フォールディングバイク・ソサエティ2004 秋の東京

自転車散歩/上野からパレスサイクリングまで


 11月28日、この日は『秋の東京自転車散歩』が開催されるはずでした。
 『秋の東京自転車散歩』は、去年から始まったイベントで、第一回タルタルーガオーナーズミーティングを兼ねたイベントでした。当然参加して、かなり楽しかったので、今年も個人的に申し込んでいました。
 ところが、開催日の一週間半程前になって、主催者側から諸般の事情により中止となりましたとのメールが・・・。参加費なんかは返ってくるので良いのですが、楽しみにしていただけに、結構残念。

 ところが、26日になって大異変。『秋の東京自転車散歩』でシェリフ(グループの道案内兼リーダー)を勤めることになっていたおのひろきさんのサイトで、28日に予定されたコースをサイクリングするという発表が。MLに入っていない私は、直接おのさんにメールして参加させてもらいました。

 28日は朝から快晴、風もほとんどないという天気でした。10時に上野駅に集合ということになっていたのですが、その日は勤めている会社がビルの点検作業で9時から停電する事になっていたので、一度会社に行ってサーバ類の電源を落としてから集合場所に移動しました。
 集合場所に集まったのは総勢17台、BD-1やBrompt、DAHONといった折りたたみが中心で、他にロードやマウンテンバイクが4台とリカンベント(Mistral Delux)が1台、そこに私のタルタルーガが1台という構成です。

 簡単に自己紹介してから出発、まずは不忍池の横を抜けてすぐそばの和菓子屋のうさぎ屋へ向かいます。ところが、不忍池を抜けたところでおのさんにちょっとしたアクシデントが。(大事に至らなくてホント良かったです。浮いた後輪と、顔面から落ちてく姿は後ろから見ていてドキッとしましたよ。)
 うさぎ屋でどら焼き買って次はおいもやさんへ。このおいもやさんという店、有名らしいんですけど、私は知りませんでした。会社がそばだから、何度も前を通ったことあるんですけどねぇ。お勧めは大学芋らしいんですけど、なぜかスイートポテトに惹かれてそれを購入。どら焼きにスイートポテトにと、出だしからこんなに食べてて良いのだろうか。お茶を出していただいたり、全員に芋羊羹の試食を出していただいたりと、お店の方には親切にしていただきました。
 ここでゆっくりとした後、いよいよサイクリングも本番。案内されてたどり着いたのは本所松坂町公園、吉良邸跡です。ここも来るのは初めて。もっと広い場所なのかと思ったら、意外と狭い。壁に覆われた中に井戸や社といった吉良邸にあったものがちょろっとある程度です。でもそれもそのはず、ここは地元町会の有志が史跡を残すために購入して都に寄付した場所だそうです。
 しかし、これだけの自転車が吉良邸に押し寄せてる図というのも、かなりすごい光景かも。

 その後、両国の相撲部屋廻り。大島部屋、井筒部屋、出羽海部屋、友綱部屋と廻りました。といっても外から見ただけですけどね。井筒部屋の前では餅つきが行われてました。

 両国を抜けて木場公園で昼食ということになったのですが、ここでもちょっとしたアクシデント。昼食とするはずだった柿の葉寿司が売り切れておりました。代わりの昼食を木場公園そばのアピタで買って、木場公園に戻ることに。
 ここの駐輪場が、設置されている車輪受けに挟んで自転車を自立させるようになっているんですけど、この車輪受けが、交互に高い位置と低い位置に配置されてるんです。低い位置の方はほとんど埋まっていて、高い位置の方に停めなきゃならなかったんですけど、タルタルーガの前輪だと、高い位置の車輪受けには小さすぎてうまく嵌ってくれないんです。そこで、後輪(18インチのタイヤにインチアップ済み)を車輪受けに挟むという変則技で強引に停めました。それと、Mistralがスーパーの駐輪場に停まっているってのもなかなか。大きく見えるけど、結構停まるもんなんですねぇ。
 木場公園でのんびりとしてから、門前仲町や八丁堀を経由して、パレスサイクリングを行っている皇居まで・・・。そこで解散となりました。

 解散後は、おのさん達が上野まで戻るというので、それに便乗して上野公園まで走って、そこで別れました。
 ちなみに・・・、別れた後で停電復帰後の再起動でトラブってないか確認しに会社に戻ったんですが、案の定サーバが一台死亡しており、再インストールや設定で結局夜まで会社にいることになっちゃいましたよ。

 上野駅を出てから上野駅に戻るまでの距離はほぼ30km、のんびりとサイクリングするには適当な距離でした。
 輪行するのに乗り換え無しで済ませたかったので、行きも帰りも家から10km程はなれた駅を利用したので、トータルで50km強走ったことになりますね。

 今回は一度潰れてしまったイベントが、少し形を変えて復活するという非常にラッキーな事態となり、このサイクリングを企画してくださったおのさんには、ただただ感謝ですよ。

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