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三宅健 「二万七千光年の旅 世紀末の少年」



2000年10月15日(日) 19:00〜??:??
於:渋谷PARCO劇場
【走り書きメモから】
  • 健と山口紗弥加さんの役、現実にステレオタイプがいなくて難しそう
  • 声が枯れてますますバアさんくさく
  • "IN THE WIND"で踊るところはいつもの健
  • オカマの真似、間男の役、坂田利夫のモノマネ
  • 坂本さんが来ていた!!!
    →セリフの変更2か所
    「偽善者か坂本昌行」 「この指は論外」
    ベージュの革シャツ、明るい茶色のサラサラ髪
    ボーリングシャツや雪駄などのダサイ格好は本当はネタで、実は普段着もカッコよかったりして?
  • 大人3人(松澤一之、加納幸和、河原雅彦)のアドリブ舌戦が楽しい。 加納さん最強
  • 各シーンは楽しいんだけど、ストーリーとなると??
    施設の少年の執着が反映する夢の中なのか?
    指とか、妹の死とか、施設の先生とか…
    その前に買った原作をみると、妹を食べた少年の夢の中? だんだん陰惨になっていく。
  • 衣装はずっと普段着。 裏にチェックがついた赤いシャツ(丸山敬太だそうだ)。 ラートや円形、丸い風船
  • 客席に来たけどピンと来ない。 コンサートで見慣れた健でなかったから?

【感想】
  • 幕が開いて暫くは、健は出ず「有名人」や山口さん、太ったオジサンが芝居している。
    後ろでラートで転がる健。
    前半はコミカルなシーンが多かった

  • オカマ言葉で喋ったり、京都弁で喋ったり
    (「若い芸能人も大変ね」ベテラン俳優陣に言われる…精一杯さがにじみ出ているから?)

  • 間男として、布団の上で女性にまたがって腕立て伏せをしたり

  • 「アンデスの聖餐」(20世紀ドキュメンタリーの遺跡)の話が出る頃から、妹の遺体や指について陰惨なセリフが。

  • 最後には、健と山口紗弥加さんが戦って、山口さんが死ぬ。 健は山口さんを抱きかかえて、夕陽らしい赤い光の中へ消えていく。 この時、山口さんは長髪。 実は殺された妹だったのか?

    (山口さんが少年役にもかかわらず髪を切らなかったのは、このため?)

  • 少年役は健以外、ほとんど女優さん。 俳優さんの少年も2人いるけどセリフなし(格闘シーンで健と互角に立ち回るために登場)

  • 健だけがセリフ付きで少年を演れるのだけど、その声、だいぶ皺枯れて、少年ぽいと同時にバアさんみたい。オカマ言葉がよく似合う。

  • いつも(と言っても年に1〜2回)コンサートで見ている健と雰囲気が違うせいか、近くにいるのにピンと来ない
    すぐ横の通路を歩き、自分の前の子供と、後ろの女性の手をとって喋っていたのに。「三宅健」としてでなく「無名人」として喋っていたからかなぁ。

  • ただ一度、"IN THE WIND"を男性陣従えてセンターで踊るシーン、踊っているうちにだんだん表情が柔らかく、目が活き活きして、あったかみを感じさせて。 あ…いつもの三宅健だ、と安心した。

  • 衣装はずっと白タンクトップ、赤のシャツ(裏地がチェック、おもしろい素材)、ジーンズ、ADIDASっぽい昔のバスケットシューズ。 一応、丸山敬太だそうだ。 いつもゆったりめのジーンズしか履かない健だけど、更にジーンズがブカブカで皺が寄っていた。 ハードな生活がしのばれます。



  • そして今日は坂本さんが観に来ていた!
    健の芝居をかなり前で観れただけでも嬉しいのに、5mほど後ろに坂本さんがいるなんて!

  • しかも近くで見る坂本さんは美しくカッコよかった
    よく、芸能人を生で見るとTVより何倍もカワイかったり、カッコよかったりする、と言うけど、ホントにそう

  • 開演直前にお付きの人に伴われて、爽やかな風と共に入ってきた、いかにも芸能人ふうのカッコいい男性が、坂本さんだとは一瞬気付かなかった。 「お笑いV6病棟」や「MステSP」のTVで見た姿はパーマだったのに、明るい茶色のサラサラした短髪だったから。 サングラスもかけていたし。
    消去法で坂本さんだという結論に達するのと、色めき立った周囲の「まーだ」 「坂本さん?」というザワめきとほとんど同時で。

  • キャメル色の革のシャツに黒っぽいズボン。 アイドル誌などで披露するダサイ格好はカミセンにツッコませるためのネタだったのでは?と思うくらいカッコよく見えた

  • 残念ながら自分より後ろの席だったので、ゆっくり見ることはできなかったけど。
    坂本さんが来ていたので、演出でも遊びを。

  • 「そういう人は偽善者か○○と言うんです。」という健のセリフが「偽善者か坂本昌行」になっていた(誰もいないと「井ノ原快彦」らしい)

  • 客席の女性の指をチェックしていくときも、最後に坂本さんの手をつかみ「この指は論外」
    おかげで、この時ばかりは遠慮なく坂本さんを見ることができた。
    健にツッコまれ、嬉しそうにイタズラっぽく健を睨む様子は、TVで見るいつもの坂本さんだった

  • 松澤さんが少年隊の錦織さんの真似をさせられた時は特に、坂本さんのリアクションが気になったが、何せ真後ろなので見えなかった。



  • カーテンコールでの健の深いお辞儀は、ほとんど前屈の柔軟
    山口さんも相当、お辞儀が深い

  • お芝居の途中で、スノッブな夫妻が夜ごとのゴッコ遊びで映画撮影の真似ごとを始める。
    その時カメラに映った影像がスクリーンに映し出される。 ボケてはいるが、やっぱり健、抜群にカメラに愛されているのを実感。 生で近くで見るとちょっとイカツイ顔だけど、カメラを通すと、いつもの三宅健に戻ってカワイくなるのだ

  • それにしても原作を買っておいてよかった。
    開演前に少し読んで
    「ニーチェやキエルケゴールを枕にして眠ってました」とか
    「男のお尻でも結構イケるものなんです」
    「私の場合、心の臓がおかまの形をしていて…」
    など、健が口にするにはかなりアザトいせりふを事前に確認できたし、読み返せばまた健の声が聞こえてくる気分になれる。
    (しかし上のセリフ、別に健に合わせて書き加えられた訳ではなく、もともとこんなセリフがあったとはビックリだ)

    V6の歌でもそうだけど、健の声で語られたり歌われたりすると、なぜか言葉が心に残るのだ。






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