽しく、充実した時を過ごすことができました。なんだか京都での時間はあっという間に過ぎてしまったように思います。

今度は東京、横浜方面へも是非おいで下さい。またゆっくりとお話しがしたいですね。

Thank you!

補遺
なにか記念に残るようなお礼がしたいと考えて、今回の古寺散策のウェブページを作ってお贈りすることにしました。この製作に結構手間取ってしまい、お礼のメールも差し上げないまま、とうとう今日になってしまいました。私の独りよがりな感想日記のようなものですが、少しでも記念になれば幸いです。

2002年1月6日 15:15


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