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その他
- 消費者金融からお金を借りる前に読んで
「消費者金融 実態と救済」宇都宮健児著(岩波書店)
悲惨な被害に遭わないために
不況の長期化とともにサラ金での被害者は増加し続けている。他方、大手サラ金業の経営者は今年の高額納税者上位百人の中に名をつらねている。宇都宮健児氏は、日弁連消費者問題対策委員長として、この問題にとり組み、被害者救済に尽力し続けている弁護士で、ベストセラー作家宮部みゆきさんは、かつて氏の事務所で働き、その体験を小説『火車』に生かしたことでも知られている。
問題はどこにあるのか。
何よりもサラ金の金利の異常な高さであり、さらにそれを許す二重の法のいいかげんさであり、取り立ての悪辣(あくらつ)さである。
金利は二つの法律によって規制されている。第一は利息制限法であり、上限が元本10万円未満年20%、10万〜100万円未満年18%、100万円以上年15%――これも現在の金利状態を反映しておらず、異常に高い。ちなみにこれは、銀行からの融資が9%程度のとき許された(現在は約2%)ものである。著者によればフランスでは市場平均金利の一と三分の一倍以上は暴利として処罰されるという。そういえば、ドイツ、フランスにはサラ金はない。
第二は、出資法による金利の上限規制である。これはサラ金問題、商工ローン問題が世間をさわがすことによって大きく引き下げられたが、現在年29.2%であり、これを超える金利をとると刑事事件の対象になる。だが利息制限法には罰則がないため、サラ金は二つの法の間の金利――いわゆるグレーゾーンの間、29.2%近くをとる。これで利に利を生ませしぼりとる。
支払いに困る人を見つけ、新しい貸手を紹介して手数料を取る職業。こうして生まれる多重債務者のクレジット・カードでカメラ、パソコン、金券を大量に買わせ、定価の30〜40%で買い取る買取屋。多重債務を整理すると言ってさらにしぼる整理屋――それが、「生活センター」とか「全国労働福祉振興会」「特定非営利活動法人NPO」とかを名のり、悪徳弁護士と結んでいるというのには驚かされる。
泥沼にはまったら、どうすればよいか。この本の第5章を読んでほしい。きびしい取り立てをすぐ止める法、債務の整理法のいろいろ。ともあれ、出る所に出れば、利息制限法以上の金利は、進んで払う意思がなければ払う必要はないことをおぼえておこう。現実には、出資法以上の金利をとっているのが多く、これが明るみに出ると刑事事件になるのでひっこむ。グレーゾーンの間の金利を取っていた場合は、今まで払った金で清算できる場合が多い。ただし、日掛金融は特例で、年54.75%の金利まで処罰されないという。なんたることか。テレビその他でのサラ金広告を中止せよという主張も正論。
私もかつて消費者行政に熱中した時期があった。そして強く感じたのは法の不備、欠陥である。それを知らない人は骨の髄までしゃぶられ、悲惨なことになり、それを知っている人に出会うと救済される。そんな社会でよいのか。一方の法が刑事、他方が民事――そんな法律家の言は庶民とはかかわりない。消費者を一括して守ろうとした消費者行政は、経済企画庁の廃止で影が薄い。
この本は自分のまわりの人を不幸にしないために、多くの人に読んでもらいたい。高校の教育の現場でも生かしてほしい。入試が終れば忘れてしまう知識よりどれほど必要なことか。いんちきな二重法ひとつ改められないで、何が構造改革か。
(毎日新聞2002年6月9日東京朝刊から)
サラ金業者の社員も自分のところから借りたくないといっている。
CMを放送する会社は、自分の家族にも勧めたいと思っているのか。
なお、これに関して、法改正が絶対必要と思うが、私の考えてとして、20%超の金利は債務者側が一方的に無効を宣言でき、返済しなくて良いという法律を作ることに提案する。それとこの法律を学校などで広く周知することを併せて提案する。
(03/3/31)
- ソルトレイクシティーオリンピック
フィギュアスケートで審査員が不正を行ったことから、ロシアとカナダが金メダルをもらうということがあったが、オリンピックを冒涜するものである。審判が不公平であるという印象は他のゲームにも見受けられた。審判が不正をしたり、不公平であったりということでは、ゲームが楽しくなくなってしまう。見るほうもそうだが、何より選手が納得いかないと思う。審判は一般観客・視聴者にしたらよいと思う。あるいは、一般観客・視聴者が審判の判定を無効とする権限を持つようになれば良いのではないか。それから、これが気のせいで無ければよいのだが、白人優位という隠れた基準がるのではないか。抗議に対してもアメリカやカナダなどの意見は通すが、日本や韓国の抗議は握りつぶしたり、対応をなおざりにしているような気がする。世界の人たちが仲良くという、オリンピック精神にのっとり、正々堂々と競技が行われ、審判も公平にやってもらいたいものです。
(02/02/23)
- 仕事と英語
以前、このような言葉を見たことがある。
「仕事が出来るやつは英語が出来ない
仕事が出来て英語が出来るやつは類稀(たぐいまれ)
仕事も英語も出来ないやつは論外」
仕事は出来ないが英語はできるやつというのは載っていなかったが、外務省の人を思い出してしまった。
(01/9/15)
- 営業成績の報奨金に上限
ある会社で営業成績に応じて報奨金を出すことにしたが、これに上限を設けるようある役員が言った。営業の二人は、これを聞いて一人は、会社を辞めた。他の一人は特別異論は言わず残っている。当然のことだが、止めた方が優秀な営業をやる人であった。残った人は、たいしたことないというか平均以下らしい。辞めるべきは訳のわからないことを言う役員の方では?
