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中学生編 弟1話: おとボクの悪夢


♪ エルダー・シスターやるきばこ

  ――姉の中学のセーラー服が届いた


「わぁ〜 ちょっと着てみるね〜」

  箱を開け、その場でさっさか着替えだす姉


「…おねーちゃん、あの、着替えるならさ…」
「なあに?(上機嫌)」

「とりあえず、散らかってる箱とゴミ、かたづけなよ…」


「…(無視)ふふ〜ん♪ どう? 似合ってるかな〜?」

  ――くるり、ふわり


「おねーちゃん…」
「うんうん?(わくわく)」

「脱いだ服、ちゃんとたたんどきなよ…」


「えぇ〜 それより感想は〜?」

「船員みたい」


「まんまじゃん! つまんな〜い
 …あ、そうだ」

  ――ニヤリ

「かーくん、お片付け、手伝ってくれないかな?
 手伝ってくれたら、ごほうびあげるよ♪」

「はぁ… 分かったよ…」 (←逆らえない)


  ――片付け終了


「ふぅ、終わった…
 あ、もう制服脱いだんだ… って何で、制服持ってにじり寄ってきてるの!?

「うん♪ ごほーびにぃ、おねーちゃんの制服、着せたげる!」

「それ、罰ゲームじゃ…」

「い・い・か・ら、じっとしててね〜」

「……」 (←逆らえない)

「あ、そーだ♪ おリボンもつけようね〜」


「…なんか、
もこんなことがあったような…」

「かーくん、似合ってるよ〜♪」
「…ちっとも嬉しくない」






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