双発ガーデン「YS−11」の紹介
単発機に気をよくして、勢いで手を出したのが、このYS−11です。
スピットファイアの友人も、同時購入でした。
実際に、箱を空けてこの目で見たときは。「でかい」と思ったものでした。
なにせ、スパン1200mmはあろう主翼が、ただスチレンペーパーを重ねて接着した板が「へ」の字に
折り曲がっているだけで、これにモーターが2機取り付いているのですから。
組みあがってみれば、この主翼は、立てかけるだけの剛性がないので、常に水平に
保管するしかありませんでした。話によると、ツインムスタングは主翼がはずせないらしいですが、
どちらがよかったのかは、よくわかりません。どちらにしても保管には気を使う飛行機です。
さて、実際の飛行はといえば、じつにトロイ。双発でプロペラ交流が尾翼にあたらなく、機速も遅いので、
舵の効きがかなり甘いです。自立安定性は、まったく問題ないので、慣れればどうという事はないですが、
普通のRCのイメージよりは大げさな操作が必要になりました。
モーターパワーは、あまりないですが、中スローで水平飛行はできます。
多分人間が走ったほうが速いくらいになりますね。
ということで、ちょっとクセがありますので、本当の初心者が単独で飛ばすのは、
やめておいたほうがいいとは思います。
しかし、飛んで知る姿は、まさに旅客機。もしくは特撮の飛行機と言うべきか...
なんだか、サンダーバード2号のような動きだったりします。
宙返りや、ロールからはまったく無縁ですが、旅客機だと思うと、それほど気にならないもんです。
非常に優雅な雰囲気をかもし出していて、一般の人達からの評判はすこぶる良好です。
危険のイメージから程遠く、またごく小さい子どもにも苦労なく目で追えるスピード。
これで、もう少し操縦性が良ければ、じつにいいパークプレーンです。
気がつけば、1機予備を購入してしまいました。
もっともこの機体も、飛行が原因で壊れる事はあまりなさそうですが。(スピード遅すぎ)
今回も動画を掲載しましたので、興味のある方はどうぞ。
ダウンロード