(01/9/15)
- 警官の発砲制限や追跡中の事故責任の緩和を
警官が犯人逮捕などで発砲したときに、その発砲が正当かどうか厳密にチェックされるようだが、緊急時にそのようなことを判断している時間はないはずである。発砲が遅れたために、自分の身に危険が迫り死傷したということでは、何のための警官なのか。彼らが可愛そうである。同様に、交通違反の車を追跡していて、相手が事故を起こした場合追跡が適当か不適当かなどと議論することは無意味である。違反した側に責任はすべてある。この際、第三者に損害を与えた場合も責任は違反した側にあることを明確にするべきである。そのように法律、規則を整備すべきと考える。
(01/9/15)
- 住民基本台帳より個人情報が流出している
役所の住民基本台帳は誰でも閲覧可能とのことだが、目的を偽って閲覧され、それが名簿業者に回されることを防げない。住民基本台帳の閲覧は通常の目的であれば数人分見れば足りるはずであり、多くの人のデータをメモしているようなケースは、名簿業者かその関係者の可能性が高い。従って、一回の閲覧で見れるものは数人分に限定するとかして、市民のプライバシーが侵害される恐れが無いような措置を望む。また、役所は生年月日はプライバシーと認識していないとか、もし、そうだとすると大変な認識間違いではないでしょうか。生年月日は、プライバシーとして保護されるようにしてください。
(01/9/5)
- 「ザ・ゴール」について
エリヤフ・ゴールドラット著、ダイヤモンド社発行のベストセラーの訳。閉鎖寸前の工場の生産性を向上させる話であるが、長い間日本語への翻訳が許可されなかったとか。会社、工場のマネージャーは必読の書と思う。家庭崩壊を乗り越える話もあり一般の人にとっても読みやすい本である。
(01/9/5)
- 映画パールハーバーは日本を侮辱している
映画パールハーバーは、日本向けはオリジナルからだいぶ変更しているようです。日本での放映に適した形に修正しているらしい。多分日本人に受け入れられらいようなところをカットしているのだと思う。要は金儲けのためなら何でもするということなのでしょうが、何か割り切れない思いです。アメリカ人はパールハーバーという言葉に対して、日本が悪という象徴として捕らえているのではないでしょうか。そういう意味では「愛媛丸事件」に対して特別の感情を持っている人達がいるということも知っておく必要があると思います。なお、映画の中で日本人の感覚からすると違和感のある場面があるようです。
(01/6/30)
米国在住の日本人が見たこの映画の評価として、差別的、反日的であり、上映を禁止せよという記事が「正論」(2001年8月号)にあった。
それによると、この映画監督はロサンゼルス・タイムズ紙に対し、「明らかに邪道で悪事のある戦闘シーンの全ての大虐殺を見せるために、さらに暴力的に描きたかったのだが、それが出しきれなかった」とコメントしているとのこと。
日本がはっきりNOといわないと世界から笑われるであろうといっている。創作がいろいろあるにもかかわらず、歴史的事実と信じ、日本との関係を悪化させる可能性がある。
この映画の中で日本を3時間ずっと侮辱しているものを、日本向けにはセリフを入れ替えて日本に売ろうという魂胆が気に入らない。そんなことが許されますか。日本以外には。日本は悪い国だといっておきながら、日本には単なるラブストーリーだといって売る。これを買う(見る)日本人は馬鹿にされるでしょうね。
この映画はどうも見る価値はほとんど無いと思われる。どれだけ日本が馬鹿にされているか見てみたいという物好きな人なら見るかも。それなら、できれば日本向けでないバージョンで見ることを薦める。
(01/7/8)
- フォードモーターについて
