ギヤ(スプロケット)が突然カラ回りしちゃいました・・・。
走行不能だ!
不幸は往々にして突然訪れます。 「あれれ? なんか発進が変だじょ。」 「んん? なんか進まなーい。」 「れ? 全然走らないじょ。うひゃーどーしよー!」 |
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現場から引き取ってきて、もしやと思い前スプロケットを覗いて見ると・・・。 ミッションギヤから出てるシャフトとスプロケットが |
![]() か・ら・ま・わ・り してるー。 |
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(注)チェーンがかかっている小さなギヤは、上の写真で手前に飛び出てるシャフトと6箇所の溝で嵌合(かんごう=はまりあう)しています。 エンジンがかかってギヤを入れてクラッチを繋ぐと、上の写真のシャフトが回転して、ギヤに伝わり、チェーンを介して後輪に伝わります。 |
ちなみに、この写真の上半分が正常(新品)のスプロケット。
「優」ですね。
下半分は今回のクランケから取り外した、異常スプロケット。
「不可」ですね。内側のミゾが、ぐじゃぐじゃになってます。
こうなると、スプロケット交換だけでは済みません。エンジン本体をばらばらに分解して一番奥底のシャフトを交換しなければなりません。
--- 合掌 ---