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☆新型コロナについて


自宅で出来るコロナ対策

手洗い・マスク・集近閉(三密を避ける)は最重要ポイントですが、すでに言い尽くされているのでここではあえて述べません。

☆亜鉛を摂る
味覚、臭覚異常を訴える感染者の報告が相次いでいます。これは感染によって亜鉛が減るためと考えられます。
症例報告では、亜鉛の少ない人が重症化している例もあります。
亜鉛は身体の全ての代謝に関わる重要な栄養素です。普段からしっかり摂る事が重要です。
ALP 180U/L以下の患者さんは亜鉛不足が考えられますので注意してください。
食べ物では貝類に多く含まれますが、毎日貝類も摂りにくいので今はサプリが良いと思われます。
勿論、他のビタミンACDEKやミネラル、タンパク質の摂取も大切です。

☆漢方製剤で免疫力を上げておく。
補中益気湯または十全大補湯を服用し免疫力を上げておくことが特に医療従事者や持病のある方には大切です。

☆口腔ケア
コロナは歯周病菌(ジンジバリス菌)の作るタンパク質(トリプシン様プロテアーゼ)の力を借りて体内に侵入します。口を清潔に保ち、歯周病菌を増やさない事が重要です。舌洗浄、鼻うがいもとても大切です。

☆あいうべ体操
極力、鼻呼吸が出来るように日々あいうべ体操を行いましょう。
口呼吸だといきなりウィルスが気道内に入って来ます。

☆日光浴
紫外線でビタミンDが生成され免疫力があがります。30分程度の日光浴がよいです。

☆糖質を減らす
糖質を減らすと細胞が自分は飢餓状態であると判断し免疫力を上げる作業にはいります。
今こそ糖質を減らすことが大切です。


豆知識

田口文広博士(元国立感染症研究所、元日本獣医生命科学大学獣医学部教授)の研究で豚コロナの論文があります。
これによりますと豚コロナウイルスはヘルペスウイルス(水疱瘡 帯状疱疹 口唇ヘルペス)と似た性質があり、一度感染をして抗体を作っても、体力が落ちて免疫が落ちると再発するとのことでした。
昨今の新型コロナウイルスも一旦退院しても、再度悪化して再入院をしている例が見受けられますが、もしかしたら豚コロナと同じ性質なのかも知れません。
もしそうであれば、日頃から体力免疫力が落ちないようにしっかりと栄養バランスを摂り
睡眠や運動も重視しなければなりません。
このようにまだまだわからないことだらけなのですが、時間と共にわかってくることが増えて行きます。マスコミやネットでは様々な情報が流れますが確実な情報は厚生労働省の公式サイトで確認されることをお勧めいたします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

栄養療法

当院では分子栄養学に基づいた栄養療法(オーソモレキュラー療法)を行っております。
栄養療法は「分子整合栄養医学」に基づいた療法ですが
一人一人の栄養状態を血液検査で解析し、食事やサプリメントで体調を整えて行くオーダーメイドの治療です。
身体には様々な仕組みがありますが、自分の身体でありながら、その取扱い説明書はありません。
しかし、身体の仕組みを知り、栄養状態を把握し補って行けば、その人本来のポテンシャルを発揮出来るようになります。
例えば、ビタミンB3(ナイアシン)やビタミンB6が不足している方で不眠を訴え、睡眠導入剤を服用している場合があります。
こうした場合はこの不足しているビタミンを補うことで睡眠導入剤が要らなくなるといったケースが案外多く認められます。
またビタミンB3(ナイアシン)が不足していて、なかなか眠れずに昼夜逆転し不登校になっていた男子中学生がナイアシンを補うことで昼夜逆転が無くなり登校できるようになったというケースもありました。
さらにビタミンCや鉄分、ビタミンB1を補給することでIQが上昇するという報告も古くからあります。
そして現在新型コロナ感染でパンデミックになっていますが、栄養療法により、自身の免疫力を最大限に上げておくことも大変重要であることはご理解いただけると思います。
では具体的にどのようにすればよいのか等も各自のデータを分析し指導を行っております。
基本的にはビタミンA C D E K 亜鉛 タンパク質が大切です。
自身の栄養状態がどうなっているのか?このままでよいのか?等、疑問をお持ちの方は是非お手持ちの血液検査データを持ってご来院ください。

尚、詳しい栄養療法等の情報は以下のアドレスからアクセスし参考にして下さい。
https://www.orthomolecular.jp/

和久医院和久医院

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