フォードのSUV車「エクスプローラー」とブリジストンファイヤストン(BFS)製タイヤの組み合わせで多発した事故の対応で、フォードは事故の責任は全てタイヤ側にあるとしているが、責任転嫁している。事故調査を拒否しながら、原因が一方的にタイヤにあるとしていることは、けしからんことです。原因はタイヤの空気圧を異常に低く設定したフォード側にあるというのが妥当なところと思う。何故なら、事故後、フォードはタイヤの空気圧の指定を他社の同種の車と同じ程度に上げているからです。このことから、フォード社は、責任を他に転嫁する体質だと思える。このような会社が作る車には、乗りたくない。車の欠陥が原因で事故になったとしても、責任を認めない可能性が高いと思われるからです。
(同文を「問題会社リスト 」に掲載)
(01/5/23)
- 車のテールランプの色について
最近、車のテールランプの色が白っぽいものがあるが、前ではないかと思ったり、バックライトかと思ったりで突然現れるとびっくりして心臓に悪い。新幹線ではないが、後ろは赤というふうに規制をしても良いのではないか。安全性を高めるためにもこういう規制はあって良いと思う。また、ランプに位置が高いところにあるものがあるが目の前にあると、前がよく見えないのでできればこれも避けて欲しい。デザイン優先で安全性を軽視では困る。
(01/4/9)
- メダルに届かなかったオリンピック選手
TVを見ていたら、元、オリンピック選手の話があった。その人はオリンピックで4位という成績であったが、メダルが期待されていたため肩身の狭い思いをしていた。その後、アメリカに行って、周囲は「4位ならすごいじゃない。それも世界で4位よ。どうしてもっとPRしないの」と言われて、自信を取り戻したとのこと。日本はオリンピック選手に期待しすぎではないかと思った。ジャーナリズムの影響も大きいと思う。もっと選手にあたたかい思いやりをもって接するべきと考える。
(01/3/17)
- 外環状道路の早期整備を
車で横浜から関越へ抜けるのに、いつも思うのだが、外環状道路ができればだいぶ楽になるのにと思う。今は、都内を抜けるしかない。外環状ができれば都内の渋滞が無くなり、時間も大幅に節約となりいいことづくめと思う。道路ができることにより家を移らないといけないという人もいると思うが、どうか世の中全体のために計画推進に協力してもらいたい。また、国や地方自治体は保証はしっかりとやる事を示して、断固反対は強制措置の適用をお願いする。
(01/3/17)
- 国道134号線の渋滞解消策を
湘南海岸の国道134号線、いつも大渋滞で改善をお願いしたい。相模川大橋のところ、いつも大渋滞。茅ヶ崎から平塚方面へ行くとき、いつも思うのだが、ここに合流する道路を作るくらいなら、橋のところを最低片側二車線にしないといっそう渋滞に拍車をかけるだけです。いなかの交通量がほとんど見込みのないところに作るよりはるかに効果が大きいと思います。
(00/2/22)
- 車のサイズについて
車を買い換えたいと思うのだが、最近の車はみな大きすぎる。駐車場の関係で今以上に大きな車にしたくないのだが、いまでは下のランク(?)の車でさえ、私の車より大きなサイズになってしまった。
以前は、大きな車は外車、小型車は日本車と思っていたが、今では逆になってしまった。
また、広告に車の大きさのデータが載らなくなったので車庫に入るかどうか分からない。大きさを気にするユーザーのためにも大きさのデータを省略しないでほしい。
(00/2/22)
- 新幹線ダイヤにいついて
上越新幹線の電車増発して。年末に新潟方面行き宣したとき、我々の利用する電車だけすごく混んでいるのに「谷川」、「あさま」などすいている電車を多数出していることに疑問を感じた。需要に応じた本数を出すよう努力してもらいたい。私は燕三条まで利用したのだが、1時間に1本あるかないかという本数しかない。幹線というからにはこの倍くらいの頻度で出してもらいたい。
(00/2/22)
2000年の末、2001年の正月には改善が見られた。今後も同程度のダイヤをお願いしたい。
(01/1/4)
- JR横浜線、菊名駅に快速の停車を
JR横浜線の菊名駅に快速電車を停めてもらいたい。菊名駅は東急との乗り換え駅であり、利用客も多そうですが何とかならないでしょうか。
(00/2/22)

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