エンジンの中にピストンの破片がぁぁぁぁ。
ことの始まり おきゃくはん 「エンジンが止まっちゃって・・・。キックも下りないんですよ・・・。」 わたくし 「・・・。ここ最近なんか変な音とかしてませんでした?。あとオイル交換してます?」 おきゃくはん 「先々週くらいからガチャガチャいってました。なかなか忙しくてオイル交換は・・・」 わたくし 「(ははーん、やっちゃったな)」 ![]() で、こんなかんじ。 車体からエンジンを降ろして、 ケースを分割してみました。 部品の破片がぁぁぁぁ。 え?見づらい? では拡大してみましょう。 |
![]() |
ピストンがぼろぼろです。 ピストンスカート(下部)が欠損してます。 さらにピストンリングもありません!? 耐久性が抜群のスズキ高速メッキ技術 (アルミメッキシリンダー)をもってしても、 これでは堪ったものではありません。 |
![]() |
欠損・脱落部がエンジンの下にいました。 トップリングはそのまま落っこちてます。 オイルリングはぐちゃぐちゃ。 さらにピストン破片もいらっしゃいます。 |
WAO!では全車に納車説明をしっかり徹底しています。
〜オイル交換はしっかりやろうね〜
〜取扱説明書を鵜呑みにして3000km毎なんて思っちゃダメですよー〜
と、言っているのですが、オイル交換時期はユーザーさま次第なので・・・。
クランクシャフトごと交換です![]() |
ええとですね、念を押して書きますね。 (最近の取説のオイル交換記載ページには追記された文言があります) 著しくオイルが劣化するので、通常よりも早く交換をしたほうが良いケースの例。 * 寒冷地(寒冷時)での使用 * アイドリングが長時間になる使用 * 短い距離での使用を繰り返す場合 なぜいけないかは、店長にお尋ねください(バイクを買ってから)。 |