ユニオン 380クラス「パイパー J3カブ」



諸般の事情で、急遽このクラスの機体が欲しくなりました..
ということで、とっても安価だったため、まよわず購入。

位置づけとしては、トイラジのちょっと上をねらった、ラダー練習機で
以前の機体で言えば、280チャレンジャーのようなところでしょうか。

<テクニカルデータ> (メーカーHPより)
●全長/750mm ●全幅/1,000mm●全備重量/約600g
●380系モーターダイレクトドライブ
●ラダー、エレベーター、モーターON/OFFコントロール

フルセット ¥19,800
●機体セット ●フタバ製40MHz3chプロポ
●7.2V-600mAhニッケル水素バッテリー ●AC充電器

実のところ、買う前の情報はこれしかなく、店頭で箱を見ても、これ以上の情報は記載されていません。
メカ類も送信機の写真だけです。詳細は買って箱のテープを切って、開けてみるまで秘密のベールでした。

実際に買ってみると、中の取説では諸元表が違っています。
全備重量は約650g バッテリーは8.4V-1300mAhニッケル水素となっています。
このあたりが、発売時期がずれ込んだ要因でしょうか?

なんにしても、ちょっと重量級です。ダイレクトで飛ぶのでしょうか?
(だから8.4Vになった?)

 

なんにしても、内容物は全部でこれだけです。細かい部品がほとんどありません。
このあたり、かなりトイラジライクなのだなと思います。
しかも、右上のように、工具も入っています。
別途に必要なものは、セロハンテープと送信機用の乾電池だけだそうです。
接着剤はいらないんですね..(どうせ、その後に修理等で必要になると思いますが..)

さて、おまちかねで、胴体の中を覗きます。どんなメカが入っているでしょうか?



( ゜_゜;)!!
標準サーボに、普通のAM4ch受信機..
ほとんど、○商のフェリ○スのフルセットのようです。しかもこちらはモーターダイレクト..
不安が、だんだんと大きくなります。

とはいえ、作らないわけには行きません。取説に従って組立です。
そしておよそ30〜40分後...



あっという間に完成です。
作業は、メカチェック、ステッカー張り、主尾翼等のねじ止め、
各部完成済みの箇所の点検増し締めといった感じだけです。
いやはや、これはホントにトイラジですね..

完成して、重量実測、
660g 
やっぱり、重いです。

さて、完成したところで一つ実験です。
手持ちの4chAM送信機を使って操作してみました。
案の定、モーターコントロールは、カットスイッチではなく、
アンプが入っているようで、モーターコントロールが可能でした。
動きから察するに懐かしの低周波アンプの動きです。
まぁ、ダイレクトなので、効率に目をつむれば、ヨシでしょう。
さすがに、癖のわからない機体をスロットルON/OFFで飛ばすつもりはないので、
4ch送信機を使用するつもりです。フルハイとカットでどのくらい、姿勢が変わるかな?

あと、説明書には書いていない部品が余っています。これはいったいなんでしょう?


正解は以下の通りです たぶん..(^^ゞ



サブマイクロクラスのサーボを標準サーボと入れ替えるためのスペーサーです。
これって、とっても重要なグレードアップパーツだと思います。
なぜ説明書が無いのでしょうか?自社製サーボの広告と一緒に記載しておけば良いと思います。
なんだか、もったいない話に感じるのは、私だけでしょうか?

一通り製作が終わって、思ったことは、
これで、昔のチャレンジャーくらい飛べば、値段からいっても、ものすごいコストパフォーマンスだと思います。
これが、どノーマルで、とりあえずの飛びをするなら、改良していくという楽しみ方も出来ると思います。
軽量化の余地も、上記のスペーサーがあるので、サーボの換装はラクラクだと思いますし、
軽量受信機への換装、プロペラ、アンプの高効率なものへグレードアップなど、
お手軽で、効果的な改良がたくさんありそうです。
RC車なんか、こういうスタンスの商品が一般的にもありますしね。

ただ、それもこれも、素のままでも安全に飛行できることが前提です。
とりあえずは、このままの仕様で飛ばしてみるつもりです。

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