このたびスズキがチョイノリの「改善対策」を実施します。
対象箇所はキックペダルです。
スズキ本社が自ら、ご利用ユーザー様宛てに「案内ハガキ」を直送するそうです。
対策部品は下の写真の通りです。
(左がヤワい部品、右が丈夫な部品)
もちろん費用はメーカー負担なので、お客様に対しては無料です。
他店で買っちゃったチョイノリも、しっかりと対応しますので、お越しくださいね。
ところで、ひとこと言いたい!
スズキが国土交通省に届け出たのが、「平成15年12月10日」。新聞発表はその直後。
その後、メーカー側から販売店にチョイノリユーザーの名簿を募ったのが12月中旬。
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で年を越して1月中旬になっても、まだ各ユーザーさまに「案内ハガキ」が発送されてないんですよ!
届出以降一ヶ月以上が経ってるのに。
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いくら「改善対策(リコールではない:後述)」とはいえ、この対応の遅さはナニ?
え?メーカー批判? そうです。批判です。
こーなると思って、既に当店のユーザーさまには自腹でご案内済みですが。
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まあ、発売当初から、一ヶ月ほど使用するとスグに曲がっちゃうので、このキックペダル貧弱だなぁと思ってましたが。
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ちなみに、対策キャンペーン期間として3月頃まで無料で実施するそうですが、
ひょっとしてその後は実費かかるのか?
改善対策開始日 : 平成15年12月11日 |
不具合の内容 : エンジン始動用キックスタータレバーの締付構造が不適切なため、固定しているボルト・ナットが弛み、ガタが発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該レバーが変形し、最悪の場合、脱落して、他の交通の妨げとなるおそれがあります。 |
改善の内容 : 全車両、キックスタータレバー及びボルトを対策品に交換すると共に、キックスタータシャフトを点検し、セレーション部が破損しているものは新品に交換します。 |
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲 | 対象車の台数 |
BA-CZ41A | チョイノリ | CZ41A-100087〜CZ41A-157837 | 57,451台 |
備考
<リコール>
事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護することを目的とするもので、自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態、又は適合していない状態で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度です。
燃えちゃうとか、ブレーキがとれちゃうとか、ハンドルがとれちゃうとか。
<改善対策>
自動車等が道路運送車両の保安基準に不適合状態ではないが、安全上又は公害防止上放置できなくなるおそれがあるまたはできないと判断される場合で、原因が設計又は製作の過程にある場合に、その旨を国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理する制度です。
<サービスキャンペーン>
リコールや改善対策に該当しないもので、商品性の改善等のために、国土交通省に通知をして自動車等を点検・修理する制度です。